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公開番号
2025071360
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-02
出願番号
2025030062,2024081048
出願日
2025-02-27,2018-04-26
発明の名称
積層コイル部品
出願人
TDK株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01F
27/29 20060101AFI20250424BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】素体からの端子電極の剥離を抑制しつつ、特性の低下を抑制できる積層コイル部品を提供する。
【解決手段】積層コイル部品1では、第1面2dと、第1面2dに直交する方向に延在する第2面2a,2bと、を有する素体2と、素体2内に配置されているコイル7と、第2面2a,2bに沿うように第1面2dに直交する方向に延在する第1電極部分4a,5aを有する端子電極4,5と、を備え、端子電極4,5の第1電極部分4a,5aの少なくとも一部は、素体2内に配置されており、素体2内に位置する第1電極部分4a,5aにおいて第1面2dに対して第1面2dに直交する方向で最も離れた位置から、第2面2a,2bに向けて第1面2dと平行な方向に延びる仮想線L1,L3と、第1面2dとの間に素体2が存在している。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
実装面と、当該実装面に直交する第1方向に延在する端面と、を有する素体と、
前記素体内に配置されているコイルと、
前記実装面に沿うように前記端面に直交する第2方向に延在している第2電極部分を有する端子電極と、を備え、
前記端子電極の前記第2電極部分の少なくとも一部は、前記素体内に配置されており、
前記第2電極部分は、前記第2方向において、当該第2電極部分の端部から突出している第2突起部を有し、
前記第1方向と前記第2方向とに直交する第3方向から見て、前記素体内に位置する前記第2電極部分において、前記第2突起部の前記第2方向における端部から前記実装面に向けて前記端面と平行な方向に延びる仮想線と前記第2電極部分の前記端部との間の前記第2方向の距離は、前記第2突起部と前記コイルとの間の距離よりも短い、積層コイル部品。
続きを表示(約 440 文字)
【請求項2】
前記端子電極は、前記端面に沿うように前記実装面に直交する前記第1方向に延在している第1電極部分を有し、前記第3方向から見てL字状を呈している、請求項1に記載の積層コイル部品。
【請求項3】
前記端子電極の前記第1電極部分の少なくとも一部は、前記素体内に配置されており、
前記第1電極部分は、前記第1方向において突出している第1突起部を有している、請求項2に記載の積層コイル部品。
【請求項4】
前記第3方向から見て、前記素体内に位置する前記第1電極部分において、前記第1突起部の前記第1方向における端部から前記端面に向けて前記実装面と平行な方向に延びる仮想線と、前記実装面との間に前記素体が存在している、請求項3に記載の積層コイル部品。
【請求項5】
前記第2突起部と前記コイルとの間の距離は、前記第2突起部と前記コイルとの間の最短距離である、請求項1~4のいずれか一項に記載の積層コイル部品。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、積層コイル部品に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の積層コイル部品として、例えば、特許文献1に記載されているものが知られている。特許文献1に記載の積層コイル部品は、第1の方向に延在する第1の辺及び第2の方向に延在する第2の辺を有する絶縁体層と、第1の辺と第2の辺とが交差する第1の点に設けられている外部導体層と、を備えている。特許文献1に記載の積層コイル部品では、外部導体層において、第1の点から第1の方向の一方側に最も離れている部分における第1の点から第2の方向の一方側に最も離れた位置を第2の点と定義し、外部導体層において、第1の点から第2の方向の一方側に最も離れている部分における該第1の点から第1の方向の一方側に最も離れた位置を第3の点と定義し、外部導体層は、第2の点と第3の点とを結ぶ第3の辺、第2の点から第1の方向の他方側に向かって伸びる第4の辺、及び、第3の点から第2の方向の他方側に向かって伸びる第5の辺を有する領域内に位置する固定部を有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-157770号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の積層コイル部品では、端子電極が素体から脱落(剥離)することを抑制することを目的として、固定部を設けている。しかしながら、従来の積層コイル部品では、固定部とコイルとが近接して設けられている。そのため、従来の積層コイル部品では、固定部とコイルとの間に浮遊容量(寄生容量)が発生し得る。これにより、積層コイル部品の特性が低下するおそれがある。
【0005】
本発明の一側面は、素体からの端子電極の剥離を抑制しつつ、特性の低下を抑制できる積層コイル部品を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面に係るコイル部品は、実装面と、当該実装面に直交する第1方向に延在する端面と、を有する素体と、素体内に配置されているコイルと、実装面に沿うように端面に直交する第2方向に延在している第2電極部分を有する端子電極と、を備え、端子電極の第2電極部分の少なくとも一部は、素体内に配置されており、第2電極部分は、第2方向において、当該第2電極部分の端部から突出している第2突起部を有し、第1方向と第2方向とに直交する第3方向から見て、素体内に位置する第2電極部分において、第2突起部の第2方向における端部から実装面に向けて端面と平行な方向に延びる仮想線と第2電極部分の端部との間の第2方向の距離は、第2突起部とコイルとの間の距離よりも短い。
【0007】
一実施形態においては、端子電極は、端面に沿うように実装面に直交する第1方向に延在している第1電極部分を有し、第3方向から見てL字状を呈していてもよい。
【0008】
一実施形態においては、端子電極の第1電極部分の少なくとも一部は、素体内に配置されており、第1電極部分は、第1方向において突出している第1突起部を有していてもよい。
【0009】
一実施形態においては、第3方向から見て、素体内に位置する第1電極部分において、第1突起部の第1方向における端部から端面に向けて実装面と平行な方向に延びる仮想線と、実装面との間に素体が存在していてもよい。
【0010】
一実施形態においては、第2突起部とコイルとの間の距離は、第2突起部とコイルとの間の最短距離であってもよい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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