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公開番号
2025091090
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-18
出願番号
2023206087
出願日
2023-12-06
発明の名称
吐出装置
出願人
ライオン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65D
47/34 20060101AFI20250611BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】床置きした状態および需要者が把持した状態のそれぞれにおいて片手で操作可能である吐出装置を提供する。
【解決手段】吐出装置は容器本体と装着キャップとポンプ装置を備える。ポンプ装置は、筒状部と、筒状部に上下方向に移動可能に取り付けられるヘッド部と、ヘッド部から正面側に延びるノズル部と、支持部材と、支持部材に上下方向に回動可能に取り付けられるレバー部と、を有する。レバー部は上側に凸となる湾曲形状であり正面側に延びる第1レバー部とノズル部よりも正面側且つ下側に配置される第2レバー部とを有する。第1レバー部の一部はヘッド部よりも上側に配置されレバー部が下側に回動されるとヘッド部を押し下げる。第1レバー部にはノズル部が通される開口部が設けられる。第2レバー部は下側に向かうにしたがって正面側に位置する第1部分および第1部分が延びる方向よりも正面側に向けて延びる第2部分を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
上側に開口する口部を有し、内容物を収容する容器本体と、
前記口部に装着される装着キャップと、
前記内容物を吐出するポンプ装置と、
を備え、
前記ポンプ装置は、
前記装着キャップから上側に延びる筒状部と、
前記筒状部の上部に上側に付勢された状態で上下方向に移動可能に取り付けられるヘッド部と、
前記ヘッド部から正面側に延びるノズル部と、
下端が前記筒状部と繋がり、前記正面側の反対側である背面側に向かうにしたがって上側に位置する支持部材と、
前記支持部材の上端に前記上下方向に回動可能に取り付けられるレバー部と、
を有し、
前記ポンプ装置は、前記ヘッド部が押し下げられたときに前記内容物を前記ノズル部から吐出し、
前記レバー部は、
上側に凸となる湾曲形状であり、前記支持部材の上端から前記正面側に延びる第1レバー部と、
前記第1レバー部の前記正面側の端部と繋がり、前記ノズル部よりも前記正面側、且つ、下側に配置される第2レバー部と、
を有し、
前記第1レバー部の一部は、前記ヘッド部よりも上側に配置され、且つ、前記レバー部が下側に回動されたときに前記ヘッド部を押し下げ、
前記第1レバー部には、前記ノズル部が通される開口部が設けられ、
前記第2レバー部は、上端が前記第1レバー部と繋がり、下側に向かうにしたがって前記正面側に位置する第1部分、および前記第1部分が延びる方向よりも前記正面側に向けて延びる第2部分を有する、吐出装置。
続きを表示(約 400 文字)
【請求項2】
前記レバー部は、前記レバー部が上側に許容角度回動すると前記支持部材と接触する回動規制部を有する、請求項1に記載の吐出装置。
【請求項3】
前記回動規制部は、前記レバー部の前記背面側の部分に設けられる面である、請求項2に記載の吐出装置。
【請求項4】
前記容器本体の中心軸である容器軸線と前記容器本体の前記背面側の端部との間の距離は、前記容器軸線と前記レバー部の前記背面側の端部との間の距離以上である、請求項1から3のいずれか一項に記載の吐出装置。
【請求項5】
前記レバー部は、前記レバー部の前記背面側の端部と前記ヘッド部と接触する部分との間の部分である接続部を有し、
前記接続部は、上側に凸となる湾曲形状であり、前記接続部の曲率半径は、前記正面側に向かうにしたがって大きくなる、請求項1から3のいずれか一項に記載の吐出装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、吐出装置に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
需要者が片手で操作できる吐出装置が知られている。例えば特許文献1には、ノズル先端の吐出口の下方に先端部が位置する操作レバーを支持部材の上端部に枢支する構成のポンプ容器が開示されている。需要者は、ポンプ容器を床置きした状態において、片手で操作レバーを押し下げることによって、係るポンプ容器を操作できる。また、特許文献2には、ベースキャップの後方に設けられる支持部に対して揺動可能に支持され、後方へ向けた牽曳によってステムを押し下げる操作レバーを備えるトリガー式泡噴出器が提案されている。需要者は、操作レバーおよび支持部材を片手で把持した状態において、操作レバーを引くことによって、トリガー式泡噴出器を操作できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-230619号公報
