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公開番号
2025087230
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-10
出願番号
2023201738
出願日
2023-11-29
発明の名称
加熱用光源、加熱用光源ユニット、および、加熱装置
出願人
フェニックス電機株式会社
代理人
個人
主分類
H01S
5/0233 20210101AFI20250603BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】ワイヤが剥き出しになることを避けて壊れにくくした、VCSEL素子を用いた加熱用光源を提供する。
【解決手段】
加熱用光源10を、金属製の放熱基板12と、放熱基板12上に当接配置された絶縁層14と、絶縁層14上に配置された配線パターン16と、配線パターン16上に配置されたVCSEL素子18とで構成する。VCSEL素子またはLED素子18の下面には、陽極22と陰極24とが形成されており、陽極22および陰極24と配線パターン16との間に導電性部材20を配置する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
金属製の放熱基板と、
前記放熱基板上に当接配置された絶縁層と、
前記絶縁層上に配置された配線パターンと、
前記配線パターン上に配置されたVCSEL素子またはLED素子とを備えており、
前記VCSEL素子または前記LED素子の下面には、陽極と陰極とが形成されており、
前記陽極および前記陰極と、前記配線パターンとの間には、導電性部材が配置されている
加熱用光源。
続きを表示(約 900 文字)
【請求項2】
導電性を有する金属製の放熱基板と、
前記放熱基板上に当接配置された絶縁層と、
前記絶縁層上に配置された配線パターンと、
前記配線パターン上に配置されたVCSEL素子またはLED素子とを備えており、
前記VCSEL素子または前記LED素子の下面には、陽極と陰極とが形成されており、
前記陽極および前記陰極の一方と前記放熱基板との間には、前記配線パターン上に当接配置された導電性部材、前記配線パターン、および、前記絶縁層が配置されており、
前記陽極および前記陰極の他方と前記放熱基板との間には、別の導電性部材のみが配置されている
加熱用光源。
【請求項3】
絶縁材製の放熱基板と、
前記放熱基板上に配置された配線パターンと、
前記配線パターン上に配置されたVCSEL素子またはLED素子とを備えており、
前記VCSEL素子または前記LED素子の下面には、陽極と陰極とが形成されており、
前記陽極および前記陰極と、前記配線パターンとの間には、導電性部材が配置されている
加熱用光源。
【請求項4】
一端が前記VCSEL素子または前記LED素子における前記陽極および前記陰極とは異なる前記下面に取り付けられており、他端が前記放熱基板に取り付けられている熱伝導部材をさらに備えている
請求項1から3のいずれか1項に記載の加熱用光源。
【請求項5】
請求項1から3のいずれか1項に記載の加熱用光源と、
前記加熱用光源を収容する、天面に開口を有する筐体と、
前記開口に取り付けられる前面ガラスとを有する加熱用光源ユニットであって、
前記加熱用光源の近傍に前記前面ガラスが配置されていることを特徴とする
加熱用光源ユニット。
【請求項6】
請求項1から3のいずれか1項に記載の加熱用光源を備える加熱装置。
【請求項7】
請求項5に記載の加熱用光源ユニットを備える加熱装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、VCSEL素子または高出力のLEDを用いた加熱用光源、加熱用光源ユニット、および、加熱装置に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従前より、VCSEL(垂直共振器型面発光レーザー)素子や高出力のLEDを用いた、物体の加熱用光源が開発されている(例えば、特許文献1)。
【0003】
このように、VCSEL素子や高出力のLED素子から放射される光を用いて物体の加熱を行うことにより、物体をより高温に加熱することができるとともに、より均一な加熱を実現することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6461168号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の加熱用光源に使用されているVCSEL素子や高出力のLEDは縦型、つまり、素子の下面全体が電極であり、上面に当該下面に形成された電極とは逆極性の電極(電極パッド)が形成されているタイプの素子が用いられていた。
【0006】
このような縦型のVCSEL素子や高出力のLEDの場合、当該素子の上面に形成された電極パッドと、素子が実装される基板上に形成された配線パターンとの間を金等で形成されたワイヤ(ボンディングワイヤ)で電気的に接続するのが一般的であった。
【0007】
ところで、ワイヤは直径が数十ミクロンと非常に細いため、指先等が当たってしまうと簡単に切れてしまい、VCSEL素子が発光しなくなるといった故障につながる。
【0008】
このため、ワイヤを保護することを目的として、ワイヤを含めてVCSEL素子等の表面をシリコーン等の樹脂で封止する対策がとられていた。
【0009】
しかしながら、VCSEL素子や高出力のLED素子から放射される光のエネルギーが大きくなると、そのエネルギーの一部が吸収されることによって封止している樹脂の温度が上昇する。これにより、樹脂の透明性が失われてしまい、樹脂は白く変質して、最終的には硬化したり黒く焼け焦げたりする現象が生じる。
【0010】
このような理由から、出力される光のエネルギーが大きいLEDやVCSEL素子を実装したモジュールでは、樹脂による封止を行うことができないことからワイヤが剥き出しになっており、上述のように非常に壊れやすい状態で使用されていた。
(【0011】以降は省略されています)
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