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公開番号2025080821
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-27
出願番号2023194110
出願日2023-11-15
発明の名称グロメット、グロメット付きワイヤハーネス及びワイヤハーネスの取付構造
出願人株式会社オートネットワーク技術研究所,住友電装株式会社,住友電気工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H02G 3/22 20060101AFI20250520BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】グロメットへのワイヤハーネスの挿通を容易にできる技術を提供することを目的とする。
【解決手段】グロメット10は、ワイヤハーネス82が通される筒部12を備える。前記筒部12は、外面に車体の孔の周縁部が嵌る嵌合溝16が形成された第1筒部14と、前記第1筒部14と連通する第2筒部20と、を含む。前記第2筒部20は、山部24及び谷部26を有する蛇腹部が前記筒部12の軸回りにらせん状に延在するらせん状蛇腹筒部22を含む。前記第1筒部14の内径は、前記らせん状蛇腹筒部22の内径よりも大きい。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
ワイヤハーネスが通される筒部を備え、
前記筒部は、外面に車体の孔の周縁部が嵌る嵌合溝が形成された第1筒部と、前記第1筒部と連通する第2筒部と、を含み、
前記第2筒部は、山部及び谷部を有する蛇腹部が前記筒部の軸回りにらせん状に延在するらせん状蛇腹筒部を含み、
前記第1筒部の内径は、前記らせん状蛇腹筒部の内径よりも大きい、グロメット。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
請求項1に記載のグロメットであって、
前記第2筒部は、前記第1筒部と前記らせん状蛇腹筒部とを連結する連結筒部を含み、
前記連結筒部の外面には、周溝が形成されている、グロメット。
【請求項3】
請求項2に記載のグロメットであって、
前記第1筒部のうち前記連結筒部側の端面における外周側部分から突出する突起部を備え、
前記連結筒部は、前記突起部と重なる部分を欠いた形状を有し、
前記らせん状蛇腹筒部は前記突起部よりも内周側に設けられている、グロメット。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のグロメットであって、
前記らせん状蛇腹筒部は、前記第1筒部側の端部に位置する端部筒部と、前記端部筒部に連なる本体筒部とを有し、
前記端部筒部の前記山部及び前記谷部が、前記本体筒部の前記山部及び前記谷部よりも前記筒部の軸方向に沿いつつ、外周側に広がる、グロメット。
【請求項5】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のグロメットであって、
前記らせん状蛇腹筒部のうち前記第1筒部側の端部とは反対側の端部に設けられた配線固定部を備え、
前記配線固定部は、前記第2筒部の周方向に沿って互いに離れている複数の延出片を含み、
前記複数の延出片のそれぞれが、前記らせん状蛇腹筒部から突出する、グロメット。
【請求項6】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のグロメットであって、
前記筒部の内径のうち前記らせん状蛇腹筒部の内径が最も小さい、グロメット。
【請求項7】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のグロメットであって、
前記筒部の軸方向が前記筒部の一端から他端まで、一つの直線に沿う、グロメット。
【請求項8】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のグロメットと、
前記グロメットに通されたワイヤハーネスと、
を備える、グロメット付きワイヤハーネス。
【請求項9】
請求項8に記載のグロメット付きワイヤハーネスであって、
前記ワイヤハーネスは、前記グロメットを貫通している配線部材と、前記配線部材のうち前記グロメットよりも一端側の端部に設けられた少なくとも1つのコネクタとを含み、
前記第1筒部の内径は、前記少なくとも1つのコネクタのうち最大のコネクタの外寸よりも大きい、グロメット付きワイヤハーネス。
【請求項10】
請求項8に記載のグロメット付きワイヤハーネスであって、
前記らせん状蛇腹筒部が縮径変形した状態に保持されている、グロメット付きワイヤハーネス。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、グロメット、グロメット付きワイヤハーネス及びワイヤハーネスの取付構造に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、一対の取付部と、一対の取付部の間を、夫々エルボ状部を介して一体に連結する蛇腹状の中空筒部とを備え、螺旋状の連続した山部と谷部とを有する螺旋状部が蛇腹状中空筒部に形成された自動車用グロメットを開示している。かかるグロメットは、ドアと車体との間に取り付けられるものである。また、蛇腹状中空筒部は、ドア開閉時のグロメットにかかる捩じれ作用に対する追従性を向上させ、耐久性、防水性も向上させるためのものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-157495号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
グロメットへのワイヤハーネスの挿通が容易であることが望まれている。
【0005】
そこで、グロメットへのワイヤハーネスの挿通を容易にできる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のグロメットは、ワイヤハーネスが通される筒部を備え、前記筒部は、外面に車体の孔の周縁部が嵌る嵌合溝が形成された第1筒部と、前記第1筒部と連通する第2筒部と、を含み、前記第2筒部は、山部及び谷部を有する蛇腹部が前記筒部の軸回りにらせん状に延在するらせん状蛇腹筒部を含み、前記第1筒部の内径は、前記らせん状蛇腹筒部の内径よりも大きい、グロメットである。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、グロメットへのワイヤハーネスの挿通が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は実施形態1にかかるグロメットを示す斜視図である。
図2は同グロメットを示す正面図である。
図3は同グロメットを示す平面図である。
図4は同グロメットを示す側面図である。
図5は図3のV-V線に沿った断面図である。
図6は図2のVI-VI線に沿った断面図である。
図7は図2のVII-VII線に沿った断面図である。
図8は第1変形例にかかるグロメットを示す斜視図である。
図9は第2変形例にかかるグロメットを示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
【0010】
本開示のグロメット、グロメット付きワイヤハーネス及びワイヤハーネスの取付構造は、次の通りである。
(【0011】以降は省略されています)

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