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公開番号
2025087932
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-11
出願番号
2022033638
出願日
2022-03-04
発明の名称
データ管理システム
出願人
A・Tコミュニケーションズ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G09C
1/00 20060101AFI20250604BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約
【課題】コストを抑えつつ,データの秘匿性を維持するデータ管理システムを提供する。
【解決手段】データ管理システム1は,元データ11を暗号化して暗号化データ13を得るとともに,解除キー15を発行するための暗号化部17と,暗号化データ13を分割して,第1暗号化データ21及び第2暗号化データ23を得るための暗号化データ分割部25と,解除キー15を分割して,第1解除キー31と第2解除キー33を得るための解除キー分割部35と,第1暗号化データ21を第1のサーバ41に記憶させ,第2暗号化データ23を第1のサーバ41と異なる第2のサーバ43に記憶させ,第1解除キー31を第1のサーバ41と異なる第3のサーバ45に記憶させるためのデータ出力部47と,第1暗号化データ21,第2暗号化データ23,第1解除キー31及び第2解除キー33を用いて,元データ11を復号するための復号化部51と,を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
元データ(11)を暗号化して暗号化データ(13)を得るとともに,暗号化を解除するための解除情報を含む解除キー(15)を発行するための暗号化部(17)と,
前記暗号化データ(13)を分割して,第1暗号化データ(21)及び第2暗号化データ(23)を得るための暗号化データ分割部(25)と,
前記解除キー(15)を分割して,第1解除キー(31)と,第2解除キー(33)を得るための解除キー分割部(35)と,
第1暗号化データ(21)を第1のサーバ(41)に記憶させ,第2暗号化データ(23)を第1のサーバ(41)と異なる第2のサーバ(43)に記憶させ,第1解除キー(31)を第1のサーバ(41)と異なる第3のサーバ(45)に記憶させるためのデータ出力部(47)と,
第1暗号化データ(21),第2暗号化データ(23),第1解除キー(31)及び第2解除キー(33)を用いて,前記元データ(11)を復号するための復号化部(51)を有する,
データ管理システム。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のデータ管理システムであって,
第1暗号化データ(21)のデータ量は,第2暗号化データ(23)のデータ量の3倍以上10
4
倍以下であり,
第1のサーバ(41)及び第3のサーバ(45)が,同一でも異なってもよいクラウドサーバであり,
第2のサーバ(43)がオンプレミスサーバである,データ管理システム。
【請求項3】
請求項1に記載のデータ管理システムであって,
第1暗号化データ(21)のデータ量は,第2暗号化データ(23)のデータ量の3倍以上10
4
倍以下であり,
第1のサーバ(41)及び第3のサーバ(45)が,同一でも異なってもよいオンプレミスサーバであり,
第2のサーバ(43)がブロックチェーンである,データ管理システム。
【請求項4】
請求項1~3のいずれかに記載のデータ管理システムであって,
データ出力部(47)は,第2解除キー(33)を第2のサーバ(43)に記憶させるデータ管理システム。
【請求項5】
請求項1~3のいずれかに記載のデータ管理システムであって,
第2解除キー(33)をコード情報に変換したコード化第2解除キー(53)を得るための第2解除キーコード化部(55)と,
前記コード化第2解除キー(53)に基づいて,第2解除キー(33)を復元するための第2解除キー復元部(57)と,をさらに有する,
データ管理システム。
【請求項6】
請求項5に記載のデータ管理システムであって,
前記コード化第2解除キー(53)は,媒体に印刷された2次元コードである,データ管理システム。
【請求項7】
請求項1に記載のデータ管理システムであって,
第1のサーバ(41),第2のサーバ(43)及び第3のサーバ(45)をさらに含むデータ管理システム。
【請求項8】
コンピュータを,
元データ(11)を暗号化して暗号化データ(13)を得るとともに,暗号化を解除するための解除情報を含む解除キー(15)を発行するための暗号化工程と,
前記暗号化データ(13)を分割して,第1暗号化データ(21)及び第2暗号化データ(23:)を得るための暗号化データ分割工程と,
前記解除キー(15)を分割して,第1解除キー(31)と,第2解除キー(33)を得るための解除キー分割工程と,
