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公開番号
2025073429
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-13
出願番号
2023184211
出願日
2023-10-26
発明の名称
車載機器用ブラケット
出願人
株式会社ニフコ
代理人
弁理士法人大島特許事務所
主分類
B60R
16/02 20060101AFI20250502BHJP(車両一般)
要約
【課題】 軽衝突に対して破断せずに車載機器に加わる荷重を低減することができる車載機器用ブラケットを提供する。
【解決手段】 車載機器用ブラケット(1)は、車体(3)に取り付けられる複数の車体取付部31と、車体取付部のそれぞれを互いに連結する連結部32と、連結部に接続部33を介して設けられ、車載機器(4)が取り付けられる少なくとも1つの機器取付部34とを有する。接続部は、連結部及び機器取付部よりも高い可撓性を有し、第1荷重に対して弾性変形し、第1荷重よりも高い第2荷重に対して破断する。
【選択図】 図6
特許請求の範囲
【請求項1】
車載機器用ブラケットであって、
車体に取り付けられる複数の車体取付部と、
前記車体取付部のそれぞれを互いに連結する連結部と、
前記連結部に接続部を介して設けられ、車載機器が取り付けられる少なくとも1つの機器取付部とを有し、
前記接続部は、前記連結部及び前記機器取付部よりも高い可撓性を有し、第1荷重に対して弾性変形し、前記第1荷重よりも高い第2荷重に対して破断する車載機器用ブラケット。
続きを表示(約 880 文字)
【請求項2】
複数の前記機器取付部が、対応する前記接続部を介して前記連結部の両側部に揺動可能に設けられている請求項1に記載の車載機器用ブラケット。
【請求項3】
前記連結部は、前記車体に対して上下方向に延び、
複数の前記機器取付部が前記連結部から横方向に延びている請求項2に記載の車載機器用ブラケット。
【請求項4】
前記接続部のそれぞれは、前記連結部及び前記機器取付部のそれぞれよりも薄い厚さを有する請求項2に記載の車載機器用ブラケット。
【請求項5】
前記接続部のそれぞれは、前記連結部の長手方向に延びる溝であり、前記連結部と前記機器取付部のそれぞれとを区画している請求項2に記載の車載機器用ブラケット。
【請求項6】
前記連結部には、スリットによって画定された片持ち梁が形成され、
前記片持ち梁には、前記車載機器の設けられた位置決め凸部が突入する位置決め孔が形成されている請求項1に記載の車載機器用ブラケット。
【請求項7】
前記機器取付部のそれぞれは、前記車載機器を締結するための締結具が締結する締結孔と、前記締結孔を中心とした円弧状に延びる薄肉部とを有し、
前記薄肉部は前記第2荷重に対して破断する請求項2に記載の車載機器用ブラケット。
【請求項8】
前記連結部は、枠形に形成され、
前記機器取付部は、前記連結部の内側に配置され、
前記接続部は、可撓性を有する第1接続部と、前記第1接続部よりも破断し易い第2接続部とを有する請求項1に記載の車載機器用ブラケット。
【請求項9】
前記第1接続部は、前記機器取付部の第1側縁に接続し、
前記第2接続部は、前記機器取付部の前記第1側縁と相反する第2側縁に接続している請求項8に記載の車載機器用ブラケット。
【請求項10】
前記連結部及び前記車体取付部においてL字形が形成される請求項1に記載の車載機器用ブラケット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車載機器用ブラケットに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、レーダ装置を車体に取り付けるためのブラケットを開示している。ブラケットは、レーダ装置が取り付けられる台座部と、台座部から車体側に延び、車体に締結される一対の脚部とを有する。台座部と支持脚とは脆弱部を介して接続されている。レーダ装置及び台座部に外部から荷重が加わったときには、脆弱部が破断し、台座部が車体側に移動することができる。これにより、レーダ装置の損傷が抑制される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-121927号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に係るブラケットでは、脆弱部が破断する荷重を適切に設定することが難しいという問題がある。脆弱部の破断荷重が小さいと、軽衝突によって脆弱部が破断するため、ブラケットの交換頻度が多くなる。一方、脆弱部の破断荷重が大きいと、軽衝突では脆弱部が破断せず、レーダ装置が損傷する虞がある。
【0005】
以上の背景に鑑み、本発明は、軽衝突に対して破断せずに車載機器に加わる荷重を低減することができる車載機器用ブラケットを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために本発明のある態様は、車載機器用ブラケット(1、101)であって、車体(3)に取り付けられる複数の車体取付部(31)と、前記車体取付部のそれぞれを互いに連結する連結部(32)と、前記連結部に接続部(33)を介して設けられ、車載機器(4)が取り付けられる少なくとも1つの機器取付部(34)とを有し、前記接続部は、前記連結部及び前記機器取付部よりも高い可撓性を有し、第1荷重に対して弾性変形し、前記第1荷重よりも高い第2荷重に対して破断する。
【0007】
この態様によれば、比較的小さな第1荷重が車載機器に加わるときには、接続部が弾性変形することによって、車載機器及び機器取付部が連結部に対して変位し、車載機器に加わる荷重を低減することができる。一方、第1荷重よりも大きい第2荷重が車載機器に加わるときには、接続部が破断することによって、車載機器及び機器取付部が連結部に対してより大きく変位し、車載機器に加わる荷重を低減することができる。このように、軽衝突に対して破断せずに車載機器に加わる荷重を低減することができる車載機器用ブラケットを提供することができる。
【0008】
上記の態様において、複数の前記機器取付部が、対応する前記接続部を介して前記連結部の両側部に揺動可能に設けられてもよい。
【0009】
この態様によれば、比較的小さな第1荷重が車載機器に加わるときには、機器取付部が連結部に対して揺動することによって、車載機器に加わる荷重を低減することができる。
【0010】
上記の態様において、前記連結部は、前記車体に対して上下方向に延び、複数の前記機器取付部が前記連結部から横方向に延びてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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