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公開番号2025083022
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-30
出願番号2023196658
出願日2023-11-20
発明の名称電圧安定化装置及び電気機器システム
出願人株式会社サムウエイ
代理人個人,個人
主分類H02J 3/00 20060101AFI20250523BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】 電力系統から供給される電圧を直列接続した複数の電気機器に分圧して供給する構成の電気機器システムにおいて、電気機器に定格の電圧を安定して供給する。
【解決手段】 交流電源に接続され、直接に接続された互いに同一回路構成を有する2つの電気機器101、103と、2つの電気機器101、103に分圧して印加される電圧を安定化する電圧安定化装置150と、を備え、電圧安定化装置150は、2つの電気機器101、103に対して並列に接続され、互いに磁界を打ち消すように接続された巻線比1を有する2つの巻線151、153の一方の巻線と他方の巻線との接続点155を2つの電気機器101、103の一方の電気機器と他方の電気機器との接続点105に接続して構成される。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
交流電源に接続され、直列に接続された互いに同一回路構成を有する2つの電気機器に分圧して印加される電圧を安定化する電圧安定化装置であって、
前記2つの電気機器に対して並列に接続され、互いに磁界を打ち消すように接続された巻線比1を有する2つの巻線の一方の巻線と他方の巻線との接続点が前記2つの電気機器の一方の電気機器と他方の電気機器との接続点に接続された電圧安定化装置。
続きを表示(約 880 文字)【請求項2】
交流電源に接続され、直接に接続された互いに同一回路構成を有する2つの電気機器と、前記2つの電気機器に分圧して印加される電圧を安定化する電圧安定化装置と、を備える電気機器システムであって、前記電圧安定化装置は、
前記2つの電気機器に対して並列に接続され、互いに磁界を打ち消すように接続された巻線比1を有する2つの巻線の一方の巻線と他方の巻線との接続点を前記2つの電気機器の一方の電気機器と他方の電気機器との接続点に接続して構成される電気機器システム。
【請求項3】
前記電気機器が、前記電気機器の定格電圧の略2倍の電圧を有する交流電源に接続される、請求項2に記載の電気機器システム
【請求項4】
前記電気機器がリニアアンプである、請求項2または3に記載の電気機器システム。
【請求項5】
前記電気機器が白熱電球である、請求項2または3に記載の電気機器システム。
【請求項6】
交流電源に接続され、直列に接続された互いに同一回路構成を有する複数の電気機器と、前記複数の電気機器に分圧して印加される電圧を安定化する、1又は直列に接続された複数の電圧安定化装置と、を備える電気機器システムであって、前記電圧安定化装置は、
隣接する2つの電気機器に対して1つが並列に接続され、互いに磁界を打ちけすように接続された2つの巻線の一方の巻線と他方の巻線の接続点を前記隣接する電気機器の一方の電気機器と他方の電気機器との接続点に接続して構成される電気機器システム。
【請求項7】
前記複数の電気機器は、各電気機器の定格がそれぞれ等しく、
前記電圧安定化装置は、一方の巻線と他方の巻線との巻線比が1である、請求項6に記載の電気機器システム。
【請求項8】
前記複数の電気機器は、各電気機器の定格が異なり、
前記電圧安定化装置は、一方の巻線と他方の巻線との巻線比が前記電気機器の定格比と同一である、請求項6に記載の電気機器システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電気機器に供給する電圧を安定化させる電圧安定化装置及びそれを用いた電気機器システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
近年、電力系統から交流100ボルトに加え交流200ボルトも供給されていることから、高い電力を求めて定格100ボルトの電気機器を交流200ボルトで使用したいという要望がある。また、交流100ボルトの電圧が供給される日本などの地域で使用していた定格100ボルトの電気機器を交流200ボルトの電圧が供給される米国などの地域で使用したいという要望がある。
【0003】
定格100ボルトの電気機器を交流200ボルトで使用するためには過電圧印加による電気機器の損傷を回避するために変圧器を介して降圧するのが一般的である。しかしながら交流200ボルトを交流100ボルトに降圧可能な大型の変圧器が必要であり機器構成も複雑になる(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2005‐236349号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
定格100ボルトの電気機器を交流200ボルトで使用する場合、上述のようにトランスを介して定格電圧まで降圧させて使用することができる。この他にも、直列接続した定格100ボルトの電気機器を電力系統に接続する方法がある。この方法によれば電力系統から供給される電圧が2つの電気機器に分圧されるから定格100ボルトの電気機器を交流200ボルトで使用することができる。
【0006】
しかしながら、直列接続した電気機器の負荷特性のばらつきにより、所望の分圧が行われず、一方の電気機器に定格を超える電圧が供給され、電気機器が正常に作動しないおそれがある。
【0007】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、電力系統から供給される電圧を直列接続した複数の電気機器に分圧して供給する構成の電気機器システムにおいて、電気機器に定格の電圧を安定して供給することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、直列接続された複数の電気機器に印加する電圧を安定化するための電圧安定化装置を含み、以下の概念により実現される。
【0009】
(各電気機器の回路構成がそれぞれ同一かつ各電気機器の定格が同じ場合)
図4に示すように、直列接続された複数の電気機器N1、N2、N3、N4に電源電圧が印加される構成において、隣接する電気機器N1、N2に対して並列に接続され、互いに磁界を打ち消すように接続された巻線比1を有する2つの巻線の一方の巻線と他方の巻線との接続点を前記隣接する電気機器の一方の電気機器N1と他方の電気機器N2との接続点に接続して構成される電圧安定化装置M1を備える。
【0010】
同様に、隣接する電気機器N2、N3に対して並列に接続され、互いに磁界を打ち消すように接続された巻線比1を有する2つの巻線の一方の巻線と他方の巻線との接続点を前記隣接する電気機器の一方の電気機器N2と他方の電気機器N3との接続点に接続して構成される電圧安定化装置M2を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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