TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025079635
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-22
出願番号2023192437
出願日2023-11-10
発明の名称収納部設置構造
出願人文化シヤッター株式会社
代理人弁理士法人英知国際特許商標事務所
主分類E06B 9/17 20060101AFI20250515BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】 木造躯体に対する止着部分の強度を向上する
【解決手段】 開閉体10を収納するための収納部20を、木造躯体Xに固定するようにした収納部設置構造において、収納部20は、収納部20を巻き取ったり繰出したりする巻取軸21と、巻取軸21及び巻取軸21に巻かれる開閉体10を横幅方向にわたって覆う巻取軸ケース23と、下端側が巻取軸ケース23の横幅方向中央寄りを受けるとともに上端側が木造躯体Xに接続された吊持補強部25とを具備する。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
開閉体を収納するための収納部を、木造躯体に固定するようにした収納部設置構造において、
前記収納部は、前記開閉体を巻き取ったり繰出したりする巻取軸と、前記巻取軸及び前記巻取軸に巻かれる前記開閉体を横幅方向にわたって覆う巻取軸ケースと、下端側が前記巻取軸ケースの横幅方向中央寄りを受けるとともに上端側が前記木造躯体に接続された吊持補強部とを具備することを特徴とする収納部設置構造。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記吊持補強部の上端側が、前記収納部の後方側で前記木造躯体に接続されていることを特徴とする請求項1記載の収納部設置構造。
【請求項3】
前記収納部は、前記巻取軸をその両側で支持する左右の軸支ブラケットを備え、
前記吊持補強部は、前記左右の軸支ブラケットおよび前記巻取軸ケースを下方側から受ける受部材を備えることを特徴とする請求項1記載の収納部設置構造。
【請求項4】
前記吊持補強部は、前記巻取軸ケースの下方側で前記受部材に接続されるとともに手前側へ延設された下側片と、前記巻取軸ケースの手前側で前記下側片に接続されるとともに上方へ延設された手前側片と、この手前側片の上端側に接続されるとともに前記巻取軸ケースの上方側で後方へ延設された上側片とを備え、
前記上側片が、前記収納部の後方側で前記木造躯体の壁面に接続されていることを特徴とする請求項3記載の収納部設置構造。
【請求項5】
前記前記上側片は、上下方向に並ぶように複数設けられていることを特徴とする請求項4記載の収納部設置構造。
【請求項6】
前記収納部の後方側には、前記木造躯体の壁面から手前側へ突出する壁側被止着部が設けられ、
前記吊持補強部の上端側は、前記壁側被止着部の側面に重ね合わせられるとともに、この重ね合わせ部分に挿通される止着具によって前記壁側被止着部に止着されていることを特徴とする請求項1記載の収納部設置構造。
【請求項7】
前記止着具は、上下方向に二つ設けられ、これら二つの止着具のうち、上側の止着具が、下側の止着具よりも高強度に構成されていることを特徴とする請求項6記載の収納部設置構造。
【請求項8】
前記壁側被止着部は、芯材と、この芯材を覆う耐火性部材とにより一体的に構成されることを特徴とする請求項6記載の収納部設置構造。
【請求項9】
前記収納部の後方側には、前記収納部を支持するとともに前記木造躯体の壁面に止着されて該壁面を補強する補強枠が設けられ、この補強枠が、前記壁側被止着部を下方から受けていることを特徴とする請求項6記載の収納部設置構造。
【請求項10】
前記収納部の後方側には、前記収納部を支持するとともに前記木造躯体の壁面に止着されて該壁面を補強する補強枠が設けられ、
前記補強枠は、横幅方向の中央寄りに上方へ突出する突出部を一体的に有し、
前記吊持補強部の上端側が、前記突出部に接続されていることを特徴とする請求項1~5何れか1項記載の収納部設置構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、開閉体を収納するための収納部を木造躯体に支持するようにした収納部設置構造に関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
一般的なシャッター装置は、空間を仕切るようにして閉鎖動作する開閉体と、この開閉体を上下方向へ案内するガイドレールと、この開閉体をその上方側で収納する収納部(シャッターボックス)とを具備している。
ところで、近年では、大型の建物躯体を木材により構成し、その木造躯体に対し重量シャッター等の大型のシャッター装置が設置される場合がある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-031930号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来のシャッター装置では、収納部が比較的高重量で横幅方向に長尺であるため、収納部における横幅方向の中央寄り部分が自重により下方へ撓むおそれがある。
