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公開番号2025074933
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-14
出願番号2024135824
出願日2024-08-16
発明の名称非同期テレメトリ帯域幅シミュレータのためのシステム及び方法
出願人ザ・ボーイング・カンパニー,The Boeing Company
代理人園田・小林弁理士法人
主分類H04L 41/147 20220101AFI20250507BHJP(電気通信技術)
要約【課題】飛行シミュレーションと関連付けられた複数の情報の少なくとも一部分を最適化し、かつ、最適化後の飛行シミュレーションと関連付けられた複数の情報の少なくとも一部分をハードウェア構成ファイルとして使用する方法、コンピュータプログラム製品及び計算システムを提供する。
【解決手段】方法は、飛行シミュレーションと関連付けられた複数の情報を計算装置によって識別すること300と、複数のフレーム到着を、飛行シミュレーションと関連付けられた複数の情報に少なくとも部分的に基づいて設定すること302と、複数のフレーム到着をパケット化して、複数のデータパケットにすること304と、複数のデータパケットを多重化して、多重化データパケットを生成すること306と、多重化データパケットに少なくとも部分的に基づいて、飛行シミュレーションのために必要とされる帯域幅の総量を予測すること308と、を含む。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
コンピュータによって実行される方法であって、
飛行シミュレーションと関連付けられた複数の情報を計算装置(215)によって識別すること(300)と、
前記飛行シミュレーションと関連付けられた前記複数の情報に少なくとも部分的に基づいて、複数のフレーム到着を設定すること(302)と、
前記複数のフレーム到着をパケット化して、複数のデータパケットにすること(304)と、
前記複数のデータパケットを多重化して、多重化データパケットにすること(306)と、
前記多重化データパケットに少なくとも部分的に基づいて、前記飛行シミュレーションのために必要とされる帯域幅の総量を予測すること(308)と、
を含む、コンピュータによって実行される方法。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記飛行シミュレーションと関連付けられた前記複数の情報が、飛行データコンテナ、飛行の段階、フォーマットごとの各飛行データコンテナのデータ速度、ワードジオメトリ、入力ウィンドウサイズ時間、又はこれらの組み合わせを含む、請求項1に記載のコンピュータによって実行される方法。
【請求項3】
前記複数のフレーム到着の各フレーム到着が、入力ウィンドウサイズ時間ごとに設定される、請求項1に記載のコンピュータによって実行される方法。
【請求項4】
前記複数のフレーム到着のうちの1つが、入力ウィンドウサイズ時間内に完全には収まらないと判定すること(310)をさらに含む、請求項3に記載のコンピュータによって実行される方法。
【請求項5】
前記入力ウィンドウサイズ時間内に完全には収まらない前記複数のフレーム到着のうちの前記1つを、次の入力ウィンドウサイズ時間内に送信すること(312)をさらに含む、請求項4に記載のコンピュータによって実行される方法。
【請求項6】
前記飛行シミュレーションのために必要とされる帯域幅の前記総量が、全生データ、全データ、オーバーヘッドデータ、充填されたデータ、又はこれらの組み合わせを含む、請求項1に記載のコンピュータによって実行される方法。
【請求項7】
前記飛行シミュレーションと関連付けられた前記複数の情報の少なくとも一部分を最適化すること(314)と、
最適化後の前記飛行シミュレーションと関連付けられた前記複数の情報の前記少なくとも一部分を、ハードウェア構成ファイルとして使用すること(316)と、
をさらに含む、請求項1に記載のコンピュータによって実行される方法。
【請求項8】
複数の命令が格納されたコンピュータ可読記憶媒体に常駐するコンピュータプログラム製品であって、前記命令は、1つ以上のプロセッサにわたり実行されると、前記1つ以上のプロセッサの少なくとも一部に、
