TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025084057
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-02
出願番号2024158179,2023197363
出願日2024-09-12,2023-11-21
発明の名称工作機械
出願人DMG森精機株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類B23Q 15/00 20060101AFI20250526BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約【課題】作業員による工作機械の異常の原因特定および解決を容易にするためのアラーム通知技術を提供する。
【解決手段】作業員による工作機械の異常の原因特定および解決を容易にするためのアラーム通知機能を備える工作機械を提供する。工作機械は、アラームデータを格納した記憶部と、取得した1つ以上の信号に基づいて、アラームデータから出力する1つ以上のアラーム720A,720Bを選択する制御部と、アラーム種別に応じて、選択された1つ以上のアラーム720A,720Bの各々の表示形式を変更して画面に出力する出力部とを備える。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
アラームデータを格納した記憶部と、
工作機械の異常を特定するために、少なくとも前記工作機械の出力信号、オペレータの入力及び周辺装置の出力信号のいずれか1つの信号を取得し、取得した信号に基づいて前記アラームデータから画面に出力するアラームを選択する選択部と、
前記工作機械に関する情報を表示するための複数のウィンドウが縦に並んで表示される領域を含む画面に、選択されたアラームを出力する出力部とを備え、
前記出力部は、
選択された第1アラームを前記複数のウィンドウの中の1つのウィンドウ内に収まるように、前記領域の前面に表示し、
前記第1アラームが前記領域の前面に表示された状態で、次に選択された第2アラームがある場合に、前記第2アラームを前記第1アラームの表示の下に表示する、工作機械。
続きを表示(約 260 文字)【請求項2】
前記第1アラーム及び前記第2アラームの横方向の長さは、前記1つのウィンドウの横方向の長さよりも短く、
前記第1アラーム及び前記第2アラームは前記1つのウィンドウの一部を覆い、前記1つのウィンドウの他の部分は前記画面に描画され、
前記第1アラーム及び前記第2アラームの左端部は、前記1つのウィンドウの左端部と同じ位置にあり、
前記第1アラーム及び前記第2アラームの右端部は、前記1つのウィンドウの右端部よりも前記1つのウィンドウの内側に位置する、請求項1に記載の工作機械。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、工作機械に関し、より特定的には、アラームの通知技術に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
工作機械は、作業員の安全確保および工作機械自体の破損を防止するために、アラームを出力する機能を備えることがある。一例として、アラームは、工作機械に備え付けられた表示装置に出力されることがある。
【0003】
アラームの通知技術に関し、例えば、特開2017-122613号公報(特許文献1)は、アラーム通知機能を備える工作機械を開示している。当該工作機械は、「制御盤、制御盤内の温度及び湿度を測定する温度センサー及び湿度センサー、温度及び湿度に基づいて水蒸気量を算出する水蒸気量算出部、水蒸気量を記憶する水蒸気量記憶部を有する。さらに、水蒸気量算出部が算出した水蒸気量と、水蒸気量記憶部が記憶している水蒸気量と、に基づき水蒸気量変化率を算出する水蒸気量変化率算出部、予め設定された閾値を保持する水蒸気量変化率閾値設定部、水蒸気量変化率が閾値以上であるか否かを判定する水蒸気量変化率比較部、水蒸気量変化率が閾値以上である場合にアラームを通知するアラーム通知部を有する」というものである([要約]参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-122613号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示された技術によると、作業員に、工作機械の異常を通知することはできるかもしれない。しかしながら、工作機械において発生する異常は多岐にわたる。そのため、アラームが単純なエラーコードのみを含む場合、作業員は、アラームを確認した後、工作機械の異常の原因を特定するのに多大な工数を要する可能性がある。したがって、作業員による工作機械の異常の原因特定および解決を容易にするためのアラーム通知技術が必要とされている。
【0006】
本開示は、上記のような背景に鑑みてなされたものであって、ある局面における目的は、作業員による工作機械の異常の原因特定および解決を容易にするためのアラーム通知技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
ある実施の形態に従うと、工作機械が提供される。当該工作機械は、アラームデータを格納した記憶部と、取得した1つ以上の信号に基づいて、アラームデータから出力する1つ以上のアラームを選択する制御部と、アラーム種別に応じて、選択された1つ以上のアラームの各々の表示形式を変更して画面に出力する出力部とを備える。
【0008】
他の実施の形態に従うと、他の工作機械が提供される。当該工作機械は、アラームデータを格納した記憶部と、取得した1つ以上の信号に基づいて、アラームデータから出力する1つ以上のアラームを選択する制御部と、選択された1つ以上のアラームを時系列順に並べて画面に出力する出力部とを備える。
【0009】
また、他の実施の形態に従うと、他の工作機械が提供される。当該工作機械は、アラームデータを格納した記憶部と、取得した1つ以上の信号に基づいて、アラームデータから出力する1つ以上のアラームを選択する制御部と、選択された1つ以上のアラームを画面に出力する出力部とを備える。画面は、1つ以上のアイコンを含む第1領域と、工作機械に関する1つ以上の情報を含む第2領域とを含む。選択された1つ以上のアラームは、第2領域の一部を覆うように画面に表示される。
【0010】
ある局面において、アラームデータは、1つ以上のアラームの各々のID(Identifier)と、異常の内容、原因または解決方法に関係する1つ以上の表示項目とを含む。1つ以上のアラームの各々は、1つ以上のアラームの各々に紐付く1つ以上の表示項目を含む。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

DMG森精機株式会社
工作機械
3日前
DMG森精機株式会社
工作機械、工作機械の制御方法および工作機械の制御プログラム
3日前
DMG森精機株式会社
システム、ロボット搭載移動装置及びロボット搭載移動装置の動作の制御に用いられるプログラム
15日前
個人
タップ
28日前
個人
加工機
22日前
麗豊実業股フン有限公司
ラクトバチルス・パラカセイNB23菌株及びそれを筋肉量の増加や抗メタボリック症候群に用いる用途
15日前
株式会社不二越
ドリル
21日前
株式会社不二越
ドリル
1か月前
日東精工株式会社
ねじ締め機
1か月前
日東精工株式会社
ねじ締め機
7日前
日東精工株式会社
ねじ締め装置
2か月前
日東精工株式会社
多軸ねじ締め機
1か月前
株式会社FUJI
工作機械
1か月前
有限会社 ナプラ
金属粒子
2か月前
日進工具株式会社
エンドミル
1か月前
株式会社アンド
半田付け方法
21日前
株式会社ダイヘン
多層盛り溶接方法
1か月前
エフ・ピー・ツール株式会社
リーマ
1か月前
株式会社アンド
半田付け方法
21日前
村田機械株式会社
レーザ加工機
8日前
ブラザー工業株式会社
工作機械
1か月前
ブラザー工業株式会社
工作機械
1か月前
村田機械株式会社
レーザ加工機
8日前
株式会社トヨコー
被膜除去方法
9日前
トヨタ自動車株式会社
接合方法
1か月前
株式会社FUJI
チャック装置
2か月前
津田駒工業株式会社
2連回転割出し装置
2か月前
大肯精密株式会社
自動送り穿孔機
1か月前
株式会社コスメック
クランプ装置
2か月前
株式会社ダイヘン
溶接装置
1か月前
オークマ株式会社
工作機械
2か月前
株式会社コスメック
クランプ装置
2か月前
株式会社プロテリアル
金属箔の溶接方法
1か月前
株式会社不二越
超硬合金製ドリル
1か月前
株式会社不二越
管用テーパタップ
1か月前
オークマ株式会社
工作機械
3か月前
続きを見る