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公開番号
2025071416
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-08
出願番号
2023181558
出願日
2023-10-23
発明の名称
モータ及びそれを備えた電動圧縮機
出願人
サンデン株式会社
代理人
個人
主分類
H02K
3/34 20060101AFI20250428BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】手作業で各スロットに挿入される絶縁紙を廃止することができ、絶縁性の改善も図ることができるモータを提供する。
【解決手段】モータは、コイル23が巻装されたステータ21と、このステータ21に取り付けられ、当該ステータ21の各スロット29から出るコイル23と三相端子を電気的に接続するバスバーを樹脂でモールドして成るバスバーユニット26を備えたものであって、バスバーユニット26には、スロット29内に進入して隣接するコイル23を相互に絶縁する相間絶縁部30が一体に形成されており、ステータ21には、相間絶縁部30が嵌合する溝61が形成されている。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
コイルが巻装されたステータと、該ステータに取り付けられ、当該ステータの各スロットから出る前記コイルと三相端子を電気的に接続するバスバーを樹脂でモールドして成るバスバーユニットを備えたモータにおいて、
前記バスバーユニットには、前記スロット内に進入して隣接する前記コイルを相互に絶縁する相間絶縁部が一体に形成されており、
前記ステータには、前記相間絶縁部が嵌合する溝が形成されていることを特徴とするモータ。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記ステータは、コアと、該コアの軸方向における両端部にそれぞれ設けられたインシュレータと、一方の前記インシュレータに取り付けられた固定カバーを有し、前記コイルは、前記各インシュレータを介して前記コアに巻装されると共に、
前記バスバーユニットは、他方の前記インシュレータ側における前記ステータに取り付けられ、
前記溝は、前記固定カバーに形成されていることを特徴とする請求項1に記載のモータ。
【請求項3】
前記固定カバーは、前記一方のインシュレータに形成された被係合部に係合する係合部を有して当該インシュレータに着脱可能に取り付けられることを特徴とする請求項2に記載のモータ。
【請求項4】
前記バスバーユニットは、前記他方のインシュレータに形成された被係合部に係合する係合部を有して当該インシュレータに着脱可能に取り付けられることを特徴とする請求項2に記載のモータ。
【請求項5】
前記ステータは、コアと、該コアの軸方向における両端部にそれぞれ設けられたインシュレータを有し、前記コイルは、前記各インシュレータを介して前記コアに巻装されると共に、
前記溝は、前記各インシュレータにそれぞれ形成されていることを特徴とする請求項1に記載のモータ。
【請求項6】
前記バスバーユニットは、前記インシュレータに形成された被係合部に係合する係合部を有して当該インシュレータに着脱可能に取り付けられることを特徴とする請求項5に記載のモータ。
【請求項7】
請求項1乃至請求項6のうちの何れかに記載のモータと圧縮要素が容器内に収納され、前記三相端子が接続されるインバータを備えたことを特徴とする電動圧縮機。
【請求項8】
前記ステータは、コアと、該コアの軸方向における両端部にそれぞれ設けられたインシュレータを有し、前記コイルは、前記各インシュレータを介して前記コアに巻装されると共に、
前記インバータは、前記コアの軸方向における前記容器に形成されたインバータ収容部に設けられ、
前記バスバーユニットは、前記インバータ側となる前記ステータに取り付けられて、前記三相端子が前記インバータと電気的に接続されることを特徴とする請求項7に記載の電動圧縮機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ステータの各スロットから出るコイルと三相端子を電気的に接続するバスバーが樹脂モールドされたバスバーユニットを有するモータ、及び、それを備えた電動圧縮機に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より電動圧縮機の圧縮要素を駆動するためのモータは、ステータとこのステータの内側で回転するロータにより構成されている。このうちステータは、電磁鋼板を積層してなるコアと、このコアから内径方向に突出する複数のティースと、各ティースに巻装されたコイルから構成されるが、コアとコイルは絶縁する必要があることから、コアの端部には絶縁性の樹脂から構成されたインシュレータが設けられ、このインシュレータとコアによりコアユニットを構成し、コイルはインシュレータに巻回することで、コアの端部とコイルの絶縁が図られていた。
【0003】
そして、ステータの端部には金属製のバスバーと三相端子(インバータに接続される端子)を樹脂モールドしたバスバーユニットが設けられ、ステータの各スロットから出るコイルを、バスバーユニットのバスバーにより三相端子に電気的に接続していた(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
また、スロット内で隣接するコイル同士も相互に絶縁する必要があることから、従来では各スロット内のコイルとコイルの間に、絶縁紙を手作業で挿入していた(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
WO2020/013078号公報
特開2008-43020号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記特許文献2では、作業の効率化を図るために複数の絶縁紙を一体化(輪状板体)してが、振動などの外部荷重によって絶縁紙が移動若しくは変形し、コイルに接触してしまう危険性があるため、樹脂でモールドしなければならない問題があり、更なる改善が求められていた。
【0007】
本発明は、係る従来の技術的課題を解決するために成されたものであり、手作業で各スロットに挿入される絶縁紙を廃止することができ、絶縁性の改善も図ることができるモータ、及び、それを備えた電動圧縮機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために本発明のモータは、コイルが巻装されたステータと、このステータに取り付けられ、当該ステータの各スロットから出るコイルと三相端子を電気的に接続するバスバーを樹脂でモールドして成るバスバーユニットを備えたものであって、バスバーユニットには、スロット内に進入して隣接するコイルを相互に絶縁する相間絶縁部が一体に形成されており、ステータには、相間絶縁部が嵌合する溝が形成されていることを特徴とする。
【0009】
請求項2の発明のモータは、上記発明においてステータは、コアと、このコアの軸方向における両端部にそれぞれ設けられたインシュレータと、一方のインシュレータに取り付けられた固定カバーを有し、コイルは、各インシュレータを介してコアに巻装されると共に、バスバーユニットは、他方のインシュレータ側におけるステータに取り付けられ、溝は、固定カバーに形成されていることを特徴とする。
【0010】
請求項3の発明のモータは、上記発明において固定カバーは、一方のインシュレータに形成された被係合部に係合する係合部を有して当該インシュレータに着脱可能に取り付けられることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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