TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025076946
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-16
出願番号2023188931
出願日2023-11-02
発明の名称画像記録装置及びその制御方法
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類B41J 29/38 20060101AFI20250509BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】 タイマ起動設定がされていなかった場合のメンテナンス情報を把握すること。
【解決手段】 画像記録装置は、記録部による記録を行う第1モードと前記第1モードよりも消費電力が低い第2モードを実行可能である。さらに第2モードから第1モードへ遷移するために設定された設定時間を記憶する記憶部を備え、設定時間が記憶されていない場合、記録前に実施される事前処理に関する処理情報を第1モードの開始後であり、且つ第2モードへの遷移処理が実行される前に表示部によって表示する。
【選択図】 図5
特許請求の範囲【請求項1】
記録部による記録を行う第1モードと前記第1モードよりも消費電力が低い第2モードを実行可能な画像記録装置において、
前記第2モードから前記第1モードへ遷移するために設定された設定時間を記憶する記憶部と、
前記設定時間が記憶されていない場合、記録前に実施される事前処理に関する処理情報を前記第1モードの開始後であり、且つ前記第2モードへの遷移処理が実行される前に表示する表示部と、
を備えることを特徴とする画像記録装置。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
前記第2モードは、前記記録部に電力供給を行わないモードであることを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
【請求項3】
前記記録部による記録の開始後であり、且つ前記第2モードへの遷移処理が実行される前に前記処理情報を表示することを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
【請求項4】
前記第2モードから前記第1モードに遷移する指示を行う操作部を備え、
前記操作部で操作された後であり、且つ前記第2モードへの遷移処理が実行される前に前記処理情報を表示する画像記録装置。
【請求項5】
前記設定時間は時刻、もしくは前記第2モードに遷移してから前記第1モードに遷移するまでの期間であることを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
【請求項6】
前記事前処理は、前記記録部による記録に用いる液体を循環する処理を含むことを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
【請求項7】
前記事前処理は、前記第2モードに遷移した後に前記第1モードに遷移した後に実行される処理であることを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
【請求項8】
前記液体は、白インクであることを特徴とする請求項6に記載の画像記録装置。
【請求項9】
前記処理情報は、前記事前処理で実施される内容もしくは、前記事前処理の所要時間を含むことを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
【請求項10】
前記処理情報は、前回の前記事前処理から次回の前記事前処理が実施されるまでの経過時間に応じて異なることを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像記録装置の表示に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
画像記録装置で印刷作業を行う際、印刷可能状態にするために、例えば、記録を行う前にメンテナンス作業などの事前処理を行う必要がある。このメンテナンス作業には、インク攪拌や循環、などが含まれる。しかし、この作業には長時間を要するものがあるため、作業者はこの時間を考慮して、効率的に印刷作業を行う必要がある。そこで、画像記録装置の電源を起動する時間を設定することで、画像記録装置を起動する前にメンテナンス作業を完了させる技術が知られている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-201605号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、起動時間の設定をしていない場合、画像記録装置の起動後にメンテナンス作業などが実行されることになる。さらに、作業者はメンテナンス作業の内容や時間を把握できないため、効率的に印刷作業を行うことができない場合がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明にかかる画像記録装置は、記録部による記録を行う第1モードと第1モードよりも消費電力が低い第2モードを実行可能であり、第2モードから第1モードへ遷移するために設定された設定時間を記憶する記憶部と、設定時間が記憶されていない場合、記録前に実施される事前処理に関する処理情報を第1モードの開始後であり、且つ第2モードへの遷移処理が実行される前に表示する表示部を備えることを特徴とする。
【0006】
本発明にかかる画像記録装置の制御方法は、記録部による記録を行う第1モードと第1モードよりも消費電力が低い第2モードを実行可能であり、第2モードから第1モードへ遷移するために設定された設定時間を記憶する記憶ステップと、設定時間が記憶されていない場合、記録前に実施される事前処理に関する処理情報を第1モードの開始後であり、且つ第2モードの処理が実行される前に表示する表示ステップを備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、事前処理に関する情報を知ることが出来るため、効率的に印刷作業を開始することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1の実施形態における画像記録装置の構成を示した図である。
第1の実施形態における画像記録装置の構成のブロック図である。
第1の実施形態における経過時間に応じたメンテナンス情報に説明する図である。
第1の実施形態における経過時間を説明する図である。
第1の実施形態における画像記録装置の処理フローを説明する図である。
第1の実施形態における表示内容の一例を説明する図である。
第2の実施形態における画像記録装置の処理フローを説明する図である。
第2の実施形態における表示内容の一例を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に説明する本実施形態は、特許請求の範囲に記載された内容を不当に限定するものではない。また本実施形態で説明される構成の全てが必須構成要件であるとは限らない。
【0010】
<第1の実施形態>
図1は、本実施形態における画像記録装置の構成の一例を示した図である。画像記録装置100は、本実施形態で使用する連続した画像形成が可能な連続紙(以下ロール紙)109に画像を記録する装置である。本実施形態では、画像記録装置100は、操作表示部102、ロール紙109を搬送する給紙ユニット117、特色印刷を行う白印刷ユニット104(記録部)、基本色印刷を行うカラー印刷ユニット103(記録部)、ロール紙109の巻き取りを行う排紙ユニット116で構成される。また、白印刷ユニット104は、白インクを用いて記録し、カラー印刷ユニット103は、4色(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)のインクを用いて記録を行う。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

キヤノン株式会社
トナー
16日前
キヤノン株式会社
撮像装置
23日前
キヤノン株式会社
清掃装置
2日前
キヤノン株式会社
撮像装置
15日前
キヤノン株式会社
撮像装置
2日前
キヤノン株式会社
撮像装置
16日前
キヤノン株式会社
現像装置
3日前
キヤノン株式会社
電子機器
23日前
キヤノン株式会社
現像装置
3日前
キヤノン株式会社
現像装置
3日前
キヤノン株式会社
電子機器
8日前
キヤノン株式会社
撮像装置
16日前
キヤノン株式会社
通信装置
3日前
キヤノン株式会社
撮像装置
23日前
キヤノン株式会社
撮像装置
17日前
キヤノン株式会社
記録装置
17日前
キヤノン株式会社
撮像装置
19日前
キヤノン株式会社
電子機器
19日前
キヤノン株式会社
プログラム
25日前
キヤノン株式会社
プログラム
25日前
キヤノン株式会社
プログラム
25日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
5日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2日前
キヤノン株式会社
画像表示装置
15日前
キヤノン株式会社
推論処理装置
15日前
キヤノン株式会社
画像処理装置
4日前
キヤノン株式会社
液体吐出装置
4日前
キヤノン株式会社
情報処理装置
15日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
4日前
キヤノン株式会社
情報処理装置
15日前
キヤノン株式会社
情報処理装置
4日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
15日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
8日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
4日前
キヤノン株式会社
静電捕集装置
2日前
キヤノン株式会社
光電変換装置
8日前
続きを見る