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公開番号2025091043
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-18
出願番号2023206006
出願日2023-12-06
発明の名称口腔用組成物
出願人ライオン株式会社
代理人弁理士法人英明国際特許事務所
主分類A61K 8/33 20060101AFI20250611BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】使用中に香味が鼻にぬける感じがあり、かつその持続性を有し、苦味がなく味が良い口腔用組成物を提供する。
【解決手段】(A)マリン・オゾン系の香気を有する香料成分から選ばれる1種以上、
(B)清涼剤、及び
(C)水溶性高分子化合物、
を含有し、(B)/(A)で表される質量比が1,000~1,000,000である口腔用組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
(A)マリン・オゾン系の香気を有する香料成分から選ばれる1種以上、
(B)清涼剤、及び
(C)キサンタンガム及び水溶性セルロース誘導体から選ばれる1種以上、
を含有し、(B)/(A)で表される質量比が1,000~1,000,000である口腔用組成物。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
(B)/(C)で表される質量比が0.5以上である、請求項1記載の口腔用組成物。
【請求項3】
(A)成分が、アルデヒド基を有するマリン・オゾン系の香気を有する香料成分である、請求項1記載の口腔用組成物。
【請求項4】
(A)成分が、ヘリオナール、フローラルオゾン、シクラメンアルデヒド及びメロナールから選ばれる1種以上である、請求項3記載の口腔用組成物。
【請求項5】
(B)成分が、メントール、シネオール及びカンファーから選ばれる1種以上である、請求項1記載の口腔用組成物。
【請求項6】
さらに、(D)ポリアクリル酸ナトリウム、カルボキシビニルポリマー、カラギーナン、及びアルギン酸ナトリウムから選ばれる1種以上を含有する、請求項1記載の口腔用組成物。
【請求項7】
さらに、(E)フローラル香気を有する香料成分を含有する、請求項1記載の口腔用組成物。
【請求項8】
歯磨剤である、請求項1~7のいずれか1項記載の口腔用組成物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、香味が鼻にぬける口腔用組成物に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
近年、歯磨剤組成物等の口腔用組成物は、口腔内の汚れの除去や、う蝕や歯周病等の疾患予防だけでなく、気持ちがいい、落ち着く等といった情緒価値を高める手段としてのニーズが高まっている。このような情緒価値は、自立神経が影響しており、自立神経を整える方法としては、例えば、深呼吸をしたり、柑橘系の香りを嗅ぐ等のアロマテラピー等が知られている。
【0003】
また、口腔用組成物には、一般的にメントール、カンファーやシネオール等の清涼剤が配合されており、清涼感を感じるとともに、香味が鼻に抜ける感じを感じることにより、自立神経が刺激され、情緒的価値が高められると考えられる。
【0004】
清涼感を高める技術として、p-メンタン-カルボキサミド類を配合した口腔組成物(特許文献1)、N-(4-シアノメチルフェニル)-2-イソプロピル-5-メチルシロキサンカルボキサミドを配合した歯磨剤組成物(特許文献2)、また、糖アルコールの溶解により清涼感を付与する技術(特許文献3)が開示されているが、香味が鼻にぬける感じについては改善の余地があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2015-182983号公報
特開2020-83831号公報
特開2011-68599号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、使用中に香味が鼻にぬける感じがあり、かつその持続性を有し、苦味がなく、味が良い口腔用組成物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは、上記目的を達成するため鋭意検討した結果、(A)マリン・オゾン系の香気を有する香料成分から選ばれる1種以上と、(B)清涼剤と、(C)キサンタンガム及び水溶性セルロース誘導体から選ばれる1種以上とを含み、さらに(B)/(A)で表される質量比を特定の範囲にすることで、使用中に香味が鼻にぬける感じがあり、単に香りを感じるだけでなく、深呼吸するような実感があり、かつその持続性を有し、苦味がなく味が良い口腔用組成物が得られることを知見し、本発明をなすに至ったものである。
【0008】
従って、本発明は下記口腔用組成物を提供する。
1.(A)マリン・オゾン系の香気を有する香料成分から選ばれる1種以上、
(B)清涼剤、及び
(C)キサンタンガム及び水溶性セルロース誘導体から選ばれる1種以上、
を含有し、(B)/(A)で表される質量比が1,000~1,000,000である口腔用組成物。
2.(B)/(C)で表される質量比が0.5以上である、1記載の口腔用組成物。
3.(A)成分が、アルデヒド基を有するマリン・オゾン系の香気を有する香料成分である、1又は2記載の口腔用組成物。
4.(A)成分が、ヘリオナール、フローラルオゾン、シクラメンアルデヒド及びメロナールから選ばれる1種以上である、3記載の口腔用組成物。
5.(B)成分が、メントール、シネオール及びカンファーから選ばれる1種以上である、1~4のいずれかに記載の口腔用組成物。
6.さらに、(D)ポリアクリル酸ナトリウム、カルボキシビニルポリマー、カラギーナン、及びアルギン酸ナトリウムから選ばれる1種以上を含有する、1~5のいずれかに記載の口腔用組成物。
8.さらに、(E)フローラル香気を有する香料成分を含有する、1~6のいずれかに記載の口腔用組成物。
9.歯磨剤である、1~7のいずれかに記載の口腔用組成物。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、使用中に香味が鼻にぬける感じがあり、かつその持続性を有し、苦味がなく味が良い口腔用組成物を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明の口腔用組成物は、
(A)マリン・オゾン系の香気を有する香料成分から選ばれる1種以上、
(B)清涼剤、及び
(C)キサンタンガム及び水溶性セルロース誘導体から選ばれる1種以上、
を含有し、(B)/(A)で表される質量比が1,000~1,000,000である口腔用組成物である。
(【0011】以降は省略されています)

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