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公開番号
2025089230
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-12
出願番号
2024068368
出願日
2024-04-19
発明の名称
微細気泡生成ポンプ、およびこれを備えるスキンケア装置、エアレーション装置、コーヒーメーカ、洗浄装置および自律走行式の掃除機
出願人
東芝ホームテクノ株式会社
代理人
弁理士法人牛木国際特許事務所
主分類
B01F
23/2326 20220101AFI20250605BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】液体中にガスを混合させる機構や微細気泡を生成する機構が一体化された微細気泡生成ポンプを提供する。
【解決手段】本発明の微細気泡生成ポンプ1は、ポンプ本体2と、ガスと液体とを混合させてガスの微細気泡および空気の微細気泡を含有した水にし、このガスの微細気泡および空気の微細気泡を含有した水をポンプ本体2に導く吸入部3と、送液部2-2から送出されたガスの微細気泡および空気の微細気泡を含有した水を吐出する吐出部4と、を備え、吸入部3は、ガスおよび水を混合させる筒状部16と、ガスが流入するためのガス流入口15-1と、水が流入するための吸入口17と、通過する液体に微細気泡を生成する縮小部12、拡大部13および細流路部14と、を有し、縮小部12、拡大部13および細流路部14が吸入口17と筒状部16との間に設けられる構成としている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ポンプ本体と、
ガスと液体とを混合させて混合流体にし、前記混合流体を前記ポンプ本体に導く吸入部と、
前記ポンプ本体から送出された前記混合流体を吐出する吐出部と、を備え、
前記吸入部は、
前記ガスおよび前記液体を混合させる混合室と、
前記ガスが流入するためのガス流入口と、
前記液体が流入するための液体流入口と、
通過する液体に微細気泡を生成する微細気泡生成手段と、を有し、
前記ポンプ本体を駆動させることにより前記混合室内が負圧になり、
前記微細気泡生成手段が前記液体流入口と前記混合室との間に設けられることを特徴とする微細気泡生成ポンプ。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記ポンプ本体を駆動させることにより前記混合室内の圧力が-30kPa以下になることを特徴とする請求項1に記載の微細気泡生成ポンプ。
【請求項3】
前記微細気泡生成手段は、
上流側から下流側に向かって断面積が縮小する縮小部と、前記上流側から前記下流側に向かって断面積が拡大する拡大部と、前記縮小部と前記拡大部との間に形成された細流路部と、を有し、
前記ガス流入口の面積が、前記細流路部の断面積の1/2以下であることを特徴とする請求項1に記載の微細気泡生成ポンプ。
【請求項4】
ポンプ本体と、
ガスと液体とを混合させて混合流体にし、前記混合流体を前記ポンプ本体に導く吸入部と、
前記ポンプ本体から送出された前記混合流体を吐出する吐出部と、を備え、
前記吸入部は、
前記ガスおよび前記液体を混合させる混合室と、
ガス源から前記ガスを供給するためのガス流路と、
供給源から前記液体を供給するための液体流路と、
通過する液体に微細気泡を生成する微細気泡生成手段と、を有し、
前記ポンプ本体を駆動させることにより前記混合室内が負圧になり、
前記混合室が前記微細気泡生成手段の上流側に設けられることを特徴とする微細気泡生成ポンプ。
【請求項5】
前記微細気泡生成手段は、
上流側から下流側に向かって断面積が縮小する縮小部と、前記上流側から前記下流側に向かって断面積が拡大する拡大部と、前記縮小部と前記拡大部との間に形成された細流路部と、を有することを特徴とする請求項4に記載の微細気泡生成ポンプ。
【請求項6】
前記ガス流路の断面積が、前記細流路部の断面積の1/3以下であることを特徴とする請求項5に記載の微細気泡生成ポンプ。
【請求項7】
ダイヤフラム式ポンプであることを特徴とする請求項1~6のいずれか1項に記載の微細気泡生成ポンプ。
【請求項8】
請求項1~6のいずれか1項に記載の微細気泡生成ポンプと、
前記液体を貯留するタンクと、を備え、
前記微細気泡生成ポンプは、前記タンクから前記液体を吸入することを特徴とするスキンケア装置。
【請求項9】
請求項1~6のいずれか1項に記載の微細気泡生成ポンプを備え、
前記微細気泡生成ポンプは、水槽から前記液体を吸入して前記ガスとしての空気の微細気泡を含有した前記混合流体を吐出することを特徴とするエアレーション装置。
【請求項10】
請求項1~6のいずれか1項に記載の微細気泡生成ポンプと、
コーヒーの粉からコーヒーを抽出する液体としての水を収容する収容部と、を備え、
