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公開番号2025083235
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-30
出願番号2023197017
出願日2023-11-20
発明の名称浄水提供システム
出願人ベーシック株式会社
代理人個人,個人
主分類C02F 1/28 20230101AFI20250523BHJP(水,廃水,下水または汚泥の処理)
要約【課題】カートリッジの長期使用を可能とする。
【解決手段】本発明の浄水適用システム100は、原水中の溶存物質を減少させて浄水を流出する浄水カートリッジ11,12と、前記浄水カートリッジ11,12を洗浄するよう形成された流路13,14,15,16および各電動バルブ21と、前記洗浄の要否を判定するサーバ50と、サーバ50の判定結果に基づいて、前記電動バルブ21の各々を制御するマイコン22と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図5


特許請求の範囲【請求項1】
原水中の溶存物質を減少させて浄水を流出する浄化部と、
前記浄化部を洗浄する洗浄部と、
前記洗浄の要否を判定する洗浄判定部と、
前記洗浄判定部の結果に基づいて、前記洗浄部を制御する洗浄制御部と、
を備える浄水提供システム。
続きを表示(約 680 文字)【請求項2】
前記原水及び/又は前記浄水の状態を指し示す指標値を出力する検出部を備え、
前記洗浄判定部は、前記指標値に基づいて前記洗浄の要否を判定することを特徴とする、請求項1に記載の浄水提供システム。
【請求項3】
前記検出部は、前記浄水の流量を出力するものであり、
前記出力された流量の積算値に基づいて、前記浄化部の使用料を算出する算出部を備える、請求項2に記載の浄水提供システム。
【請求項4】
前記検出部は、
前記浄化部の一次側の水圧を出力する一次側水圧センサと、
前記浄化部の二次側の水圧を出力する二次側水圧センサと、
を備え、
前記洗浄判定部は、前記一次側の水圧と前記二次側の水圧の差に基づいて、前記洗浄の要否を判定することをと特徴とする、請求項2に記載の浄水提供システム。
【請求項5】
前記浄化部の交換を判定する交換判定部を備える、請求項1に記載の浄水提供システム。
【請求項6】
前記洗浄制御部は、
前記浄化部の二次側に浄水を供給するよう制御するとともに、当該洗浄部の一次側から流出した水を排出するよう制御する、請求項1に記載の浄水提供システム。
【請求項7】
複数の浄水器と、
前記浄水器の各々と通信可能なサーバと、
を備え、
前記浄水器の各々は、前記浄化部、前記洗浄部、及び前記洗浄制御部を備え、
前記サーバは前記洗浄判定部を備える、請求項1に記載の浄水提供システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、水道水や地下水などの原水を浄化して一般家庭や業務用の水として提供する浄水提供システムに関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
浄水器は、その使用期間や使用量が増えるに従って浄水効果が漸減するため、一定期間使用した後に、その浄水カートリッジが交換される。また、浄水器に不適切な浄水カートリッジが使用されると、浄水器は所定の浄水効果を得ることができないため、浄水器に適した浄水カートリッジを使用する必要がある。
【0003】
特許文献1には、浄水カートリッジの交換を通知する通知方法に関する技術が記載されている。当該通知方法は、インターネットを通じて、各浄水場における水質項目毎の分析情報を取得し、取得した分析情報を水質項目ごとに定めた基準値と対比し、基準値を超える分析情報があった場合には、当該浄水場の管理者に対して浄水カートリッジの変更を通知するものである。当該通知方法によれば、浄水器の管理者に対して水質の分析情報に基づいて、浄水効果が低下した浄水カートリッジの変更を通知することができる。
【0004】
また特許文献2には、浄水器消耗品自動発注システムが記載されている。当該自動発注システムは、浄水カートリッジの発注を受け、浄水器のユーザへ新品の浄水カートリッジを納品するシステムであって、浄水器と、携帯通信装置と、ECサーバ送致と、を備える。当該浄水器は、浄水モードにおける浄水の流量を検出し、検出した流量を積算した積算値に基づいて浄水カートリッジの交換時期を判定する。そして、浄水器は、カートリッジの交換時期を迎えたと判定すると、自動的に、購入対象となる浄水カートリッジの商品名等を含んだ発注情報を送信する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2003-145143号公報
特開2019-30831号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記特許文献の記載によれば、使用中の浄水器に適した浄水カートリッジを、その浄水性能に応じて適時に交換することが可能となる。当該浄水カートリッジの交換には費用が発生するため、当該費用を軽減するために、より浄水長くカートリッジを使用したいというニーズもある。したがって、本発明は、カートリッジの長期使用を可能とする浄水提供システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本発明の浄水提供システムは、原水中の溶存物質を減少させて浄水を流出する浄化部と、前記浄化部を洗浄する洗浄部と、前記洗浄の要否を判定する洗浄判定部と、前記洗浄判定部の結果に基づいて、前記洗浄部を制御する洗浄制御部と、を備えることを特徴とする。
【0008】
本発明の浄水提供システムは、また、前記原水及び/又は前記浄水の状態を指し示す指標値を出力する検出部を備え、前記洗浄判定部は、前記指標値に基づいて前記洗浄の要否を判定することを特徴とする。
【0009】
本発明の浄水提供システムは、さらに、前記検出部が、前記浄水の流量を出力するものであり、前記出力された流量の積算値に基づいて、前記浄化部の使用料を算出する算出部を備えることを特徴とする。
【0010】
本発明の浄水提供システムは、さらに、前記検出部が、前記浄化部の一次側の水圧を出力する一次側水圧センサと、前記浄化部の二次側の水圧を出力する二次側水圧センサと、を備え、前記洗浄判定部は、前記一次側の水圧と前記二次側の水圧の差に基づいて、前記洗浄の要否を判定することをと特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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