TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025074314
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-13
出願番号2025034530,2024076662
出願日2025-03-05,2024-05-09
発明の名称加工助剤、熱可塑性樹脂組成物及びフィルム並びにそれらの製造方法
出願人ダイキン工業株式会社
代理人弁理士法人WisePlus
主分類C08L 101/00 20060101AFI20250502BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】熱可塑性樹脂の加工性を改善できる加工助剤、並びに、これを用いた熱可塑性樹脂組成物及びフィルムを提供する。
【解決手段】エチレン-ビニルアルコール共重合体を含み、水分含有量が0.3質量%以下である加工助剤。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
エチレン-ビニルアルコール共重合体を含み、
水分含有量が0.3質量%以下である加工助剤。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
前記エチレン-ビニルアルコール共重合体は、190℃、荷重2.16kgfにおけるメルトフローレートが40g/10分以下である請求項1記載の加工助剤。
【請求項3】
前記エチレン-ビニルアルコール共重合体は、エチレン含有量が5~50モル%である請求項1又は2記載の加工助剤。
【請求項4】
前記エチレン-ビニルアルコール共重合体は、190℃、荷重2.16kgfにおけるメルトフローレートが1.5g/10分以上50g/10分以下であり、
前記エチレン-ビニルアルコール共重合体は、エチレン含有量が32~48モル%である請求項1又は2記載の加工助剤。
【請求項5】
熱可塑性樹脂(A)を更に含むマスターバッチである請求項1又は2記載の加工助剤。
【請求項6】
前記熱可塑性樹脂(A)は、ポリオレフィン樹脂である請求項5記載の加工助剤。
【請求項7】
前記ポリオレフィン樹脂は、ポリエチレンである請求項6記載の加工助剤。
【請求項8】
前記熱可塑性樹脂(A)及び前記エチレン-ビニルアルコール共重合体の質量比(熱可塑性樹脂(A):エチレン-ビニルアルコール共重合体)が99:1~40:60である請求項5記載の加工助剤。
【請求項9】
前記熱可塑性樹脂(A)は、低密度ポリエチレン、メタロセン触媒型直鎖状低密度ポリエチレン及びチーグラー・ナッタ触媒型直鎖状低密度ポリエチレンからなる群より選択される少なくとも1種であり、
前記熱可塑性樹脂(A)及び前記エチレン-ビニルアルコール共重合体の質量比(熱可塑性樹脂(A):エチレン-ビニルアルコール共重合体)が93:7~25:75である請求項5記載の加工助剤。
【請求項10】
フッ素を実質的に含まない請求項1又は2記載の加工助剤。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、加工助剤、熱可塑性樹脂組成物及びフィルム並びにそれらの製造方法に関する。
続きを表示(約 990 文字)【背景技術】
【0002】
溶融加工可能な熱可塑性樹脂の加工において、生産性の向上及び低コスト化を実現するためには速い速度で押出する必要がある。しかしながら、溶融加工可能な熱可塑性樹脂組成物には必ず臨界剪断速度があり、この速度を上回るとメルトフラクチャーと呼ばれる表面が粗くなる状態が発生し、良好な成形品が得られなくなる。
【0003】
熱可塑性樹脂の加工性を改善する手法として、例えば、特許文献1では、所定量のエチレン-ビニルアルコール共重合体を使用する手法が提案されている。しかしながら、その効果は十分ではなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平1-215840号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示は、熱可塑性樹脂の加工性を改善できる加工助剤、並びに、これを用いた熱可塑性樹脂組成物及びフィルム、並びに、それらの製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示(1)は、エチレン-ビニルアルコール共重合体を含み、水分含有量が0.3質量%以下である加工助剤である。
【0007】
本開示(2)は、前記エチレン-ビニルアルコール共重合体は、190℃、荷重2.16kgfにおけるメルトフローレートが40g/10分以下である本開示(1)記載の加工助剤である。
【0008】
本開示(3)は、前記エチレン-ビニルアルコール共重合体は、エチレン含有量が5~50モル%である本開示(1)又は(2)記載の加工助剤である。
【0009】
本開示(4)は、前記エチレン-ビニルアルコール共重合体は、190℃、荷重2.16kgfにおけるメルトフローレートが1.5g/10分以上50g/10分以下であり、前記エチレン-ビニルアルコール共重合体は、エチレン含有量が32~48モル%である本開示(1)~(3)のいずれかに記載の加工助剤である。
【0010】
本開示(5)は、熱可塑性樹脂(A)を更に含むマスターバッチである本開示(1)~(4)のいずれかに記載の加工助剤である。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

ダイキン工業株式会社
加湿ユニット
2日前
ダイキン工業株式会社
フルオロポリエーテル化合物
4日前
ダイキン工業株式会社
データ処理システム、データ処理方法、及びデータ処理プログラム
2日前
ダイキン工業株式会社
データ処理システム、データ処理方法、及びデータ処理プログラム
2日前
ダイキン工業株式会社
データ処理システム、データ処理方法、及びデータ処理プログラム
2日前
東ソー株式会社
摺動部材
2日前
東レ株式会社
多孔質構造体
1か月前
東ソー株式会社
加飾フィルム
11日前
東レ株式会社
CPUソケット
23日前
東レ株式会社
CPUソケット
23日前
東ソー株式会社
加飾フィルム
11日前
東ソー株式会社
加飾フィルム
11日前
東ソー株式会社
ハロゲン含有ポリマー
1か月前
東レ株式会社
ポリオレフィン微多孔膜
1か月前
ユニチカ株式会社
ポリアミック酸溶液
1か月前
三洋化成工業株式会社
徐放材用組成物
1か月前
東ソー株式会社
ゴム組成物及び加硫ゴム
1か月前
日本製紙株式会社
樹脂組成物
27日前
株式会社クラベ
耐摩耗性絶縁組成物及び電線
2日前
東レ株式会社
ポリプロピレン系樹脂フィルム
12日前
住友精化株式会社
吸水性樹脂粒子の製造方法
1か月前
株式会社イーテック
組成物
12日前
ユニチカ株式会社
ポリ尿素およびその製造方法
1か月前
大日精化工業株式会社
樹脂成形品
11日前
東ソー株式会社
クロロプレンラテックス組成物
2日前
東ソー株式会社
セルロース樹脂含有樹脂組成物
1か月前
東ソー株式会社
クロロプレンラテックス組成物
2日前
遠東新世紀股分有限公司
防水透湿膜
1か月前
住友化学株式会社
ブロック共重合体
27日前
東ソー株式会社
光学薄膜及び光学薄膜の製造方法
1か月前
株式会社大阪ソーダ
圧電デバイス用ポリマー材料
9日前
デンカ株式会社
樹脂シート
24日前
東ソー株式会社
組成物、ウレタン樹脂、および塗膜
27日前
上野製薬株式会社
液晶ポリマー組成物
1か月前
サンユレック株式会社
ポリウレタン樹脂組成物
16日前
積水化学工業株式会社
硬化性樹脂組成物
1か月前
続きを見る