前記微細気泡生成ポンプは、前記収容部から前記水を吸入し、前記収容部に前記ガスとしての空気の微細気泡を含有した前記混合流体を吐出することを特徴とするコーヒーメーカ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、液体中にオゾンなどのガスの微細気泡を生成させて含有させる微細気泡生成ポンプ、およびこれを備える装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、消毒や殺菌のために、オゾンなどのガスを使用した水溶液が使用されているが、例えばオゾンを水に単に溶解させた水溶液は、常温では水溶液の製造後、数時間程度でオゾンの大部分が消滅してしまう。そこでオゾンなどのガスを水中に長時間保持するために、水に溶解したガスの微細気泡を生成して水中に含有させる技術が知られており、例えば特許文献1では、高圧ポンプ(5)に流入する被処理水に、オゾンガス注入装置(4)によりオゾン発生装置(3)で発生させたオゾンガスを注入し、高圧ポンプ(5)から送出された、オゾンガスが混入した気液二相流が微細気泡生成装置(6)に流入して、この気液二相流の中に微細気泡が生成されるマイクロバブル水処理装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-19652号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、オゾンなどのガスを溶解させた水溶液による消毒や殺菌を家庭でも利用したいという要望が高まっている。家庭で利用できるようにするためには装置を小型化させることが望ましいが、特許文献1のマイクロバブル水処理装置では、高圧ポンプ(5)、オゾンガス注入装置(4)および微細気泡生成装置(6)と分かれているため、これらの装置を家庭用の小型製品に組み込むことが困難であり、家庭用の小型製品に組み込むために、これらの機構をポンプに一体化することが望まれていた。
【0005】
そこで本発明は、液体中にガスを混合させる機構や微細気泡を生成する機構が一体化された微細気泡生成ポンプを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の微細気泡生成ポンプは、ポンプ本体と、ガスと液体とを混合させて混合流体にし、前記混合流体を前記ポンプ本体に導く吸入部と、前記ポンプ本体から送出された前記混合流体を吐出する吐出部と、を備え、前記吸入部は、前記ガスおよび前記液体を混合させる混合室と、前記ガスが流入するためのガス流入口と、前記液体が流入するための液体流入口と、通過する液体に微細気泡を生成する微細気泡生成手段と、を有し、前記ポンプ本体を駆動させることにより前記混合室内が負圧になり、前記微細気泡生成手段が前記液体流入口と前記混合室との間に設けられることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、液体中にガスを混合させる機構や微細気泡を生成する機構を微細気泡生成ポンプに組み入れて一体化させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の第1の実施形態を示す微細気泡生成ポンプの部分断面図である。
同上、枠Aの拡大断面図である。
同上、送液部の断面図である。
本発明の第1の実施形態の変形例を示す微細気泡生成ポンプの部分断面図である。
同上、(A)板部材の側面図、(B)板部材の平面図、および(C)図4(B)におけるD-D断面図である。
本発明の第2の実施形態を示す微細気泡生成器のポンプの部分断面図である。
本発明の第3の実施形態を示すスキンケア装置の部分断面概略図である。
本発明の第4の実施形態を示すアクアリウムの部分断面概略図である。
本発明の第4の実施形態の変形例を示すアクアリウムの部分断面概略図である。
本発明の第4の実施形態のさらなる変形例を示すアクアリウムの概略図である。
同上、微細気泡生成器の分解斜視図である。
同上、羽根車の斜視図である。
同上、微細気泡生成器の下面図である。
同上、図13におけるA-A断面図である。
同上、図13におけるB-B断面図である。
同上、カバーを取外した微細気泡生成器の下面図である。
同上、図11における枠Cの拡大図である。
同上、図14における枠Dの拡大図である。
本発明の第5の実施形態を示すコーヒーメーカの断面概略図である。
本発明の第5の実施形態の変形例を示すコーヒーメーカの断面概略図である。
本発明の第6の実施形態を示す洗浄装置の概略図である。
本発明の第6の実施形態の変形例を示す洗浄装置の概略図である。
本発明の第7の実施形態を示す自律走行式の掃除機の部分断面概略図である。
本発明の第7の実施形態の変形例を示す自律走行式の掃除機の部分断面概略図である。
本発明の第7の実施形態のさらなる変形例を示す自律走行式の掃除機の部分断面概略図である。
本発明の第7の実施形態のさらなる変形例を示す自律走行式の掃除機の部分断面概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明における好ましい微細気泡生成器の実施形態について、添付図面を参照して説明する。なお、これらの全図面にわたり、共通する部分には共通する符号を付すものとする。
【実施例】
【0010】
図1~図3は、本発明の微細気泡生成ポンプ1の第1の実施形態の構成を示している。先ず図1を参照して全体の構成を説明すると、微細気泡生成ポンプ1は、駆動源としてのポンプ本体2と、液体をポンプ本体2に導く吸入部3と、ポンプ本体2から送出された液体を吐出する吐出部4が設けられて、吸入した液体中に気体の微細気泡を生成し、これらの液体や気体を吐出する蓋体5と、を備えて構成され、吸入部3、ポンプ本体2の後述する送液部2-2、吐出部4に亘って、液体としての水が流動する流路6が形成され、当該並びの順に水が流動する。
(【0011】以降は省略されています)
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