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公開番号
2025084314
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-03
出願番号
2023198112
出願日
2023-11-22
発明の名称
光走査装置及び画像形成装置
出願人
京セラドキュメントソリューションズ株式会社
代理人
弁理士法人 佐野特許事務所
主分類
G02B
26/10 20060101AFI20250527BHJP(光学)
要約
【課題】結像性能の向上が図られ、好適な画像品質を得ることが可能な光走査装置を提供する。
【解決手段】光走査装置5は、光源53と、偏向器54と、第1レンズ551及び第2レンズ552と、を備える。光源53は、副走査方向において、光ビームが偏向器54の偏向面に対して斜めに入射する位置に配置される。第1レンズ551及び第2レンズ552は、光ビームの入射面及び出射面それぞれの面形状が、主走査方向の中央部に対する一方側と他方側とにおいて異なる係数を含む主走査方向形状式及び副走査方向形状式によって定義される。副走査方向形状式は、副走査方向曲率半径定義式によって定義される副走査方向の曲率半径を変数として含む。副走査方向曲率半径定義式は、主走査方向の座標を変数とする多項式によって表され、前記変数の1次項を含む。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
光ビームを出射する光源と、
前記光ビームを偏向する偏向面を有する偏向器と、
前記偏向器によって偏向された前記光ビームの光路上に配置されて前記光ビームの主走査方向及び副走査方向に延び、前記光ビームが順に通過する第1レンズ及び第2レンズと、
を備え、
前記光源は、前記副走査方向において、前記光ビームが前記偏向面に対して斜めに入射する位置に配置され、
前記第1レンズ及び前記第2レンズは、前記光ビームの入射面及び出射面それぞれの面形状が、前記主走査方向の中央部に対する一方側と他方側とにおいて異なる係数を含む主走査方向形状式及び副走査方向形状式によって定義され、
前記副走査方向形状式は、副走査方向曲率半径定義式によって定義される前記副走査方向の曲率半径を変数として含み、
前記副走査方向曲率半径定義式は、前記主走査方向の座標を変数とする多項式によって表され、前記変数の1次項を含むことを特徴とする光走査装置。
続きを表示(約 280 文字)
【請求項2】
前記副走査方向曲率半径定義式の前記1次項は、前記主走査方向の中央部に対する前記一方側と前記他方側とにおいて前記係数が等しいことを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
【請求項3】
前記副走査方向曲率半径定義式は、前記1次項以外の項の次数がすべて偶数であることを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれかに記載の光走査装置と、
前記光ビームが照射されて外周面に静電潜像が形成される像担持体を有する画像形成部と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、光走査装置及び画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
複写機やプリンター等の電子写真方式の画像形成装置は、像担持体である感光体ドラムの表面を光ビームで走査しながら露光し、感光体ドラムの表面に静電潜像を形成する光走査装置を備えることがある。光走査装置では、結像性能の向上を図るための様々な技術が提案されている。
【0003】
例えば、特許文献1で開示された従来の光走査装置は、複数の回転非対称レンズを有する。これらのレンズの子線頂点を結ぶ母線形状は、それぞれ副走査方向に湾曲した曲線により構成されている。レンズが湾曲した母線を有することにより、主走査方向に画角をもって入射する光ビームの回転が無くなり、良好な結像性能を得ることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平10-73778号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
光走査装置において、主走査方向の中央部付近に照射される光ビームは、レンズの主走査方向の中央部に対する一方側と他方側との両方に当たり、屈折して集光される。これにより、従来技術では、レンズの主走査方向の中央部付近において、副走査方向の照射位置にずれが生じることが課題であった。その結果、結像性能が低下し、画像品質に影響を及ぼすことが懸念された。
【0006】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、結像性能の向上が図られ、好適な画像品質を得ることが可能な光走査装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するため、本発明の光走査装置は、光源と、偏向器と、第1レンズ及び第2レンズと、を備える。前記光源は、光ビームを出射する。前記偏向器は、前記光ビームを偏向する偏向面を有する。前記第1レンズ及び前記第2レンズは、前記偏向器によって偏向された前記光ビームの光路上に配置されて前記光ビームの主走査方向及び副走査方向に延び、前記光ビームが順に通過する。前記光源は、前記副走査方向において、前記光ビームが前記偏向面に対して斜めに入射する位置に配置される。前記第1レンズ及び前記第2レンズは、前記光ビームの入射面及び出射面それぞれの面形状が、前記主走査方向の中央部に対する一方側と他方側とにおいて異なる係数を含む主走査方向形状式及び副走査方向形状式によって定義される。前記副走査方向形状式は、副走査方向曲率半径定義式によって定義される前記副走査方向の曲率半径を変数として含む。前記副走査方向曲率半径定義式は、前記主走査方向の座標を変数とする多項式によって表され、前記変数の1次項を含む。
【発明の効果】
【0008】
本発明の構成によれば、第1レンズ及び第2レンズの主走査方向の中央部付近において、副走査方向の照射位置ずれを抑制することができる。これにより、結像性能の向上を図ることができ、好適な画像品質を得ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態の画像形成装置の概略断面側面図である。
図1の画像形成装置の光走査装置の概略断面側面図である。
図2の光走査装置の斜視図である。
図2の光走査装置の光源及び偏向器の箇所を示す断面図である。
図2の光走査装置の第1レンズ及び第2レンズの概略構成を示す上面図である。
図2の光走査装置の第1レンズ及び第2レンズの母線形状を説明するための概略斜視図である。
図2の光走査装置の偏向器に当たる入射光を示す説明図である。
図2の光走査装置の第1レンズ及び第2レンズに当たる入射光を示す説明図である。
実施例及び比較例の光走査装置における副走査方向の照射位置を示すグラフである。
比較例の主走査方向の位置と主走査方向光ビーム径との関係を示すグラフである。
実施例の主走査方向の位置と主走査方向光ビーム径との関係を示すグラフである。
比較例の主走査方向の位置と副走査方向光ビーム径との関係を示すグラフである。
実施例の主走査方向の位置と副走査方向光ビーム径との関係を示すグラフである。
図12のグラフの中央部付近を拡大したグラフである。
図13のグラフの中央部付近を拡大したグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態を図に基づき説明する。なお、本発明は以下の内容に限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)
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