飛行シミュレーションと関連付けられた複数の情報を計算装置(215)によって識別することと、
前記飛行シミュレーションと関連付けられた前記複数の情報に少なくとも部分的に基づいて、複数のフレーム到着を設定することと、
前記複数のフレーム到着をパケット化して、複数のデータパケットにすることと、
前記複数のデータパケットを多重化して、多重化データパケットにすることと、
前記多重化データパケットに少なくとも部分的に基づいて、前記飛行シミュレーションのために必要とされる帯域幅の総量を予測することと、
を含む工程を実行させる、コンピュータプログラム製品。
【請求項9】
前記飛行シミュレーションと関連付けられた前記複数の情報が、飛行データコンテナ、飛行の段階、フォーマットごとの各飛行データコンテナのデータ速度、ワードジオメトリ、入力ウィンドウサイズ時間、又はこれらの組み合わせを含む、請求項8に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項10】
前記複数のフレーム到着の各フレーム到着が、入力ウィンドウサイズ時間ごとに設定される、請求項8に記載のコンピュータプログラム製品。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【関連出願の相互参照】
【0001】
本願は、2023年10月30日に出願された米国仮出願第63/594、289号の利益を主張し、その内容の全体が参照により援用される。
続きを表示(約 3,100 文字)【0002】
本明細書に記載される発明は、NASA契約番号(NNM07AB03C)の業務の履行において行われたものであり、1958年の国家航空宇宙法305項の規定(72 Stat.435:42U.S.C.2457)に従う。
【背景技術】
【0003】
一般に、試験データの認定は、検証の鍵となる部分の1つであり、多大な計画、コスト、及び努力が必要となる。一緒に多重化された後に地上へと送信される特定のシステムを試験して解析することは、手続きの策定、文書の公開、全ての構成要素をインストールする労力、試験の実行、試験データの解析、及び結果の文書化が伴うが、その一方で、全てのタスクを完了するためのスケジュールが著しく過密になる可能性がある。
【発明の概要】
【0004】
例示的な一実施形態において、1つ以上の計算装置によって実行される方法が、限定するものではないが、飛行シミュレーションと関連付けられた複数の情報を計算装置によって識別することを含みうる。複数のフレーム到着が、飛行シミュレーションと関連付けられた複数の情報に少なくとも部分的に基づいて設定されうる。複数のフレーム到着がパケット化されて、複数のデータパケットとなりうる。複数のデータパケットが多重化されて、多重化データパケットとなりうる。多重化データパケットに少なくとも部分的に基づいて、飛行シミュレーションのために必要とされる帯域幅の総量が予測されうる。
【0005】
1つ以上の以下の例示的な特徴が含まれうる。飛行シミュレーションと関連付けられた複数の情報が、1つ以上の飛行データコンテナ、飛行の段階、フォーマットごとの各飛行データコンテナのデータ速度、ワードジオメトリ、入力ウィンドウサイズ時間、又はこれらの組み合わせを含みうる。複数のフレーム到着の各フレーム到着が、入力ウィンドウサイズ時間ごとに設定されうる。複数のフレーム到着のうちの1つが、入力ウィンドウサイズ時間内に完全には収まらないと判定されうる。入力ウィンドウサイズ時間内に完全には収まらない複数のフレーム到着のうちの1つが、次の入力ウィンドウサイズ時間内に送信されうる。飛行シミュレーションのために必要とされる帯域幅の総量が、全生データ、全データ、オーバーヘッドデータ、充填されたデータ、又はこれらの組み合わせを含みうる。飛行シミュレーションのために利用可能な帯域幅の量が予測されうる。飛行シミュレーションと関連付けられた複数の情報の少なくとも一部分が最適化されうる。最適化後の飛行シミュレーションと関連付けられた複数の情報の少なくとも一部分が、ハードウェア構成ファイルとして使用されうる。
【0006】