特開2017-197241号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
吐出装置の使用用途の多様化により、吐出装置には床置きした状態および需要者が把持した状態の両方の状態において片手で操作できることが要望されている。しかしながら、上記のポンプ容器、およびトリガー式泡噴出器では、床置きした状態、または需要者が把持した状態の一方の状態において、片手で操作できるものの、床置きした状態および需要者が把持した状態の両方の状態において片手で操作することは困難であった。
【0005】
本発明は、以上のような点を考慮してなされたもので、床置きした状態および需要者が把持した状態のそれぞれにおいて、片手で操作可能である吐出装置を提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、以下の構成を含む。
[1]上側に開口する口部を有し、内容物を収容する容器本体と、前記口部に装着される装着キャップと、前記内容物を吐出するポンプ装置と、を備え、前記ポンプ装置は、前記装着キャップから上側に延びる筒状部と、前記筒状部の上部に上側に付勢された状態で上下方向に移動可能に取り付けられるヘッド部と、前記ヘッド部から正面側に延びるノズル部と、下端が前記筒状部と繋がり、前記正面側の反対側である背面側に向かうにしたがって上側に位置する支持部材と、前記支持部材の上端に前記上下方向に回動可能に取り付けられるレバー部と、を有し、前記ポンプ装置は、前記ヘッド部が押し下げられたときに前記内容物を前記ノズル部から吐出し、前記レバー部は、上側に凸となる湾曲形状であり、前記支持部材の上端から前記正面側に延びる第1レバー部と、前記第1レバー部の前記正面側の端部と繋がり、前記ノズル部よりも前記正面側、且つ、下側に配置される第2レバー部と、を有し、前記第1レバー部の一部は、前記ヘッド部よりも上側に配置され、且つ、前記レバー部が下側に回動されたときに前記ヘッド部を押し下げ、前記第1レバー部には、前記ノズル部が通される開口部が設けられ、前記第2レバー部は、上端が前記第1レバー部と繋がり、下側に向かうにしたがって前記正面側に位置する第1部分、および前記第1部分が延びる方向よりも前記正面側に向けて延びる第2部分を有する、吐出装置。
[2]前記レバー部は、前記レバー部が上側に許容角度回動すると前記支持部材と接触する回動規制部を有する、[1]に記載の吐出装置。
[3]前記回動規制部は、前記レバー部の前記背面側の部分に設けられる面である、[2]に記載の吐出装置。
[4]前記容器本体の中心軸である容器軸線と前記容器本体の前記背面側の端部との間の距離は、前記容器軸線と前記レバー部の前記背面側の端部との間の距離以上である、[1]から[3]のいずれか一項に記載の吐出装置。
[5]前記レバー部は、前記レバー部の前記背面側の端部と前記ヘッド部と接触する部分との間の部分である接続部を有し、前記接続部は、上側に凸となる湾曲形状であり、前記接続部の曲率半径は、前記正面側に向かうにしたがって大きくなる、[1]から[4]のいずれか一項に記載の吐出装置。
【発明の効果】
【0007】
本発明では、床置きした状態および需要者が把持した状態のそれぞれにおいて、片手で操作可能である吐出装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態の吐出装置を示した側面図である。
実施形態の吐出装置を示した正面図である。
実施形態の吐出装置の一部を示した斜視図である。
実施形態の吐出装置の一部を示した第1の側面図である。
実施形態の吐出装置の一部を示した第2の側面図である。
実施形態の吐出装置の第1の使用例を示した側面図である。
実施形態の吐出装置の第2の使用例を示した側面図である。
実施形態の吐出装置の第3の使用例を示した第1の側面図である。
実施形態の吐出装置の第3の使用例を示した第2の側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の吐出装置について、一例を示し、図面に基づいて説明する。なお、以下の説明において例示される図の寸法等は一例であって、本発明はそれらに必ずしも限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲で適宜変更して実施することが可能である。また、以下の図面においては、各構成をわかり易くするために、実際の構造と各構造における縮尺や数等を異ならせる場合がある。
【0010】
各図面においては、適宜、Z軸を示す。本実施形態において、Z軸が延びる方向は、上下方向である。上下方向は、以下に説明する実施形態の容器本体の中心軸である容器軸線J1が延びる方向である。各図に適宜示す容器軸線J1は、仮想軸線である。以下の説明では、上下方向のうちZ軸の矢印が向く側(+Z側)を「上側」と呼び、上下方向のうちZ軸の矢印が向く側と反対側(-Z側)を「下側」と呼ぶ。
(【0011】以降は省略されています)
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