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公開番号
2025092105
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2023207768
出願日
2023-12-08
発明の名称
車両用制御装置
出願人
株式会社SUBARU
代理人
弁理士法人筒井国際特許事務所
主分類
B60L
15/20 20060101AFI20250612BHJP(車両一般)
要約
【課題】車両の後部座席に乗員が検出されている場合に、後部座席における騒音を抑制する。
【解決手段】車両に設けられる車両用制御装置であって、前輪に連結される第1駆動部と、後輪に連結される第2駆動部と、車両の後部座席の乗員の有無を検出する検出部と、互いに通信可能に接続されるプロセッサおよびメモリを備え、第1駆動部および第2駆動部を制御する制御システムと、を備える。第2駆動部は走行用モータを有する。記制御システムは、後部座席に乗員が検出された場合には、後部座席に乗員が検出されていない場合よりも、車両の走行状態に基づく要求駆動力のうち第2駆動部に割り当てる駆動力を下げる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に設けられる車両用制御装置であって、
前輪に連結される第1駆動部と、
後輪に連結される第2駆動部と、
前記車両の後部座席の乗員の有無を検出する検出部と、
互いに通信可能に接続されるプロセッサおよびメモリを備え、前記第1駆動部および前記第2駆動部を制御する制御システムと、
を備え、
前記制御システムは、後部座席に乗員が検出された場合には、前記後部座席に乗員が検出されていない場合よりも、前記車両の走行状態に基づく要求駆動力のうち前記第2駆動部に割り当てる駆動力を下げる、車両用制御装置。
続きを表示(約 440 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の車両用制御装置において、
前記第2駆動部は走行用モータを有し、
前記制御システムは、前記後部座席に乗員が検出された場合には、前記後部座席に乗員が検出されていない場合よりも、前記走行用モータのトルクを小さい値に設定する、車両用制御装置。
【請求項3】
請求項2に記載の車両用制御装置において、
前記第2駆動部は変速機を有し、
前記制御システムは、前記後部座席に乗員が検出された場合には、前記後部座席に乗員が検出されていない場合よりも、前記変速機の変速比を大きく設定する、車両用制御装置。
【請求項4】
請求項3に記載の車両用制御装置において、
前記第2駆動部はインバータを有し、
前記制御システムは、前記後部座席に乗員が検出されている場合には、前記後部座席に乗員が検出されていない場合よりも、前記インバータのスイッチング周波数を高い周波数に設定する、車両用制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両に設けられる車両用制御装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
動力源として複数の走行用モータを備えた車両が開発されている(特許文献1参照)。このような車両として、前輪に連結される走行用モータと後輪に連結される走行用モータとを備えた車両や、車輪毎に1つの走行用モータを連結するようにした車両が開発されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-74807号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような車両では、走行用モータが車輪を駆動させることによる騒音の発生が問題となる。特許文献1の車両は、車両の周辺に存在する人の位置を検出する。この車両は、検出した人の位置に基づいて、前輪に連結された走行用モータと後輪に連結された走行用モータとの動作を制御している。これにより、特許文献1の車両は、車両の周辺に存在する人の位置に応じて騒音を低減させている。しかしながら、車両の内部に存在する乗員に対する騒音の低減が考慮されたものではない。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一実施形態の車両用制御装置は、車両に設けられる車両用制御装置であって、前輪に連結される第1駆動部と、後輪に連結される第2駆動部と、前記車両の後部座席の乗員の有無を検出する検出部と、互いに通信可能に接続されるプロセッサおよびメモリを備え、前記第1駆動部および前記第2駆動部を制御する制御システムと、を備える。前記第2駆動部は走行用モータを有する。前記制御システムは、後部座席に乗員が検出された場合には、前記後部座席に乗員が検出されていない場合よりも、前記車両の走行状態に基づく要求駆動力のうち前記第2駆動部に割り当てる駆動力を下げる。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、車両の後部座席に乗員が検出されている場合に、後部座席における騒音を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の一実施の形態である車両用制御装置が設けられた車両の構成例を示す図である。
車両用制御装置が設けられた車両の要部構成を模式的に示すブロック図である。
各制御ユニットの基本構造を簡単に示した図である。
要求駆動力を示した駆動力マップの一例を示す図である。
要求駆動力の前輪と後輪への配分を模式的に説明する図である。
変速機の変速比とトルクとの関係を説明する図である。
騒音低減制御を説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の説明において、同一または実質的に同一の構成や要素については、同一の符号を付して繰り返しの説明を省略する。
【0009】
[車両構成]
図1は本発明の一実施の形態である車両用制御装置10が設けられた車両11の構成例を示す図である。図2は、実施の形態の車両用制御装置10が設けられた車両11の要部構成を模式的に示すブロック図である。図1、図2に示されるように、車両11は、フロント駆動ユニット13と、リア駆動ユニット15と、制御システム20と、インバータ30,32と、バッテリパック31と、着座検出部28とを備える。
【0010】
[フロント駆動ユニット13]
フロント駆動ユニット13は、例えば車両11のボンネット下において、前輪12L,12Rの車軸23の近傍に配置される。フロント駆動ユニット13は、車軸23を介して前輪12L,12Rに連結される第1駆動部である。図2に示されるように、フロント駆動ユニット13は、フロントモータ16、フロントデファレンシャル17及びインバータ30を有している。
(【0011】以降は省略されています)
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