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公開番号2025072082
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-09
出願番号2023182597
出願日2023-10-24
発明の名称電池パック
出願人株式会社AESCジャパン
代理人個人,個人
主分類H01M 50/233 20210101AFI20250430BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】電池モジュールから発生するガスに起因する不具合を抑制する。
【解決手段】電池パック10は、電池モジュール100と、電池モジュール100を収容するパック筐体200と、パック筐体200の内部に位置する熱膨張材300と、を備えている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
電池モジュールと、
前記電池モジュールを収容する筐体と、
前記筐体の内部に位置する熱膨張材と、
を備える電池パック。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
前記熱膨張材は、発泡材を少なくとも部分的に含んでいる、請求項1に記載の電池パック。
【請求項3】
前記電池モジュールは、前記電池モジュールの内部から発生するガスを排出するガス排出部を有し、
前記熱膨張材は、前記ガス排出部と、前記筐体の少なくとも一部分と、の間に位置している、請求項1又は2に記載の電池パック。
【請求項4】
前記電池モジュールは、前記電池モジュールの内部から発生するガスを排出する第1ガス排出部を有し、
前記筐体は、前記ガスを排出する第2ガス排出部を有し、
前記熱膨張材は、前記第1ガス排出部と前記第2ガス排出部との間に少なくとも部分的に位置している、請求項1又は2に記載の電池パック。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電池パックに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
近年、様々な電池パックが開発されている。電池パックは、電池モジュールと、電池モジュールを収容する筐体と、を備えている。電池モジュールは、直列に、並列に、又は直列及び並列の組み合わせによって電気的に接続された複数の電池セルを有している。
【0003】
特許文献1には、電池モジュールについて記載されている。電池モジュールは、複数の電池セルと、隣り合う電池セル同士の間に位置するパッド複合体と、を備えている。パッド複合体は、予め設定された基準温度以上で膨張する熱遮断パッドを有している。
【0004】
特許文献2には、熱暴走隔離装置について記載されている。熱暴走隔離装置は、電池を収容する筐体を備えている。電池及び筐体の間には、キャビティが形成されている。筐体の内壁には、複合材料隔離層が設けられている。複合材料隔離層は、電池が位置する側に位置する発泡樹脂層を有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特表2022-506014号公報
中国実用新案第210845047号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
電池セルの熱暴走によって、電池モジュールから比較的高温のガスが発生することがある。このガスは、電池パックの不具合の要因となることがある。
【0007】
本発明の目的の一例は、電池モジュールから発生するガスに起因する不具合を抑制することにある。本発明の他の目的は、本明細書の記載から明らかになるであろう。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様は、以下のとおりである。
1. 電池モジュールと、
前記電池モジュールを収容する筐体と、
前記筐体の内部に位置する熱膨張材と、
を備える電池パック。
2. 前記熱膨張材は、発泡材を少なくとも部分的に含んでいる、1.に記載の電池パック。
3. 前記電池モジュールは、前記電池モジュールの内部から発生するガスを排出するガス排出部を有し、
前記熱膨張材は、前記ガス排出部と、前記筐体の少なくとも一部分と、の間に位置している、1.又は2.に記載の電池パック。
4. 前記電池モジュールは、前記電池モジュールの内部から発生するガスを排出する第1ガス排出部を有し、
前記筐体は、前記ガスを排出する第2ガス排出部を有し、
前記熱膨張材は、前記第1ガス排出部と前記第2ガス排出部との間に少なくとも部分的に位置している、1.又は2.に記載の電池パック。
【発明の効果】
【0009】
本発明の上記態様によれば、電池モジュールから発生するガスに起因する不具合を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態1に係る電池パックの斜視図である。
アッパケースが取り除かれた状態の実施形態1に係る電池パックの上面図である。
実施形態1に係る熱膨張材が熱膨張していない状態の図2のA-A断面図である。
実施形態1に係る熱膨張材が熱膨張した状態の図2のA-A断面図である。
実施形態1の第1の変形例に係る熱膨張材が熱膨張していない状態の図2のA-A断面図である。
実施形態1の第1の変形例に係る熱膨張材が熱膨張した状態の図2のA-A断面図である。
実施形態1の第2の変形例に係る熱膨張材が熱膨張していない状態の図2のA-A断面図である。
実施形態1の第2の変形例に係る熱膨張材が熱膨張した状態の図2のA-A断面図である。
実施形態2に係る一対の第1熱膨張材、第2熱膨張材、一対の第3熱膨張材、一対の第4熱膨張材、第5熱膨張材及び一対の第6熱膨張材が膨張していない状態の電池パックの上面図である。
実施形態2に係る一対の第1熱膨張材、第2熱膨張材、一対の第3熱膨張材、一対の第4熱膨張材、第5熱膨張材及び一対の第6熱膨張材が熱膨張した状態の電池パックの上面図である。
図9のB1-B1断面の第3熱膨張材及びその周辺の拡大図である。
図10のB2-B2断面の第3熱膨張材及びその周辺の拡大図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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