例示的な他の実施形態において、計算システムが、飛行シミュレーションと関連付けられた複数の情報を計算装置によって識別することを含みうるが、これには限定されない工程を実行するよう構成された1つ以上のプロセッサ及び1つ以上のメモリを含みうる。複数のフレーム到着が、飛行シミュレーションと関連付けられた複数の情報に少なくとも部分的に基づいて設定されうる。複数のフレーム到着がパケット化されて、複数のデータパケットとなりうる。複数のデータパケットが多重化されて、多重化データパケットとなりうる。多重化データパケットに少なくとも部分的に基づいて、飛行シミュレーションのために必要とされる帯域幅の総量が予測されうる。
【0007】
1つ以上の以下の例示的な特徴が含まれうる。飛行シミュレーションと関連付けられた複数の情報が、1つ以上の飛行データコンテナ、飛行の段階、フォーマットごとの各飛行データコンテナのデータ速度、ワードジオメトリ、入力ウィンドウサイズ時間、又はこれらの組み合わせを含みうる。複数のフレーム到着の各フレーム到着が、入力ウィンドウサイズ時間ごとに設定されうる。複数のフレーム到着のうちの1つが、入力ウィンドウサイズ時間内に完全には収まらないと判定することができ、入力ウィンドウサイズ時間内に完全には収まらない複数のフレーム到着のうちの1つが、次の入力ウィンドウサイズ時間内で送信されうる。飛行シミュレーションのために必要とされる帯域幅の総量が、全生データ、全データ、オーバーヘッドデータ、充填されたデータ、又はこれらの組み合わせを含みうる。飛行シミュレーションのために利用可能な帯域幅の量が予測されうる。飛行シミュレーションと関連付けられた複数の情報の少なくとも一部分を最適化することができ、最適化後の飛行シミュレーションと関連付けられた複数の情報の少なくとも一部分が、ハードウェア構成ファイルとして使用されうる。
【0008】
例示的な他の実施形態において、コンピュータプログラム製品が、複数の命令が格納されたコンピュータ可読記憶媒体に常駐することができ、命令は、1つ以上のプロセッサにわたり実行されると、1つ以上のプロセッサの少なくとも一部に、飛行シミュレーションと関連付けられた複数の情報を計算装置によって識別することを含みうるが、これには限定されない工程を実行させうる。複数のフレーム到着が、飛行シミュレーションと関連付けられた複数の情報に少なくとも部分的に基づいて設定されうる。複数のフレーム到着がパケット化されて、複数のデータパケットとなりうる。複数のデータパケットが多重化されて、多重化データパケットとなりうる。飛行シミュレーションと関連付けられた複数の情報の少なくとも一部分を最適化することができ、最適化後の飛行シミュレーションと関連付けられた複数の情報の少なくとも一部分が、ハードウェア構成ファイルとして使用されうる。
【0009】
1つ以上の以下の例示的な特徴が含まれうる。飛行シミュレーションと関連付けられた複数の情報が、1つ以上の飛行データコンテナ、飛行の段階、フォーマットごとの各飛行データコンテナのデータ速度、ワードジオメトリ、入力ウィンドウサイズ時間、又はこれらの組み合わせを含みうる。複数のフレーム到着の各フレーム到着が、入力ウィンドウサイズ時間ごとに設定されうる。複数のフレーム到着のうちの1つが、入力ウィンドウサイズ時間内に完全には収まらないと判定することができ、入力ウィンドウサイズ時間内に完全には収まらない複数のフレーム到着のうちの1つが、次の入力ウィンドウサイズ時間内で送信されうる。飛行シミュレーションのために必要とされる帯域幅の総量が、全生データ、全データ、オーバーヘッドデータ、充填されたデータ、又はこれらの組み合わせを含みうる。飛行シミュレーションのために利用可能な帯域幅の量が予測されうる。飛行シミュレーションと関連付けられた複数の情報の少なくとも一部分を最適化することができ、最適化後の飛行シミュレーションと関連付けられた複数の情報の少なくとも一部分が、ハードウェア構成ファイルとして使用されうる。
【0010】
1つ以上の例示的な実施形態の詳細が、添付の図面及び以下の明細書の記載において記載される。他の可能な例示的な特徴及び/又は可能な例示的な利点が、明細書の記載、図面、及び特許請求の範囲から明らかとなろう。一部の実施形態は、上記の可能な例示的な特徴及び/又は可能な例示的な利点を有さない可能性があり、このような可能な例示的な特徴及び/又は可能な例示的な利点は、一部の実施形態では必ずしも必要ではない可能性がある。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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