そこで、収納部の中央寄り部分を不動部位に固定することが提案させるが、高重量であるため、木造躯体に対する止着部分の強度が不足しないように工夫を要する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
このような課題に鑑みて、本発明の一つは、以下の構成を具備するものである。
開閉体を収納するための収納部を、木造躯体に固定するようにした収納部設置構造において、前記収納部は、前記開閉体を巻き取ったり繰出したりする巻取軸と、前記巻取軸及び前記巻取軸に巻かれる前記開閉体を横幅方向にわたって覆う巻取軸ケースと、下端側が前記巻取軸ケースの横幅方向中央寄りを受けるとともに上端側が前記木造躯体に接続された吊持補強部とを具備することを特徴とする収納部設置構造。
【発明の効果】
【0006】
本発明は、以上説明したように構成されているので、収納部における横幅方向の中央寄りにおいて、木造躯体に対する止着部分の強度を向上するとともに、収納部の撓みを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明に係る収納部設置構造を適用した開閉装置の一例を示す正面図である。
図1の(II)-(II)線に沿う断面図である。
図2の(III)-(III)線に沿う断面図である。
図3の要部拡大図である。
(a)は、吊持補強部と壁側被止着部の止着部分を上方から視た図であり、一部切欠して内部の断面構造を示している。(b)は同止着部分を側方から視た図であり、一部切欠して内部の断面構造を示している。
吊持補強部を被止着部に止着している様子を上方から視た図である。
本発明に係る収納部設置構造を適用した開閉装置の他例について、(a)は、吊持補強部と壁側被止着部の止着部分を上方から視た図であり、一部切欠して内部の断面構造を示している。(b)は同止着部分を側方から視た図であり、一部切欠して内部の断面構造を示している。
本発明に係る収納部設置構造を適用した開閉装置の他例について、図2と同じ幅方向位置の断面図である。
図8の(IX)-(IX)線に沿う断面図である。
図8の(X)-(X)線に沿う断面図である。
本発明に係る収納部設置構造を適用した開閉装置の他例を示す正面図である。
図11の(XII)-(XII)線に沿う断面図である。
図12の(XIII)-(XIII)線に沿う断面図である。
本発明に係る収納部設置構造を適用した開閉装置の他例について、図12と同じ幅方向位置の断面図である。
図14の開閉装置について、(a)は、吊持補強部と天側被止着部の止着部分を正面から視た図であり、一部切欠して内部の断面構造を示している。(b)は同止着部分を側方から視た図であり、一部切欠して内部の断面構造を示している。
本発明に係る収納部設置構造を適用した開閉装置の他例について、吊持補強部と天側被止着部の止着部分を側方から視た図であり、一部切欠して内部の断面構造を示している。
【発明を実施するための形態】
【0008】
次に、本発明に係る実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。
【0009】
<第1の実施形態>
図1は、本発明に係る収納部設置構造の一例を適用した開閉装置を示す。
開閉装置1は、空間を仕切るようにして閉鎖動作する開閉体10と、開閉体10を閉鎖方向へ繰り出したり開放方向へ収納したりする収納部20と、開閉体10を閉鎖方向及び開放方向へ案内するガイドレール40とを備える。
【0010】
この開閉装置1は、木造躯体Xの開口部を開閉体10によって開閉するように、前記開口部の上方で収納部20を木造躯体Xの壁面Xaに固定しており、その固定構造の一部に、収納部設置構造Aを適用している。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
網戸
18日前
個人
脚立の転落防止ポール
19日前
三協立山株式会社
建具
19日前
三協立山株式会社
改装サッシ
27日前
三協立山株式会社
開口部装置
1か月前
株式会社アルボレックス
建具
1か月前
株式会社ニチベイ
ブラインド
1か月前
三協立山株式会社
開口部建材
1か月前
三協立山株式会社
開口部建材
1か月前
三協立山株式会社
開口部装置
21日前
三協立山株式会社
開口部建材
1か月前
株式会社ニチベイ
ブラインド
6日前
三協立山株式会社
開口部装置
1か月前
三協立山株式会社
開口部装置
4日前
三協立山株式会社
開口部装置
25日前
三協立山株式会社
開口部建材
27日前
株式会社ウッドワン
ルーバー扉
20日前
個人
窓用パネルの取付部材
25日前
株式会社LIXIL
建具
1か月前
株式会社LIXIL
建具
1か月前
林テレンプ株式会社
シート機構
1か月前
株式会社LIXIL
建具
2か月前
昭和フロント株式会社
建具
13日前
三協立山株式会社
加熱発泡材の性能評価方法
25日前
株式会社ベスト
扉用シャッタ装置、扉
1か月前
株式会社LIXIL
建具
2か月前
大建工業株式会社
ドア
2か月前
株式会社LIXIL
建具
2か月前
株式会社LIXIL
建具
2か月前
株式会社LIXIL
建具
2か月前
株式会社LIXIL
建具
2か月前
長谷川工業株式会社
梯子兼用脚立
12日前
文化シヤッター株式会社
開閉体装置の構造
1か月前
三和シヤッター工業株式会社
中柱固定装置
3日前
積水ハウス株式会社
建築物の壁及び建築物
26日前
三和シヤッター工業株式会社
中柱固定装置
3日前
続きを見る