第1暗号化データ(21)を第1のサーバ(41)に記憶させ,第2暗号化データ(23)を第1のサーバ(41)と異なる第2のサーバ(43)に記憶させ,第1解除キー(31)を第1のサーバ(41)と異なる第3のサーバ(45)に記憶させるためのデータ出力工程と,
第1暗号化データ(21:),第2暗号化データ(23),第1解除キー(31)及び第2解除キー(33)を用いて,前記元データ(11)を復号するための復号化工程を,
実行するデータ管理システムとして機能させるためのプログラム。
【請求項9】
請求項8に記載のプログラムを格納したコンピュータが読み取ることができる情報記録媒体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は,データ管理システムなどに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許第6664785号公報には,データ復元装置が記載されている。この公報に記載された発明は,データを二つに分離する。そして,一方のデータを,ネットワークを介して保存し,残りのデータをローカルにて保存した後に,データを復元する。このデータ復元装置は,ローカルに保存するデータを少なくすることができる。
【0003】
特許第6664785号公報に記載のデータ復元装置は,ローカルにデータを復元するために必要な情報を保存する。このため,ローカルにアクセスできない場合,データを復元できない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6664785号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
この明細書は,コストを抑えつつ,データの秘匿性を維持できるデータ復元装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題は,基本的には,データを暗号化したうえで暗号化データを分割して別のサーバに記憶させるとともに,暗号化を解除するための情報も分割することで,コストを抑えつつ,データの秘匿性を維持できるという知見に基づく。
【0007】
この明細書に記載されるある発明は,データ管理システム1に関する。このシステム1は,暗号化部17と,暗号化データ分割部25と,解除キー分割部35と,データ出力部47と,復号化部51とを有する。
暗号化部17は,元データ11を暗号化して暗号化データ13を得るとともに,暗号化を解除するための解除情報を含む解除キー15を発行するための要素である。
暗号化データ分割部25は,暗号化データ13を分割して,第1暗号化データ21(カオスデータ)及び第2暗号化データ23(ピースデータ)を得るための要素である。
解除キー分割部35は,解除キー15を分割して,第1解除キー31(カオスデータ)と,第2解除キー33(ピースデータ)を得るための要素である。
データ出力部47は,第1暗号化データ21を第1のサーバ41に記憶させ,第2暗号化データ23を第2のサーバ43(第1のサーバ41と異なるサーバ)に記憶させ,第1解除キー31を第3のサーバ45(第2のサーバ43と同じでも異なってもよく,第1のサーバ41と異なるサーバ)に記憶させるための要素である。
復号化部51は,第1暗号化データ21,第2暗号化データ23,第1解除キー31及び第2解除キー33を用いて,元データ11を復号するための要素である。
【0008】
このシステムは,暗号化したデータを分割し,異なるサーバに記憶するとともに,暗号化を解除するための解除キーも分割するので,コストを抑え,データの復元性や秘匿性を維持できる。第2解除キー33は,いずれかの(例えば第2のサーバ43)に格納してもよいし,ローカルに記憶してもよい。第2解除キー33を媒体に印刷されたコード情報としてもよい。第2解除キー33が媒体に印刷されたコード情報である場合,このシステムはコード情報を読み取って,システムに第2解除キー33を入力するためのコード情報読み取り部を有することが好ましい。
【0009】
上記のシステム1の好ましい例は,第1暗号化データ21のデータ量は,第2暗号化データ23のデータ量の3倍以上10
4
倍以下である。そして,第1のサーバ41及び第3のサーバ45が,同一でも異なってもよいクラウドサーバである。第2のサーバ43がオンプレミスサーバである。
【0010】
クラウドサーバは,データ管理コストが比較的安価であるもののセイキュリティーは高くない。一方,オンプレミスサーバは,データ管理コストが比較的高価である。上記の例では,データ量の多くをデータ管理コストが比較的安価であるサーバに記憶させつつ,データの復元に必要な情報の一部をデータ管理コストが比較的高価なサーバに記憶させるので,管理コストを軽減しつつ,データの秘匿性を担保できる。
(【0011】以降は省略されています)
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