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公開番号2025083028
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-30
出願番号2023196672
出願日2023-11-20
発明の名称仮眠用シート
出願人トヨタ紡織株式会社,トヨタ自動車株式会社
代理人名古屋国際弁理士法人
主分類A47C 1/035 20060101AFI20250523BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】 利用者の体格に応じた適切な覚醒のためのストレッチ効果を与えることが可能な仮眠用シートの一例を開示する。
【解決手段】 仮眠用シートは、体格センサ10により検出された体格情報、操作パネル7に入力された体格情報、及び受信部11により受信された体格情報のうち少なくとも1つの情報に基づいて、第1空気袋及び第2空気袋に供給する空気量、つまり第1ポンプ3C及び第2ポンプ3Dを変更・調整する。これにより、利用者の体格に適した覚醒のためのストレッチ効果を利用者に与えることが可能となる。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
シートバック及びシートクッションを備えるとともに、少なくとも前記シートバックを仮眠用の仮眠姿勢と着席用の着席姿勢との間で変位させることが可能な仮眠用シートにおいて、
前記シートバックに内蔵され、当該シートバックの表面を利用者に向けて突出させる突出機能を発揮可能な押圧機構と、
前記シートバック及び前記シートクッションのうち少なくとも一方に設けられ、利用者の座高及び身幅のうち少なくとも一方の情報を含む体格に関連する情報を検出する体格センサと、
前記押圧機構の作動を制御する制御部であって、前記体格センサの検出値を利用して前記仮眠姿勢時における当該押圧機構の突出量を変更する突出量変更機能を発揮可能な制御部と
を備える仮眠用シート。
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
シートバック及びシートクッションを備えるとともに、少なくとも前記シートバックを仮眠用の仮眠姿勢と着席用の着席姿勢との間で変位させることが可能な仮眠用シートにおいて、
前記シートバックに内蔵され、当該シートバックの表面を利用者に向けて突出させる突出機能を発揮可能な押圧機構と、
利用者により操作される入力部であって、当該利用者の座高及び身幅のうち少なくとも一方の情報を含む体格に関連する情報を入力するための入力部と、
前記押圧機構の作動を制御する制御部であって、前記入力部に入力された情報を利用して前記仮眠姿勢時における当該押圧機構の突出量を変更する突出量変更機能を発揮可能な制御部と
を備える仮眠用シート。
【請求項3】
シートバック及びシートクッションを備えるとともに、少なくとも前記シートバックを仮眠用の仮眠姿勢と着席用の着席姿勢との間で変位させることが可能な仮眠用シートにおいて、
前記シートバックに内蔵され、当該シートバックの表面を利用者に向けて突出させる突出機能を発揮可能な押圧機構と、
利用者の座高及び身幅のうち少なくとも一方の情報を含む体格に関連する情報を無線通信又は有線通信にて受信可能な受信部と、
前記押圧機構の作動を制御する制御部であって、前記受信部にて受信された情報を利用して前記仮眠姿勢時における当該押圧機構の突出量を変更する突出量変更機能を発揮可能な制御部と
を備える仮眠用シート。
【請求項4】
前記押圧機構は、シート幅方向に延びる第1空気袋、当該第1空気袋の延び方向と直交する方向に延びる第2空気袋、並びに当該第1空気袋及び当該第2空気袋に空気を供給するポンプを有して構成されており、
前記制御部は、前記第1空気袋及び前記第2空気袋に供給する空気量を調節して当該第1空気袋及び当該第2空気袋の膨張量を変更することにより、前記突出量を変更し、
さらに、前記制御部は、前記第1空気袋を膨張させた後に、前記第2空気袋を膨張させる請求項1ないし3のいずれか1項に記載の仮眠用シート。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、少なくともシートバックを仮眠用の仮眠姿勢と着席用の着席姿勢との間で変位させることが可能な仮眠用シートに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1に記載の発明では、着座者の体重によりマッサージ強度を変化させている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平6-125954号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば、仮眠中の利用者に対して覚醒のためのストレッチをする場合において、体重のみでストレッチに必要な出力が決定されると、痩せていて身長が高い人、又は太っていて身長が小さい人それぞれに対して適切な覚醒のためのストレッチ効果を与えることが難しい。本開示は、当該点に鑑みた仮眠用シートの一例を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
シートバック(4)及びシートクッション(5)を備えるとともに、少なくともシートバック(4)を仮眠用の仮眠姿勢と着席用の着席姿勢との間で変位させることが可能な仮眠用シートは、例えば、以下の構成要件のうち少なくとも1つを備えることが望ましい。
【0006】
すなわち、当該構成要件は、シートバック(4)に内蔵され、当該シートバック(4)の表面を利用者に向けて突出させる突出機能を発揮可能な押圧機構(3)と、シートバック(4)及びシートクッション(5)のうち少なくとも一方に設けられ、利用者の座高及び身幅のうち少なくとも一方の情報を含む体格に関連する情報を検出する体格センサ(10)と、押圧機構(3)の作動を制御する制御部(9)であって、体格センサ(10)の検出値を利用して仮眠姿勢時における当該押圧機構(3)の突出量を変更する突出量変更機能を発揮可能な制御部(9)とである。
【0007】
これにより、当該仮眠用シートでは、利用者の体格に適した覚醒のためのストレッチ効果を与えることが可能となる。なお、ストレッチは、シートバック(4)の表面を利用者に向けて突出させることにより実現される。
【0008】
なお、当該仮眠用シートは、以下の構成であってもよい。
すなわち、体格センサ(10)に代えて、利用者の座高及び身幅のうち少なくとも一方の情報を含む体格に関連する情報を入力するための入力部(7)を備える構成であってもよい。
【0009】
また、体格センサ(10)に代えて、利用者の座高及び身幅のうち少なくとも一方の情報を含む体格に関連する情報を無線通信又は有線通信にて受信可能な受信部(11)を備える構成であってもよい。
【0010】
また、押圧機構(3)は、シート幅方向に延びる第1空気袋(3A)、当該第1空気袋(3A)の延び方向と直交する方向に延びる第2空気袋(3B)、並びに当該第1空気袋(3A)及び当該第2空気袋(3B)に空気を供給するポンプ(3C、3D)を有して構成されており、制御部(9)は、第1空気袋(3A)及び第2空気袋(3B)に供給する空気量を調節して当該第1空気袋(3A)及び当該第2空気袋(3B)の膨張量を変更することにより、突出量を変更し、さらに、制御部(9)は、第1空気袋(3A)を膨張させた後に、第2空気袋(3B)を膨張させることが望ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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