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公開番号2025078635
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-20
出願番号2025017354,2022102536
出願日2025-02-05,2022-06-27
発明の名称電池
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01M 50/474 20210101AFI20250513BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】集電端子が電極体側に押し込まれる方向の負荷が電池に加わった場合であってもラミネートフィルムの破損が生じにくい電池を提供する。
【解決手段】電極体と、電極体の側面部から延在する複数の集電タブと、複数の集電タブと接続された集電端子と、電極体および複数の集電タブを収納するラミネートフィルムと、を有する電池であって、集電タブは、電極体側の端部である根元部と、集電端子と接続するための接続部と、根元部および接続部を結ぶ中間部と、を有し、複数の集電タブは、それぞれの接続部が、厚さ方向に積層された積層接続部を有し、集電端子は、電極体の側面部に対向する内面と、内面の外縁に沿って配置された側面と、を有し、集電端子の側面に、ラミネートフィルムが配置され、内面に、積層接続部の主面が接合され、内面および側面部の間に、スペーサ部材が配置されている、電池である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
電極体と、
前記電極体の側面部から延在する複数の集電タブと、
前記複数の集電タブと接続された集電端子と、
前記電極体および前記複数の集電タブを収納するラミネートフィルムと、
を有する電池であって、
前記集電タブは、前記電極体側の端部である根元部と、前記集電端子と接続するための接続部と、前記根元部および前記接続部を結ぶ中間部と、を有し、
前記複数の前記集電タブは、それぞれの前記接続部が、厚さ方向に積層された積層接続部を有し、
前記集電端子は、前記電極体の前記側面部に対向する内面と、前記内面の外縁に沿って配置された側面と、を有し、
前記集電端子の前記側面に、前記ラミネートフィルムが配置され、
前記内面に、前記積層接続部の主面が接合され、
前記内面および前記側面部の間に、スペーサ部材が配置されている、電池。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電池に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
リチウムイオン二次電池等の電池は、通常、正極集電体、正極活物質層、電解質層、負極活物質層および負極集電体を有する電極体を備える。電極体は、外装体により封止される。電極体で生じた電気は、集電端子により、外装体の内部から外部に導出される。例えば、特許文献1には、正極/分離膜/負極構造のスタック型またはスタック/折り畳み型電極組立体が開示されている。また、特許文献1の図2には、複数のタブ(例えば正極タブ40)を密集した形態で結合し、リード(例えば正極リード60)と連結することが開示されている。さらに、特許文献1には、外装体として、ラミネートシート(ラミネートフィルム)を用いることが開示されている。同様に、特許文献2、3にも、外装体として、ラミネートフィルムを用いることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許5550805号
特開2011-108623号公報
特開2020-115423号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ラミネートフィルムを用いた電池は、集電端子が電極体側に押し込まれる方向の負荷に弱く、そのような負荷が電池に加わると、ラミネートフィルムの破損が生じやすい。
【0005】
本開示は、上記実情に鑑みてなされたものであり、集電端子が電極体側に押し込まれる方向の負荷が電池に加わった場合であっても、ラミネートフィルムの破損が生じにくい電池を提供することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
[1]
電極体と、上記電極体の側面部から延在する複数の集電タブと、上記複数の集電タブと接続された集電端子と、上記電極体および上記複数の集電タブを収納するラミネートフィルムと、を有する電池であって、上記集電タブは、上記電極体側の端部である根元部と、上記集電端子と接続するための接続部と、上記根元部および上記接続部を結ぶ中間部と、を有し、上記複数の上記集電タブは、それぞれの上記接続部が、厚さ方向に積層された積層接続部を有し、上記集電端子は、上記電極体の上記側面部に対向する内面と、上記内面の外縁に沿って配置された側面と、を有し、上記集電端子の上記側面に、上記ラミネートフィルムが配置され、上記内面に、上記積層接続部の主面が接合され、上記内面および上記側面部の間に、スペーサ部材が配置されている、電池。
【0007】
[2]
上記電極体の積層方向の断面視において、上記中間部は、上記中間部の一部同士が対向するように湾曲した湾曲構造を有する、[1]に記載の電池。
【0008】
[3]
上記スペーサ部材は、樹脂部材である、[1]または[2]に記載の電池。
【0009】
[4]
上記スペーサ部材は、上記内面と接触し、かつ、上記側面部とも接触している、[1]から[3]までのいずれかに記載の電池。
【0010】
[5]
上記電池は、上記スペーサ部材として、第1スペーサ部材および第2スペーサ部材を有し、上記電極体の積層方向の平面視において、上記第1スペーサ部材および上記第2スペーサ部材の間に、上記複数の集電タブが配置されている、[1]から[4]までのいずれかに記載の電池。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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