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公開番号
2025085328
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-05
出願番号
2023199131
出願日
2023-11-24
発明の名称
壁体の断熱構造
出願人
YKK AP株式会社
代理人
弁理士法人樹之下知的財産事務所
主分類
E04B
2/56 20060101AFI20250529BHJP(建築物)
要約
【課題】断熱性能を向上できるとともに、造作物の固定強度を確保できる壁体の断熱構造を提供すること。
【解決手段】躯体11に内壁12が固定された壁体1の断熱構造であって、内壁12には、内壁12を露出させる隙間Sが設けられるように断熱パネル2が取り付けられ、隙間Sには、棚Bを壁体1に連結して固定するための造作物連結部材3が、造作物連結部材3および内壁12を貫通する躯体側ネジ34により、躯体11に固定されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
躯体に内壁が固定された壁体の断熱構造であって、
前記内壁には、前記内壁を露出させる露出部が設けられるように断熱パネルが取り付けられ、
前記露出部には、造作物を前記壁体に連結して固定するための造作物連結部材が、前記造作物連結部材および前記内壁を貫通する躯体側固定具により、前記躯体に固定されている、壁体の断熱構造。
続きを表示(約 820 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の壁体の断熱構造において、
前記露出部は、一対の前記断熱パネルの間に形成された隙間である、壁体の断熱構造。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の壁体の断熱構造において、
前記造作物連結部材は、前記隙間内に設けられる見切り材と、前記造作物に固定される造作物側固定部および前記躯体に固定される躯体側固定部を有するブラケットと、を備え、前記躯体側固定部、前記見切り材および前記内壁を貫通する前記躯体側固定具により、前記躯体に固定されている、壁体の断熱構造。
【請求項4】
請求項3に記載の壁体の断熱構造において、
前記見切り材は、前記内壁側に凹む溝部を有し、
前記ブラケットは、前記躯体側固定部が前記溝部内に位置する状態で、前記躯体に固定されている、壁体の断熱構造。
【請求項5】
請求項1または請求項2に記載の壁体の断熱構造において、
前記造作物連結部材は、前記隙間内に設けられる見切り部と、前記見切り部と一体的に形成され、前記造作物に固定される造作物側固定部と、を備え、前記見切り部および前記内壁を貫通する前記躯体側固定具により、前記躯体に固定されている、壁体の断熱構造。
【請求項6】
請求項1または請求項2に記載の壁体の断熱構造において、
前記壁体には、外窓が取り付けられた開口部が設けられ、
前記開口部には、四角枠状の額縁が取り付けられ、
前記内壁には、前記額縁の周囲の少なくとも一部に前記露出部が設けられるように前記断熱パネルが取り付けられ、
前記露出部に固定された前記造作物連結部材には、前記造作物としての板状部材が前記額縁から室内側に突出するように固定され、
前記板状部材には、前記額縁および前記開口部を塞ぐ内窓が固定されている、壁体の断熱構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、壁体の断熱構造に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、建物の壁体の室内側に、断熱改修により断熱パネルを新たに設けることで、断熱性能を向上させる構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の構成では、壁に、フレーム、内層パネルおよび表面パネルが取り付けられている。特許文献1には、内層パネルとして、断熱性を有する機能性部材を適用できることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-175105号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載のような構成において、棚などの造作物を壁体に連結して固定するための連結部材を壁体に取り付ける場合、内層パネルにネジなどの固定具を貫通させる必要があり、連結部材を躯体に強固に固定できず、造作物の固定が不安定になるおそれがある。
【0005】
本発明の目的は、断熱性能を向上できるとともに、造作物の固定強度を確保できる壁体の断熱構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の壁体の断熱構造は、躯体に内壁が固定された壁体の断熱構造であって、前記内壁には、前記内壁を露出させる露出部が設けられるように断熱パネルが取り付けられ、前記露出部には、造作物を前記壁体に連結して固定するための造作物連結部材が、前記造作物連結部材および前記内壁を貫通する躯体側固定具により、前記躯体に固定されている、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、断熱性能を向上できるとともに、造作物の固定強度を確保できる壁体の断熱構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の第1実施形態に係る壁体の断熱構造を室内側から見た図。
図1のII-II線に沿う横断面図。
図1のIII-III線に沿う縦断面図。
図1のIV-IV線に沿う横断面図。
本発明の第2実施形態に係る壁体の断熱構造を室内側から見た図。
図5のVI-VI線に沿う縦断面図。
本発明の第3実施形態に係る壁体の断熱構造を室内側から見た図。
図7のVIII-VIII線に沿う縦断面図。
図7のIX-IX線に沿う横断面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
図1に示す建物の壁体1は、図2から図4に示すように、躯体11と、躯体11の室内側に固定され、例えば石膏ボードにより構成された内壁12と、躯体11の室外側に固定された外壁13と、を備える。躯体11は、左右方向に等間隔で配置された複数の縦材(柱)111を備える。
【0010】
壁体1の内壁12には、幅寸法が左右方向に隣り合う一対の縦材111の間隔よりも長く、かつ、高さ寸法が壁体1の高さ寸法と等しい3枚の断熱パネル2が、幅方向に等間隔で並ぶように取り付けられている。互いに隣り合う一対の断熱パネル2の間に形成された露出部としての隙間Sは、内壁12における縦材111に当接する部分に面するように設けられている。断熱パネル2は、変形可能な断熱材21と、断熱材21の一面に取り付けられた化粧板22と、を備え、断熱材21の他面に設けられた図示しない両面テープを介して、内壁12に取り付けられている。
(【0011】以降は省略されています)
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