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公開番号
2025087099
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-10
出願番号
2023201521
出願日
2023-11-29
発明の名称
標尺結合具
出願人
シンワ測定株式会社
代理人
弁理士法人牛木国際特許事務所
主分類
G01C
15/06 20060101AFI20250603BHJP(測定;試験)
要約
【課題】標尺結合具への標尺の取付及び取外作業が容易な標尺結合具を提供する。
【解決手段】基板3の両端に標尺4をスライド自在に挟持する一側及び他側の挟持腕5,5Aを設けると共に、これら一側及び他側の挟持腕5,5Aの端部に一側及び他側の抜止め部6,6Aを基板3の中央側に設ける。一対の片側保持体2,2を背中合わせに配置すると共に、一対の片側保持体2,2の基板3,3同士を回動自在に連結し、一側の挟持腕5,5Aの内面に標尺4の幅方向の一側縁部4Fを他側に付勢するばね片21を設ける。基板3に対して標尺4を斜めにし、この斜めの標尺4の一側縁部4Fによりばね片21を一側に押し込むことにより、ばね片21と他側の抜止め部6Aの内縁部たる先端面14Sとの間隔Kが、標尺4の幅W以上になったら、他側縁部4Fを他側の挟持腕5Aに嵌め入れることができ、これにより標尺4の所望の位置に片側保持体2を取り付けることができる。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
基板の両端に標尺をスライド自在に該標尺の幅方向から挟持する一側及び他側の挟持腕を設けると共に、これら一側及び他側の挟持腕の端部に一側及び他側の抜止め部を前記基板の中央側に設け、これら一側及び他側の抜止め部と前記基板との間で前記標尺をスライド自在に該標尺の厚さ方向から保持する一対の片側保持体を備え、
前記一対の片側保持体を背中合わせに配置すると共に、前記一対の片側保持体の前記基板同士を回動自在に連結し、
前記一側の挟持腕の内面に前記標尺の幅方向の一側縁部を他側に付勢する付勢手段を設けた標尺結合具において
前記標尺の前記一側縁部を該標尺の他側縁部より前記基板に近付けるようにして前記基板に対して前記標尺を斜めにし、この斜めの前記標尺の前記一側縁部により前記付勢手段を一側に押し込むことにより、前記付勢手段と前記他側の抜止め部の内縁部との間隔が、前記標尺の幅以上になるように前記付勢手段が変形可能なことを特徴とする標尺結合具。
続きを表示(約 180 文字)
【請求項2】
前記他側の抜止め部の内端側に、前記標尺の他側縁部を一側に案内する案内部を設けたことを特徴とする請求項1記載の標尺結合具。
【請求項3】
前記他側の挟持腕の内面に前記標尺の他側縁部が当接する縁当接部を設け、前記他側の抜止め部の前記内縁部が前記縁当接部より前記基板の中央側に位置することを特徴とする請求項1又は2記載の標尺結合具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、基板の両端に標尺をスライド自在に挟持する挟持腕を設けた一対の片側保持体を備え、一対の片側保持体の基板を回動自在に連結した標尺結合具に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、この種のものとして、重合部の両側端にL状の挟持縁を対設し、その一方の挟持縁の内側中央部にバネ片を取付け、重合部の中心部に軸孔を設けた片側金具2個を背中合せにし、円板の中央部に上記重合部の軸孔に嵌合する凸部を設けた一対の弾板を上記軸孔部の両側に被せ、両凸部の中心部を鋲で回転可能に軸着することにより両重合部の中央部を両弾板で圧着した標尺結合金具(例えば特許文献1)や、2本の標尺を夫々スライド自在に取り付ける一対の片側金具を背中合わせに重合させ、両重合部を回転自在に連結し、各片側金具の挟持縁間に各ガイドのガイド溝を介して標尺を挟持させる標尺結合金具(例えば特許文献2)がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実公昭63-19763号公報
実開平6-28628号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1及び2のような従来の標尺結合具で、標尺を取り付けるには、標尺の長さ方向端部を結合具に差し込むしかなく、標尺の端部を差し込んだ後、任意の位置まで動かす必要があった。特に標尺が長い場合、取付作業及び任意の位置まで動かす際の作業が煩雑となり、また、外す際にも同様の作業が必要となる。
【0005】
さらに、主に土木工事や建築工事の出来形検測に使われることから砂などが標尺結合具と標尺の間に挟まると、任意の位置に動かす際に標尺を削ってしまうという問題もあった。
【0006】
解決しようとする課題は、標尺結合具への標尺の取付及び取外作業が容易な標尺結合具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1の発明は、基板の両端に標尺をスライド自在に該標尺の幅方向から挟持する一側及び他側の挟持腕を設けると共に、これら一側及び他側の挟持腕の端部に一側及び他側の抜止め部を前記基板の中央側に設け、これら一側及び他側の抜止め部と前記基板との間で前記標尺をスライド自在に該標尺の厚さ方向から保持する一対の片側保持体を備え、前記一対の片側保持体を背中合わせに配置すると共に、前記一対の片側保持体の前記基板同士を回動自在に連結し、前記一側の挟持腕の内面に前記標尺の幅方向の一側縁部を他側に付勢する付勢手段を設けた標尺結合具において、前記標尺の前記一側縁部を該標尺の他側縁部より前記基板に近付けるようにして前記基板に対して前記標尺を斜めにし、この斜めの前記標尺の前記一側縁部により前記付勢手段を一側に押し込むことにより、前記付勢手段と前記他側の抜止め部の内縁部との間隔が、前記標尺の幅以上になるように前記付勢手段が変形可能なことを特徴とする。
【0008】
請求項2の発明は、前記他側の抜止め部の内端側に、前記標尺の他側縁部を一側に案内する案内部を設けたことを特徴とする。
【0009】
請求項3の発明は、前記他側の挟持腕の内面に前記標尺の他側縁部が当接する縁当接部を設け、前記他側の抜止め部の前記内縁部が前記縁当接部より前記基板の中央側に位置することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
請求項1の構成によれば、斜めの標尺の一側縁部によって付勢手段を一側に押し込むことにより、付勢手段と他側の抜止め部の内縁部との間隔が、前記標尺の幅以上になったら、他側縁部を他側の挟持腕に嵌め入れることができ、これにより標尺の所望の位置に片側保持体を取り付けることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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