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公開番号
2025091611
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2023206951
出願日
2023-12-07
発明の名称
物品供給装置
出願人
NTN株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65G
47/14 20060101AFI20250612BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】防水シールのような方向性を有する物品を、より確実に所定の方向に向けて搬送できるようにする。
【解決手段】長手形状を成しその長手方向一端部と長手方向他端部の形状が異なる物品を所定の向きで送り出す物品供給装置において、物品を搬送する第一搬送部10と、第一搬送部10で搬送された物品の向きを判別する方向判別部20と、方向判別部20による判別結果に基づいて物品の方向を所定の向きに転換する方向転換部30と、方向転換部30の下流側に設けられる第二搬送部40と、方向転換部30で方向が転換された物品を第二搬送部40へ送り出す送出し装置50とを備えている物品供給装置とした。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
長手形状を成しその長手方向一端部と長手方向他端部の形状が異なる物品を所定の向きで送り出す物品供給装置において、
前記物品を搬送する第一搬送部(10)と、前記第一搬送部(10)で搬送された前記物品の向きを判別する方向判別部(20)と、前記方向判別部(20)による判別結果に基づいて前記物品の方向を前記所定の向きに転換する方向転換部(30)と、前記方向転換部(30)の下流側に設けられる第二搬送部(40)と、前記方向転換部(30)で方向が転換された前記物品を前記第二搬送部(40)へ送り出す送出し装置(50)と、を備えている物品供給装置。
続きを表示(約 980 文字)
【請求項2】
前記方向転換部(30)は、軸回り回転する回転ロータ(31)と、前記回転ロータ(31)に設けられ前記物品を収容する収容部(32)とを備え、前記回転ロータ(31)の軸回り一方向又は軸回り他方向への回転により前記収容部(32)内の前記物品の方向が転換される請求項1に記載の物品供給装置。
【請求項3】
前記収容部(32)は、前記物品の長手方向が前記回転ロータ(31)の中心方向を向くように配置されている請求項2に記載の物品供給装置。
【請求項4】
前記方向判別部(20)は、前記収容部(32)内の前記物品を判別の対象としている請求項2に記載の物品供給装置。
【請求項5】
前記方向転換部(30)は、前記回転ロータ(31)を軸回り回転自在に支持する中心軸(33)を備え、
前記送出し装置(50)は、前記中心軸(33)に設けられ前記第二搬送部(40)へ通じる搬送穴(51)と、前記搬送穴(51)に臨む前記収容部(32)内の前記物品を前記第二搬送部(40)へ送り出すために流体を噴射する噴射装置(52)と、を備えている請求項2に記載の物品搬送装置。
【請求項6】
前記回転ロータ(31)は前記収容部(32)を複数備え、前記搬送穴(51)は一の前記収容部(32)に臨むとともに、他の前記収容部(32)を介して前記第二搬送部(40)へ通じている請求項5に記載の物品供給装置。
【請求項7】
前記方向判別部(20)は、前記物品の向きの判別に光電センサ又は画像処理機能を有する画像センサを用いている請求項1に記載の物品供給装置。
【請求項8】
前記第一搬送部(10)は、複数の前記物品を整列状態で貯留するボウル(15)から引き出されている請求項1に記載の物品供給装置。
【請求項9】
前記ボウル(15)内の前記物品を、エアの噴射により前記第一搬送部(10)内に圧送するエジェクタ機構(16)を備えている請求項8に記載の物品供給装置。
【請求項10】
前記第一搬送部(10)は、前記方向判別部(20)に通じる前段に垂直落下部(11)を備え、前記垂直落下部(11)にエアの逃がし穴(12)を備えている請求項9に記載の物品供給装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、方向性を有する形状の部品を搬送しながらその姿勢を揃えて次工程に供給する物品供給装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
自動車等の電装ケーブルの端子部には、防水対策として筒状の防水シールが挿入されている。防水シールの挿入加工は、電装ケーブルの端子部を加工する端子圧着装置で行われる。
【0003】
一般的な防水シールは長手形状を成して、挿入端側となる一端部が中央部や他端部よりも小径に形成されたものが多い(例えば、本発明の説明図である図5参照)。このような方向性を有する形状の防水シールを所定の姿勢で端子圧着装置に供給するために、振動式の部品供給装置がよく使用されている。
【0004】
防水シール用の振動式部品供給装置としては、防水シールを振動により搬送しながら、その小径側端が上向きの姿勢になるように揃えて、端子圧着装置に供給する方式のものが一般的である。しかし、近年はワイヤーハーネスの細線化や軽量化と、それに伴う防水シールの小型化により、防水シールの小径側端を上側にする整列・搬送が困難になっている。
【0005】
このような問題を解決するために、例えば、特許文献1では、ノズルからエアを噴射して防水シールを凹部へ入り込ませ、その凹部に設けられた姿穴を用いて、防水シールの小径側端を下向きにしてシュートへ落下させている。シュートは搬送方向に沿って所定幅のガイド溝を有している。防水シールは大径側端がガイド溝に保持された吊り状態で、そのガイド溝に沿って下流側へ搬送されていく。仮に、小径側端を下向きにしていない防水シールがシュート上に存在することを光電センサが検知した場合は、ノズルから噴き出すエアによってその防水シールが排除される。
【0006】
また、防水シートの長手方向を上下に立たせた起立状態や、あるいは、前述の吊り状態で搬送できない形状の防水シールも製品化されている。このような防水シールの整列供給を行うにために、特許文献2が開示されている。特許文献2では、姿穴での選別により防水シートの小径側端を進行方向前方に向けて搬送するとともに、仮に、小径側端が前方に向いていない防水シールが存在することを方向判別部の光電センサが検知した場合は、次工程へは搬送せずに所定の戻し位置に移送するようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特許第4999510号公報
特許第5758621号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかし、特許文献1の技術では、凹部及び姿穴に防水シールを入り込ませる際のエアの流量及び方向の調整が難しい。また、シュートは、所定の向きの防水シールのみを保持するために、吊り代の微調整が必要である。このようなエアの調整や吊り代の微調整には、熟練を要するという問題がある。
【0009】
また、特許文献2の場合も特許文献1と同様に、凹部や姿穴でのエアの調整に熟練を要するという問題がある。また、凹部及び姿穴での選別は精度が高いものではない。このため、下流側の方向判別部で所定の方向を向いていないと判定される防水シールを、所定の戻し位置(フィーダ等)に戻す機構が必要であり、装置の構造が複雑となっている。また、次工程へ搬送されない防水シールが多いと、供給能力にばらつきが生じるので好ましくない。
【0010】
そこで、この発明の課題は、防水シールのような方向性を有する物品を、装置を複雑にすることなく、また熟練を要することなく、より確実に所定の方向に向けて搬送できるようにすることである。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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