TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025091849
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2023207357
出願日
2023-12-08
発明の名称
ハードコート樹脂組成物及びハードコートフィルム
出願人
アイカ工業株式会社
代理人
主分類
C09D
201/00 20060101AFI20250612BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】HCフィルムとして十分な外観を有すると共に、高い鉛筆硬度と優れた耐擦傷性を有するHC樹脂及びHCフィルムを提供する。
【解決手段】重合性官能基を有するバインダー樹脂と、重合性不飽和基を含む有機化合物で表面修飾された無機ナノ微粒子と、レベリング剤と、光重合開始剤と、を含み、前記無機ナノ微粒子がシリカ微粒子及びアルミナ微粒子を含むことを特徴とするハードコート樹脂組成物である。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
重合性官能基を有するバインダー樹脂(A)と、重合性不飽和基を含む有機化合物で表面修飾された無機ナノ微粒子(B)と、レベリング剤(C)と、光重合開始剤(D)と、を含み、前記(B)がシリカ微粒子(b1)及びアルミナ微粒子(b2)を含むことを特徴とするハードコート樹脂組成物。
続きを表示(約 240 文字)
【請求項2】
前記(b1)の平均粒子径が5~50nmであり、(b2)の平均粒子径が10~100nmであることを特徴とする請求項1記載のハードコート樹脂組成物。
【請求項3】
前記(B)の配合量が、前記(A)100重量部に対し5~90重量部であることを特徴とする請求項1記載のハードコート樹脂組成物。
【請求項4】
透明プラスチック基材上に請求項1~3いずれか記載のハードコート樹脂組成物の硬化層を有することを特徴とするハードコートフィルム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、光硬化性のハードコート樹脂組成物、及びそれを用いたハードコートフィルムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
アクリル系の光硬化性樹脂は、プラスチックフィルムやプラスチック成形物表面に機能性を付与するために多くの分野で使用されている。例えばPET(ポリエチレンテレフタレート)フィルム上に塗布して、高硬度を付与したハードコート(以下HCという)フィルムは、タッチパネル用フィルムや成形用フィルムとして大量に使用されている。
【0003】
特にタッチパネルなどのように、画像表示面を指で触る場合や、タッチペンで入力する場合は、より高硬度であると共に、優れた耐擦傷性が要求されるようになってきている。ハードコート層を高硬度とするにはシリカやアルミナ等の無機フィラーを配合する方法が知られている。例えば過去に出願人は、硬度や耐摩耗性、成形性に優れたHCフィルム用の樹脂として、特定成分を反応させた、6個以上の(メタ)アクリロイル基を有する多官能(メタ)アクリレートオリゴマーと、アルミナ粒子あるいはシリカ粒子からなるナノ微粒子を含む組成物を提案している(特許文献1)。
【0004】
この組成物は鉛筆硬度と耐擦傷性のバランスが取れると共に、破断伸度が高く成形性にも優れたものであった。しかしながら、鉛筆硬度と耐擦傷性については、市場から要求されているレベルに十分達しているとは言えなかった。そのため、HCフィルムとして十分な外観を有すると共に、更なる高硬度と、優れた耐擦傷性を有するHCフィルムとするには改善の余地があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2018-111793
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の課題は、HCフィルムとして十分な外観を有すると共に、高い鉛筆硬度と優れた耐擦傷性を有するHC樹脂及びHCフィルムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため本出願に係る請求項1の発明は、重合性官能基を有するバインダー樹脂(A)と、重合性不飽和基を含む有機化合物で表面修飾された無機ナノ微粒子(B)と、レベリング剤(C)と、光重合開始剤(D)と、を含み、前記(B)がシリカ微粒子(b1)及びアルミナ微粒子(b2)を含むことを特徴とするハードコート樹脂組成物を提供する。
【0008】
また請求項2の発明は、前記(b1)の平均粒子径が5~50nmであり、(b2)の平均粒子径が10~100nmであることを特徴とする請求項1記載のハードコート樹脂組成物を提供する。
【0009】
また請求項3の発明は、前記(B)の配合量が、前記(A)100重量部に対し5~90重量部であることを特徴とする請求項1記載のハードコート樹脂組成物を提供する。
【0010】
また請求項4の発明は、透明プラスチック基材上に請求項1~3いずれか記載のハードコート樹脂組成物の硬化層を有することを特徴とするハードコートフィルムを提供する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
アイカ工業株式会社
ハードコート樹脂組成物及びハードコートフィルム
6日前
個人
消火塗料
2か月前
個人
粘着テープ
2か月前
ベック株式会社
被覆材
2か月前
ベック株式会社
水性被覆材
15日前
ベック株式会社
水性被覆材
15日前
ぺんてる株式会社
固形描画材
2か月前
日榮新化株式会社
粘着テープ
3か月前
アイカ工業株式会社
パテ組成物
2か月前
三商株式会社
屋外用塗料組成物
2か月前
東ソー株式会社
ゴム用接着性改質剤
1日前
ぺんてる株式会社
水性インキ組成物
1か月前
東ソー株式会社
ホットメルト接着剤
3か月前
株式会社リコー
インクセット
6日前
日榮新化株式会社
掲示パネルセット
3か月前
株式会社エフコンサルタント
被覆材
1か月前
東亞合成株式会社
硬化型接着剤組成物
6日前
artience株式会社
印刷インキ
15日前
東亞合成株式会社
硬化型接着剤組成物
6日前
アイカ工業株式会社
ホットメルト組成物
16日前
コニシ株式会社
プライマー組成物
2か月前
JNC株式会社
光硬化型導電性ペースト
23日前
アイカ工業株式会社
光硬化型圧着組成物
2か月前
株式会社大阪ソーダ
撥水撥油性表面処理剤
2か月前
花王株式会社
レオロジー改質剤
1か月前
株式会社フェクト
透明防錆塗料
13日前
個人
レンズ用防曇剤
1か月前
デンカ株式会社
蛍光体粉末
2か月前
アイカ工業株式会社
バランスウエイト用組成物
2か月前
大日本印刷株式会社
塗工液及び容器
2か月前
TOTO株式会社
設備
2か月前
日東電工株式会社
粘着シート
26日前
旭化成株式会社
包装材
1か月前
TOTO株式会社
部材
2か月前
花王株式会社
液状レオロジー改質剤
1か月前
リンテック株式会社
粘着シート
8日前
続きを見る
他の特許を見る