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公開番号
2025084162
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-03
出願番号
2023197821
出願日
2023-11-22
発明の名称
モールドコイル及びリアクトル並びにモールドコイル及びリアクトルの製造方法
出願人
株式会社タムラ製作所
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01F
37/00 20060101AFI20250527BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】部品点数を削減し、生産効率の良いモールドコイル及びリアクトル並びにモールドコイル及びリアクトルの製造方法を提供する。
【解決手段】モールドコイルは、コイル1と、コイル1の上面を被覆する上カバー2と、モールドコイルの物理量を検出するセンサ4と、コイル1、上カバー2及びセンサ4それぞれの少なくとも一部を被覆するコイルモールド樹脂と、を備える。センサ4は、検出部41と、検出部41とコネクタ43と繋ぐリード線42と、を有する。上カバー2は、検出部41が挿入される孔を有し、孔は、検出部41と当接している。リード線42は、コイルモールド樹脂に被覆されていない。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
コイルと、
前記コイルの上面を被覆するカバーと、
モールドコイルの物理量を検出するセンサと、
前記コイル、前記カバー及び前記センサそれぞれの少なくとも一部を被覆するコイルモールド樹脂と、
を備え、
前記センサは、
検出部と、
外部機器の端子が接続されるコネクタと、
前記検出部と前記コネクタとを繋ぐリード線と、
を有し、
前記カバーは、前記検出部が挿入される孔を有し、
前記孔は、前記検出部と当接しており、
前記リード線は、前記コイルモールド樹脂に被覆されていないこと、
を特徴とするモールドコイル。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記孔は、前記検出部と当接する当接面を有し、
前記カバーは、前記当接面と連接し、前記コイルの下面に向かって延び、前記孔に挿入された前記検出部を案内するガイドを有し、
前記ガイドは、一対設けられ、
前記一対のガイドは、対向に配置され、前記検出部と当接していること、
を特徴とする請求項1に記載のモールドコイル。
【請求項3】
前記カバーは、前記一対のガイドの間に設けられた先端当接部を有し、
前記先端当接部は、前記孔から挿入された前記検出部と当接していること、
を特徴とする請求項2に記載のモールドコイル。
【請求項4】
前記検出部は、突起を有し、
前記孔は、前記検出部と当接する当接面を有し、
前記当接面には、切り欠きが設けられており、
少なくとも前記突起の一部は、前記切り欠きの内部に収容されていること、
を特徴とする請求項1に記載のモールドコイル。
【請求項5】
請求項1乃至4の何れかのモールドコイルと、
磁性体を含み、前記モールドコイルが装着されるコアと、
を備えることを特徴とするリアクトル。
【請求項6】
コイルにカバーを装着するカバー装着工程と、
前記カバー装着工程を経た後、前記カバーの孔にセンサの検出部を圧入により挿入するセンサ圧入工程と、
前記センサ圧入工程を経た後、モールド成形によって、コイルモールド樹脂で前記コイル、前記カバー及び前記検出部それぞれの少なくとも一部を被覆させるモールド工程と、
を含み、
前記センサのリード線は、前記コイルモールド樹脂によって被覆されていないこと、
を特徴するモールドコイルの製造方法。
【請求項7】
前記孔は、前記検出部と当接する当接面を有し、
前記カバーは、前記当接面と連接し、前記コイルの下面に向かって延び、前記孔に挿入された前記検出部を案内するガイドを有し、
前記ガイドは、一対設けられ、
前記一対のガイドは、対向に配置され、前記検出部と当接していること、
を特徴とする請求項6に記載のモールドコイルの製造方法。
【請求項8】
前記カバーは、前記一対のガイドの間に設けられた先端当接部を有し、
前記先端当接部は、前記孔から挿入された前記検出部と当接していること、
を特徴とする請求項7に記載のモールドコイルの製造方法。
【請求項9】
前記検出部は、突起を有し、
前記孔は、前記検出部と当接する当接面を有し、
前記当接面には、切り欠きが設けられており、
少なくとも前記突起の一部は、前記切り欠きの内部に収容されていること、
を特徴とする請求項6に記載のモールドコイルの製造方法。
【請求項10】
請求項6乃至9の何れかに記載されたモールドコイルにコアを組み付ける組付工程を含むこと、
を特徴とするリアクトルの製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、センサを備えるモールドコイル及びリアクトル並びにモールドコイル及びリアクトルの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
OA機器、太陽光発電システム、自動車など様々な用途にリアクトルなどのコイル部品が用いられている。コイル部品は、磁性材から成るコアの外周にコイルを巻回して成る。また、コアとコイルの間には、コアとコイルを絶縁するため、樹脂部材が設けられている。
【0003】
近年、樹脂部材の樹脂でコイルをモールド成形したモールドコイルが各所において使用されている。コイルを金型の所定の位置に配置し、樹脂を金型内に注入し、固化することでコイルの内周面や外周面を樹脂部材で被覆されたモールドコイルが作製される。
【0004】
コイル部品には、センサが設けられる場合がある。センサは、コイル部品の物理量、例えば温度を検出する検出部と、外部機器と接続するコネクタと、一方端部は検出部と接続し、他方端部はコネクタと接続するリード線により構成される。リード線は、金属線と金属線を被覆し、絶縁性部材から成る被覆部から成る。コイル部品にセンサを設ける場合、モールドコイルを作製するモールド成形の際にコイルとともにセンサも樹脂で被覆される場合がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2020-035844号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
センサをモールド成形によってコイルとともに被覆する場合、樹脂の射出圧によってリード線が煽られ、リード線が断線する虞がある。また、樹脂の熱でリード線の被覆部が溶融してしまう虞がある。そのため、コイルとともにモールド成形する前に、センサを単体でモールド成形したり、別体のセンサカバーを作製してセンサにセンサカバーを装着することで、センサを保護する手法が提案されている。
【0007】
しかし、これらの手法では、部品点数が増加する。また、センサ単体でモールド成形する工程やセンサにセンサカバーを装着する工程を有するため、工程数も増加してしまう。
【0008】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、部品点数を削減し、生産効率の良いモールドコイル及びリアクトル並びにモールドコイル及びリアクトルの製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明のモールドコイルは、コイルと、前記コイルの上面を被覆するカバーと、モールドコイルの物理量を検出するセンサと、前記コイル、前記カバー及び前記センサそれぞれの少なくとも一部を被覆するコイルモールド樹脂と、を備え、前記センサは、検出部と、外部機器の端子が接続されるコネクタと、前記検出部と前記コネクタとを繋ぐリード線と、を有し、前記カバーは、前記検出部が挿入される孔を有し、前記孔は、前記検出部と当接しており、前記リード線は、前記コイルモールド樹脂に被覆されていないこと、特徴とする。
【0010】
また、本発明のリアクトルは、上記モールドコイルと、磁性体を含み、前記モールドコイルが装着されるコアと、を備えることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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