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公開番号
2025084512
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-03
出願番号
2023198468
出願日
2023-11-22
発明の名称
配線装置及び保護装置
出願人
パナソニック株式会社
代理人
弁理士法人北斗特許事務所
主分類
H02J
3/14 20060101AFI20250527BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】本開示は、第1開閉器から第2開閉器へ出力される電力を制御可能にすることを目的とする。
【解決手段】配線装置A1は、第1開閉器1と、第2開閉器2と、コントローラ6と、筐体9と、を備える。第1開閉器1は、電源に電気的に接続される第1端子と、第2端子と、第1端子と第2端子との間の電路を開閉する第1接点部と、を有する。第2開閉器2は、第2端子に電気的に接続される第3端子と、第4端子と、第3端子と第4端子との間の電路を開閉する第2接点部と、を有する。コントローラ6は、第1開閉器1から第2開閉器2へ出力される電力の大きさを制御する。筐体9は、第1開閉器1、第2開閉器2及びコントローラ6を収容する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電源に電気的に接続される第1端子と、第2端子と、前記第1端子と前記第2端子との間の電路を開閉する第1接点部と、を有する第1開閉器と、
前記第2端子に電気的に接続される第3端子と、第4端子と、前記第3端子と前記第4端子との間の電路を開閉する第2接点部と、を有する第2開閉器と、
前記第1開閉器から前記第2開閉器へ出力される電力の大きさを制御するコントローラと、
前記第1開閉器、前記第2開閉器及び前記コントローラを収容する筐体と、を備える、
配線装置。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記第4端子は、バッテリを充電可能な充電器に電気的に接続され、
前記コントローラは、前記充電器から前記バッテリに出力される電力の大きさを制御する、
請求項1に記載の配線装置。
【請求項3】
前記コントローラは、前記充電器が前記バッテリを充電する動作を制御する、
請求項2に記載の配線装置。
【請求項4】
前記コントローラは、前記第2接点部が前記第3端子と前記第4端子との間の電路を開閉する動作を制御する、
請求項1に記載の配線装置。
【請求項5】
前記第2端子に電気的に接続される第5端子と、前記第5端子に電気的に接続される第6端子と、を有する端子台を更に備え、
前記端子台は、前記筐体に収容されており、
前記コントローラは、前記電源から前記第1開閉器に出力される電流の大きさと、前記第1開閉器から前記端子台に出力される電流の大きさと、のうち少なくとも一方に応じて、前記第1開閉器から前記第2開閉器へ出力される前記電力の前記大きさを制限する、
請求項1に記載の配線装置。
【請求項6】
前記筐体に収容されており、前記電源から前記第1開閉器に出力される前記電流の前記大きさを計測する第1電流センサを更に備え、
前記コントローラは、前記第1電流センサで計測された前記電流の前記大きさが所定電流値を超えたとき、前記第1開閉器から前記第2開閉器へ出力される前記電力の大きさを制限する、
請求項5に記載の配線装置。
【請求項7】
前記筐体に収容されており、前記電源から前記第1開閉器に出力される前記電流の前記大きさを計測する第1電流センサと、
前記筐体に収容されており、前記第1開閉器から前記第2開閉器に出力される電流の大きさを計測する第2電流センサと、を更に備え、
前記コントローラは、前記第1電流センサで計測された前記電流の前記大きさと前記第2電流センサで計測された前記電流の前記大きさとに応じて、前記第1開閉器から前記第2開閉器へ出力される前記電力の前記大きさを制限する、
請求項5に記載の配線装置。
【請求項8】
前記筐体に収容されており、前記電源から前記第1開閉器に出力される前記電流の前記大きさを計測する第1電流センサを更に備え、
前記第4端子は、バッテリを充電可能な充電器に電気的に接続され、
前記コントローラは、前記充電器から前記バッテリに出力される電流の大きさに関する充電電流情報を、前記充電器から取得し、
前記コントローラは、前記第1電流センサで計測された前記電流の前記大きさと、前記充電器から取得した前記充電電流情報と、に応じて、前記第1開閉器から前記第2開閉器へ出力される前記電力の前記大きさを制限する、
請求項5に記載の配線装置。
【請求項9】
