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公開番号
2025084079
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-02
出願番号
2024193610
出願日
2024-11-05
発明の名称
(メタ)アクリロイル基含有ポリイミド前駆体及び硬化物
出願人
荒川化学工業株式会社
代理人
主分類
C08G
73/12 20060101AFI20250526BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】(メタ)アクリロイル基含有ポリイミド前駆体及び硬化物を提供すること。
【解決手段】分子量190以上の芳香族ジアミンとオキシフタル酸無水物基含有テトラカルボン酸無水物との反応物に由来するイミド構造単位並びに分子量190~300の芳香族ジアミンと4,4’-オキシジフタル酸無水物及び/又は3,3’,4,4’-ビフェニルテトラカルボン酸二無水物との反応物に由来するアミック酸構造単位を含む樹脂とイソシアネート基含有(ポリ)(メタ)アクリレートとの反応物である、(メタ)アクリロイル基含有ポリイミド前駆体。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
分子量190以上の芳香族ジアミンとオキシフタル酸無水物基含有テトラカルボン酸無水物との反応物に由来するイミド構造単位
並びに
分子量190~300の芳香族ジアミンと4,4’-オキシジフタル酸無水物及び/又は3,3’,4,4’-ビフェニルテトラカルボン酸二無水物との反応物に由来するアミック酸構造単位を含む樹脂と
イソシアネート基含有(ポリ)(メタ)アクリレートとの反応物である、
(メタ)アクリロイル基含有ポリイミド前駆体。
続きを表示(約 290 文字)
【請求項2】
前記分子量190~300の芳香族ジアミンは、4,4’-ジアミノジフェニルエーテル、3,4’-ジアミノジフェニルエーテル、4,4’-ジアミノジフェニルチオエーテル、1,4-ビス(4-アミノフェノキシ)ベンゼン、4,4’-ジアミノ-3,3’-ジメチルジフェニルメタン、4,4’-ジアミノ-ジフェニルメタン及び4,4’-ジアミノ-2,2’-ジメチルビフェニルからなる群から選択される1つ以上である、請求項1に記載の(メタ)アクリロイル基含有ポリイミド前駆体。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の(メタ)アクリロイル基含有ポリイミド前駆体の硬化物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、(メタ)アクリロイル基含有ポリイミド前駆体及び硬化物に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
出願人はダイマージアミンを用いて製造されるポリイミド(ダイマージアミン使用ポリイミド)の研究開発を行っている(特許文献1)。ダイマージアミン使用ポリイミドは比誘電率、誘電正接が低い。そのため、ダイマージアミン使用ポリイミドは高周波の電気信号が用いられるフレキシブル銅張積層板に接着剤として用いられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-199645号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、硬化収縮の度合いが小さく、耐薬品性及び耐熱性が良好な硬化物を製造でき、合成可能な(メタ)アクリロイル基含有ポリイミド前駆体を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示により以下の項目が提供される。
(項目1)
分子量190以上の芳香族ジアミンとオキシフタル酸無水物基含有テトラカルボン酸無水物との反応物に由来するイミド構造単位
並びに
分子量190~300の芳香族ジアミンと4,4’-オキシジフタル酸無水物及び/又は3,3’,4,4’-ビフェニルテトラカルボン酸二無水物との反応物に由来するアミック酸構造単位を含む樹脂と
イソシアネート基含有(ポリ)(メタ)アクリレートとの反応物である、
(メタ)アクリロイル基含有ポリイミド前駆体。
(項目2)
前記分子量190~300の芳香族ジアミンは、4,4’-ジアミノジフェニルエーテル、3,4’-ジアミノジフェニルエーテル、4,4’-ジアミノジフェニルチオエーテル、1,4-ビス(4-アミノフェノキシ)ベンゼン、4,4’-ジアミノ-3,3’-ジメチルジフェニルメタン、4,4’-ジアミノ-ジフェニルメタン及び4,4’-ジアミノ-2,2’-ジメチルビフェニルからなる群から選択される1つ以上である、上記項目に記載の(メタ)アクリロイル基含有ポリイミド前駆体。
(項目3)
上記項目のいずれか1項に記載の(メタ)アクリロイル基含有ポリイミド前駆体の硬化物。
【0006】
本開示において、上述した1又は複数の特徴は、明示された組み合わせに加え、さらに組み合わせて提供され得る。
【発明の効果】
【0007】
本発明の(メタ)アクリロイル基含有ポリイミド前駆体は、合成可能である。本発明の硬化物は、硬化収縮の度合いが小さく、良好な耐薬品性及び耐熱性を示す。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本開示の全体にわたり、各物性値、含有量等の数値の範囲は、適宜(例えば下記の各項目に記載の値から選択して)設定され得る。具体的には、数値αについて、A3、A2、A1(A3>A2>A1とする)等が挙げられる場合、数値αの範囲は、A3以下、A2以下、A3未満、A2未満、A1以上、A2以上、A1より大きい、A2より大きい、A1~A2(A1以上A2以下)、A1~A3、A2~A3、A1以上A3未満、A1以上A2未満、A2以上A3未満、A1より大きくA3未満、A1より大きくA2未満、A2より大きくA3未満、A1より大きくA3以下、A1より大きくA2以下、A2より大きくA3以下等が挙げられる。
【0009】
本発明が解決しようとする課題が解決される限り、各成分、条件、数値等は、特に限定されない。
【0010】
「(メタ)アクリル」は、「アクリル及び/又はメタクリル」を意味する。「(メタ)アクリレート」は、「アクリレート及び/又はメタクリレート」を意味する。「(メタ)アクリロイル」は、「アクリロイル及び/又はメタクリロイル」を意味する。
(【0011】以降は省略されています)
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