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公開番号
2025084422
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-03
出願番号
2023198319
出願日
2023-11-22
発明の名称
ポリエステル樹脂、成形体、プリフォーム、ポリエステルボトル、及びメカニカルリサイクルポリエステル樹脂
出願人
東洋製罐グループホールディングス株式会社
,
東洋製罐株式会社
代理人
弁理士法人とこしえ特許事務所
主分類
C08G
63/16 20060101AFI20250527BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】優れた色調を有するポリエステル樹脂を提供する。
【解決手段】ジオール単位およびジカルボン酸単位を含有するポリエステルを主成分として含むポリエステル樹脂であって、前記ポリエステル樹脂は、前記ジオール単位および前記ジカルボン酸単位を含有する環状オリゴマーを含み、液体クロマトグラフィーを用いて測定される前記環状オリゴマーにおける3量体オリゴマー(CT)のピーク面積に対する5量体オリゴマー(C5)のピーク面積の比率(C5/CT)が、0.068以上0.090未満であることを特徴とするポリエステル樹脂を提供する。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
ジオール単位およびジカルボン酸単位を含有するポリエステルを主成分として含むポリエステル樹脂であって、
前記ポリエステル樹脂は、前記ジオール単位および前記ジカルボン酸単位を含有する環状オリゴマーを含み、
液体クロマトグラフィーを用いて測定される前記環状オリゴマーにおける3量体オリゴマー(CT)のピーク面積に対する5量体オリゴマー(C5)のピーク面積の比率(C5/CT)が、0.068以上0.090未満であることを特徴とするポリエステル樹脂。
続きを表示(約 520 文字)
【請求項2】
液体クロマトグラフィーを用いて測定される前記環状オリゴマーにおける前記3量体オリゴマー(CT)のピーク面積に対する6量体オリゴマー(C6)のピーク面積の比率(C6/CT)が0.0482以上0.0620未満であることを特徴とする請求項1に記載のポリエステル樹脂。
【請求項3】
液体クロマトグラフィーを用いて測定される前記環状オリゴマーにおける前記3量体オリゴマー(CT)のピーク面積に対する7量体オリゴマー(C7)のピーク面積の比率(C7/CT)が0.0225以上0.0330未満であることを特徴とする請求項1に記載のポリエステル樹脂。
【請求項4】
請求項1~3のいずれかに記載のポリエステル樹脂から作られる成形体。
【請求項5】
請求項1~3のいずれかに記載のポリエステル樹脂から作られるプリフォーム。
【請求項6】
請求項1~3のいずれかに記載のポリエステル樹脂から作られるポリエステルボトル。
【請求項7】
前記ポリエステル樹脂が、メカニカルリサイクルポリエステル樹脂であることを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載のポリエステル樹脂。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ポリエステル樹脂、このポリエステル樹脂から作られる成形体、プリフォーム、及びポリエステルボトル、並びにメカニカルリサイクルポリエステル樹脂に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
ポリエステル樹脂は、機械的安定性、化学的安定性、透明性、耐熱性など、優れた特性をもつ熱可塑性樹脂である。環境負荷低減の観点から、このようなポリエステル樹脂を固相重合により再生し、メカニカルリサイクルする方法が知られている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許文献1:特開2000-219728号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記の技術によりポリエステル樹脂のメカニカルリサイクル処理を繰り返して行うと、ポリエステル樹脂の黄色味が増加し、色調が劣化するという問題がある。
【0005】
本発明の目的は、優れた色調を有するポリエステル樹脂を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
[1]本発明の態様1によれば、ジオール単位およびジカルボン酸単位を含有するポリエステルを主成分として含むポリエステル樹脂であって、前記ポリエステル樹脂は、前記ジオール単位および前記ジカルボン酸単位を含有する環状オリゴマーを含み、液体クロマトグラフィーを用いて測定される前記環状オリゴマーにおける3量体オリゴマー(CT)のピーク面積に対する5量体オリゴマー(C5)のピーク面積の比率(C5/CT)が、0.068以上0.090未満であることを特徴とするポリエステル樹脂が提供される。
【0007】
[2]本発明の態様2によれば、液体クロマトグラフィーを用いて測定される前記環状オリゴマーにおける前記3量体オリゴマー(CT)のピーク面積に対する6量体オリゴマー(C6)のピーク面積の比率(C6/CT)が0.0482以上0.0620未満であることを特徴とする態様1に記載のポリエステル樹脂が提供される。
【0008】
[3]本発明の態様3によれば、液体クロマトグラフィーを用いて測定される前記環状オリゴマーにおける前記3量体オリゴマー(CT)のピーク面積に対する7量体オリゴマー(C7)のピーク面積の比率(C7/CT)が0.0225以上0.0330未満であることを特徴とする態様1に記載のポリエステル樹脂が提供される。
【0009】
[4]本発明の態様4によれば、態様1~3のいずれかに記載のポリエステル樹脂から作られる成形体が提供される。
【0010】
[5]本発明の態様5によれば、態様1~3のいずれかに記載のポリエステル樹脂から作られるプリフォームが提供される。
(【0011】以降は省略されています)
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