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公開番号
2025075794
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-15
出願番号
2023187216
出願日
2023-10-31
発明の名称
電池モジュール
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
H01M
50/579 20210101AFI20250508BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】衝撃の入力時における電池の短絡を抑制する。
【解決手段】電池モジュール10は、電力が蓄えられるセルスタック16と、セルスタック16側に接続された第1導体部18と、インバータ12側に接続された第2導体部20と、第1導体部18及び第2導体部20と接触することで第1導体部18と第2導体部20とを接続する第3導体部22と、を備えている。また、電池モジュール10は、外部からの荷重が入力されることで変位して第3導体部22を第1導体部18及び第2導体部20から離間させるプランジャ40を有する遮断部26を備えている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
電力が蓄えられる電池と、
前記電池側に接続された第1導体部と、
電気機器側に接続された第2導体部と、
前記第1導体部及び前記第2導体部と接触することで前記第1導体部と前記第2導体部とを接続する第3導体部と、
外部からの荷重が入力されることで変位して前記第3導体部を前記第1導体部及び前記第2導体部から離間させる押圧部を有する遮断部と、
を備えた電池モジュール。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電池モジュールに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、車両搭載用電池パックが開示されている。この文献に記載された車両搭載用電池パックは、車両の床下に配置される床部と、右側フレーム及び左側フレームと、を有するバッテリトレーを備えている。また、バッテリトレーは、バッテリモジュールが載置される電池配置領域部と、右側の衝撃吸収領域部及び左側の衝撃吸収領域部と、を備えている。右側の衝撃吸収領域部及び左側の衝撃吸収領域部は、電池配置領域部の車幅方向外側にそれぞれ設けられている。また、右側フレーム及び左側フレームは、それぞれ右側の衝撃吸収領域部及び左側の衝撃吸収領域部よりも薄肉に形成されている。さらに、右側の衝撃吸収領域部及び左側の衝撃吸収領域部の下部には、易変形部が形成されている。この構成では、側面衝突による荷重(衝突荷重)が入力された場合に、当該衝突荷重が入力された側の衝撃吸収領域部が下方に変形すると共に、当該衝突荷重が入力された側の側部フレーム(右側フレーム及び左側フレーム)が変形することで衝撃エネルギーが吸収される。また、衝撃吸収領域部は、側部フレームより厚肉に形成されている。そのため、衝突荷重による衝撃吸収領域部の変形を、バッテリモジュールを保護可能な範囲において最小に抑えることができる。これにより、バッテリモジュールを保護でき、車両パックを必要以上に補強する必要がなく、車両パックの軽量化を図ることが可能となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-111787号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記特許文献1に記載された構成は、バッテリモジュールを衝撃から保護するという観点では有用な構成ではあるが、衝撃の入力時における電池の短絡を抑制するという観点では改善の余地がある。
【0005】
本発明は上記事実を考慮し、衝撃の入力時における電池の短絡を抑制することができる電池モジュールを得ることが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様の電池モジュールは、電力が蓄えられる電池と、前記電池側に接続された第1導体部と、電気機器側に接続された第2導体部と、前記第1導体部及び前記第2導体部と接触することで前記第1導体部と前記第2導体部とを接続する第3導体部と、外部からの荷重が入力されることで変位して前記第3導体部を前記第1導体部及び前記第2導体部から離間させる押圧部を有する遮断部と、を備えている。
【0007】
第1の態様の電池モジュールでは、第3導体部が第1導体部及び第2導体部と接触している状態では、第1導体部と第2導体部とが第3導体部を介して接続される。これにより、電池に蓄えられた電力を電気機器側へ供給することができる。また、電気機器側の電力を電池に蓄えることができる。ここで、電磁モジュールに衝撃が加わることにより、遮断部の押圧部に荷重が入力されると、押圧部が変位する。これにより、押圧部が第3導体部を第1導体部及び第2導体部から離間させる。その結果、第1導体部と第2導体部との第3導体部を介した接続が遮断され、電池が短絡することを抑制することができる。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係る電池モジュールは、衝撃の入力時における電池の短絡を抑制することができる、という優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態の電池モジュールを模式的に示す斜視図である。
第1実施形態の電池モジュールを端子台と対応する部位に沿って切断した断面を模式的に示す断面図である。
第1実施形態の電池モジュールを模式的に示す断面図である。
図2に対応する断面図であり、プランジャがセルスタック側へ押し込まれた状態を示している。
第2実施形態の電池モジュールを端子台と対応する部位に沿って切断した断面を模式的に示す断面図である。
図5に対応する断面図であり、プランジャがセルスタック側へ押し込まれた状態を示している。
第3実施形態の電池モジュールを模式的に示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(第1実施形態)
図1には、第1実施形態の電池モジュール10が示されている。この電池モジュール10は、一例として車両の床下に搭載されている。また、電池モジュール10は、一例として電気機器としてのインバータ12に配線14を介して接続されている。これにより、電池モジュール10側からインバータ12側へ電力を供給することが可能となっていると共に、インバータ12側の電力を電池モジュール10に蓄えることが可能となっている。
(【0011】以降は省略されています)
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