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公開番号2025086726
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-09
出願番号2023200961
出願日2023-11-28
発明の名称発電膜及び発電方法
出願人日産自動車株式会社
代理人弁理士法人後藤特許事務所
主分類H02N 3/00 20060101AFI20250602BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】グラフェンを使用した発電膜であって、大きな発電電圧を得ることができる発電膜を提供すること。
【解決手段】50wt%以上の酸素含有量を有する酸化グラフェン片を含み、表面を発電用液体が流れた際に発電するように構成されている、発電膜。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
50wt%以上の酸素含有量を有する酸化グラフェン片を含み、
表面を発電用液体が流れた際に発電するように構成されている、
発電膜。
続きを表示(約 520 文字)【請求項2】
請求項1に記載の発電膜であって、
前記酸化グラフェン片が、55wt%以上の酸素含有量を有する、
発電膜。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の発電膜であって、
前記酸化グラフェン片は、親水性官能基を有している、
発電膜。
【請求項4】
請求項3に記載の発電膜であって、
前記親水性官能基は、カルボキシル基を含む、
発電膜。
【請求項5】
請求項1又は2に記載の発電膜であって、
空隙アスペクト比の中央値が1.5以上である、
発電膜。
【請求項6】
請求項1又は2に記載の発電膜であって、
空隙アスペクト比の中央値が1.8以上である、
発電膜。
【請求項7】
請求項1又は2に記載の発電膜であって、
前記酸化グラフェン片が、単層酸化グラフェン又は多層酸化グラフェンを含む、
発電膜。
【請求項8】
請求項1又は2に記載の発電膜を準備する工程と、
前記発電膜の表面上に発電用液体を流す工程と、
を備える発電方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、発電膜及び発電方法に関する。
続きを表示(約 980 文字)【背景技術】
【0002】
グラフェンを発電に利用する技術が知られている。グラフェン膜の表面上で特定の液体を流動させると、グラフェン膜に電位差が生じる。この現象を利用し、グラフェン膜を発電膜として利用することが期待されている。
【0003】
上記に関連技術として、特許文献1(CN105305884A)には、特定のプロセスを含む、還元した酸化グラフェンフィルムのスライドに基づいた電気装置の製造方法が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
CN105305884A
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
グラフェンを発電膜として使用する際には、大きな発電電圧が得られることが望ましい。従って、本発明の目的は、グラフェンを使用した発電膜であって、大きな発電電圧を得ることができる発電膜を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一態様において、本発明は、発電膜に関する。この発電膜は、50wt%以上の酸素含有量を有する酸化グラフェン片を含み、表面を発電用液体が流れた際に発電するように構成されている。
【0007】
一態様において、本発明は、発電方法に関する。この発電方法は、上述の発電膜を準備する工程と、発電膜の表面上に発電用液体を流す工程と、を備える。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、グラフェンを使用した発電膜であって、大きな発電電圧を得ることができる発電膜が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態に係る発電膜を利用した発電装置を模式的に示す図である。
図2は、参考例に係る発電膜を示す模式図である。
図3は、実施例1に係る発電膜のSEM画像およびその2値化処理画像である。
図4に、実施例3に係る発電膜を示すSEM画像である。
図5は、発電電圧の測定方法を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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