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公開番号
2025091753
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2023207194
出願日
2023-12-07
発明の名称
タイヤ及びタイヤ成形金型
出願人
TOYO TIRE株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B60C
13/00 20060101AFI20250612BHJP(車両一般)
要約
【課題】従来よりも、より黒色濃度が高まって高コントラスト化が図られるタイヤを提供する。
【解決手段】タイヤ1は、サイドウォール3の外表面3aの一部に、当該一部の周囲とは異なる部位として視認可能な状態に設けられたパターン領域7を備え、パターン領域7の基準面7aをUV展開したときのUV展開基準面7bに、複数の斜錐体20のそれぞれが、その頂部22がUV展開基準面7bからもっとも離れた状態で配置されている。複数の斜錐体20は、当該斜錐体20の頂点と底面23の中心とを結ぶ中心軸線20cを有し、複数の斜錐体20は、UV展開基準面7bに対する中心軸線20cの角度が異なる3種以上を含む。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
サイドウォールの外表面の一部に、当該一部の周囲とは異なる部位として視認可能な状態に設けられたパターン領域を備えるタイヤであって、
前記パターン領域の基準面をUV展開したときのUV展開基準面に、複数の斜錐体のそれぞれが、その頂部が前記UV展開基準面からもっとも離れた状態で配置されている、タイヤ。
続きを表示(約 770 文字)
【請求項2】
複数の前記斜錐体は、当該斜錐体の頂点と底面の中心と、を結ぶ中心軸線を有し、
複数の前記斜錐体は、前記UV展開基準面に対する前記中心軸線の角度が異なる3種以上を含む、請求項1に記載のタイヤ。
【請求項3】
前記UV展開基準面に対する前記中心軸線の角度が異なる複数の前記斜錐体が前記UV展開基準面にランダムに配列されている、請求項2に記載のタイヤ。
【請求項4】
複数の前記斜錐体は、一方向に沿って配列されており、かつ、その配列の順にしたがって、各々の前記中心軸線が傾斜するとともに、その傾斜角度がしだいに変化している、請求項2または3に記載のタイヤ。
【請求項5】
複数の前記斜錐体は、前記UV展開基準面からの高さが異なる3種以上を含む、請求項1または2に記載のタイヤ。
【請求項6】
複数の前記斜錐体は、その底面の面積が異なる3種以上を含む、請求項1または2に記載のタイヤ。
【請求項7】
複数の前記斜錐体は、その頂角が異なる3種以上を含む、請求項1または2に記載のタイヤ。
【請求項8】
複数の前記斜錐体は、前記UV展開基準面に連続する裾野部を有し、少なくとも隣接する一対の前記斜錐体の前記裾野部どうしが互いにオーバーラップするオーバーラップ部を複数有する、請求項1または2に記載のタイヤ。
【請求項9】
複数の前記オーバーラップ部は、オーバーラップ量が異なる3つ以上を含む、請求項8に記載のタイヤ。
【請求項10】
前記UV展開基準面は、隣接する一対の前記斜錐体の前記裾野部が重ならない非オーバーラップ部を有する、請求項8に記載のタイヤ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、サイドウォールの外表面の一部に、例えば標章や模様等を表示するためのパターン領域を備えたタイヤと、そのタイヤを成形するためのタイヤ成形金型に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、タイヤのサイドウォールの一部に、多数の微細な突起が集合したパターン領域を設けたタイヤが知られている(例えば、特許文献1等)。このようなパターン領域は、入射する光が突起間で反射を繰り返すことにより光の吸収作用が生じ、これにより周囲のサイドウォールの外表面よりも、より黒く視認されてコントラストが向上するものとなる。この種のパターン領域を備えることにより、そのタイヤは、例えば意匠効果や外観性の向上が図られる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-1440号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
多数の突起による高コントラスト化は、塗装等による手段よりも経年変化が生じ難く、長期にわたってその効果が発揮されるという利点がある。そこで、従来よりも、より黒色濃度が高まって高コントラスト化が進み、意匠効果や外観性のさらなる向上が図られるような突起によるパターン領域の形成が求められてきている。
【0005】
本発明は、従来よりも、より黒色濃度が高まって高コントラスト化が図られるタイヤと、そのようなタイヤを製造し得るタイヤ成形金型を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係るタイヤは、サイドウォールの外表面の一部に、当該一部の周囲とは異なる部位として視認可能な状態に設けられたパターン領域を備えるタイヤであって、前記パターン領域の基準面をUV展開したときのUV展開基準面に、複数の斜錐体のそれぞれが、その頂部が前記UV展開基準面からもっとも離れた状態で配置されている。
【0007】
本発明に係るタイヤ成形金型は、本発明のタイヤを成形するための金型であって、複数の前記斜錐体に対応する複数の凹部を含む斜錐体形成部を備える。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、従来よりも、より黒色濃度が高まって高コントラスト化が図られるタイヤ及びそのようなタイヤを製造し得るタイヤ成形金型を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係るタイヤの側面図である。
実施形態に係るタイヤを加硫成形するための成形金型の一例を示す断面図である。
実施形態に係るタイヤのパターン領域に設けられる複数の斜錐体を示す斜視図である。
図3のIV矢視図である。
図3のV矢視図である。
図3のVI矢視図である。
実施形態に係る複数種斜錐体を抜粋して示す側面図である。
オーバーラップ部を有する一対の斜錐体を示す平面図である。
オーバーラップ部を有する別の一対の斜錐体を示す平面図である。
オーバーラップ部を有するさらに別の一対の斜錐体を示す平面図である。
実施形態に係る斜錐体の配列の別形態を示す斜視図である。
図11のXII矢視図である。
図3~図6に示す複数の斜錐体を形成するタイヤ成形金型の斜錐体形成部を示す断面図である。
図11、図12に示す複数の斜錐体を形成するタイヤ成形金型の斜錐体形成部を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、実施形態に係るタイヤ1の側面図である。タイヤ1は、その内腔に所定の空気圧が充填されるいわゆる空気入りタイヤである。実施形態のタイヤ1は、軽自動車やSUV等を含む乗用車用の空気入りタイヤである。なお、実施形態のタイヤ1の構成は、例えばライトトラック、トラック、バス等の他の車種用の空気入りタイヤにも適用できる。
(【0011】以降は省略されています)
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