前記コントローラは、前記電源から前記第1開閉器に出力される前記電流の前記大きさに関する情報をスマートメーターから取得する入力部を有し、
前記コントローラは、スマートメーターで計測された前記電流の前記大きさに応じて、前記第1開閉器から前記第2開閉器へ出力される前記電力の前記大きさを制限する、
請求項5に記載の配線装置。
【請求項10】
前記第2端子に電気的に接続される第5端子と、前記第5端子に電気的に接続される第6端子と、を有する端子台を更に備え、
前記端子台は、前記筐体に収容されており、
前記コントローラは、前記電源から前記第1開閉器に出力される電力の大きさと、前記第1開閉器から前記端子台に出力される電力の大きさと、のうち少なくとも一方に応じて、前記第1開閉器から前記第2開閉器へ出力される前記電力の前記大きさを制限する、
請求項1に記載の配線装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は一般に配線装置及び保護装置に関し、より詳細には、第1開閉器と第1開閉器に接続された第2開閉器とを備える配線装置、及び、配線を保護する保護装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載の車両用充電装置は、地上設置型変圧装置と、充電器と、を備える。地上設置型変圧装置は、外部の配電線から供給される電圧を変圧器により降圧し、降圧後の電圧を外部へ供給する。充電器は、地上設置型変圧装置に接続され、降圧後の電圧を用いて車両に対して充電を行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-149892号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の車両用充電装置は、例えば、住宅の既設の分電盤に接続して使用される。しかしながら、特許文献1では、車両用充電装置で充電に使用される電力を制御する構成は設けられていないため、車両用充電装置が車両を充電する際には、例えば、車両用充電装置に常に一定の電力が供給されることになる。
【0005】
本開示は、第1開閉器から第2開閉器へ出力される電力を制御することが可能な配線装置、及び、この配線装置に用いられ得る保護装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る配線装置は、第1開閉器と、第2開閉器と、コントローラと、筐体と、を備える。前記第1開閉器は、電源に電気的に接続される第1端子と、第2端子と、前記第1端子と前記第2端子との間の電路を開閉する第1接点部と、を有する。前記第2開閉器は、前記第2端子に電気的に接続される第3端子と、第4端子と、前記第3端子と前記第4端子との間の電路を開閉する第2接点部と、を有する。前記コントローラは、前記第1開閉器から前記第2開閉器へ出力される電力の大きさを制御する。前記筐体は、前記第1開閉器、前記第2開閉器及び前記コントローラを収容する。
【0007】
本開示の一態様に係る保護装置は、第1配線と、第2配線と、保護部と、を備える。前記第1配線は、電力又は電流を計測する計測器から延びている。前記第2配線は、前記第1配線に接合されている。前記保護部は、前記第1配線と前記第2配線とが接合されている箇所である接合部を覆う。
【発明の効果】
【0008】
本開示には、第1開閉器から第2開閉器へ出力される電力を制御することが可能という利点がある。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、一実施形態に係る配線装置において、カバーを取り外した状態を示す正面図である。
図2は、同上の配線装置を含む電力システムのブロック図である。
図3は、同上の配線装置が設置された住宅を示す概略図である。
図4は、同上の配線装置の斜視図である。
図5は、同上の配線装置の一部分の斜視図である。
図6は、同上の配線装置の保護装置の正面断面図である。
図7は、図6のVII‐VII線に対応する側断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(実施形態)
以下、実施形態に係る配線装置A1及び保護装置8について、図面を用いて説明する。ただし、下記の実施形態は、本開示の様々な実施形態の1つに過ぎない。下記の実施形態は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。また、下記の実施形態において説明する各図は、模式的な図であり、図中の各構成要素の大きさ及び厚さそれぞれの比が必ずしも実際の寸法比を反映しているとは限らない。
(【0011】以降は省略されています)
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