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公開番号
2025070144
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-02
出願番号
2023180249
出願日
2023-10-19
発明の名称
構造体ユニット
出願人
NTN株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
E04H
1/12 20060101AFI20250424BHJP(建築物)
要約
【課題】拡張性があり、且つ、輸送や移設が容易となる構造体ユニットを提供する。
【解決手段】構造体ユニットUNは、天壁2a、底壁2bおよび周壁2cを有して移動可能に構成された構造体2を複数備え、各構造体2の内部にスペースSPが設けられている。構造体ユニットUNは、さらに、2つの構造体2の間に配置されて2つの構造体2を接続するジョイント筐体20を備えている。ジョイント筐体20は、平面視の形状が構造体2の短辺に合わせた正方形である筐体本体22と、筐体本体22の周壁22cに形成された規定の大きさの開口部24とを有している。構造体ユニットUNは、開口部24を介して隣接する構造体2のスペースSP間を人が移動可能に構成されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
天壁、底壁および周壁を有し、移動可能に構成された構造体を複数備え、各構造体の内部にスペースが設けられた構造体ユニットであって、
さらに、隣接する前記構造体の間に配置されて前記隣接する構造体を接続するジョイント筐体を備え、
前記ジョイント筐体は、
前記構造体の周壁に連結される筐体本体と、
前記筐体本体の周壁に形成された規定の大きさの開口部と、
前記構造体との連結部を覆う覆い部材と、
を有し、
前記開口部を介して隣接する前記構造体のスペース間を人が移動可能に構成され、
少なくとも1つの前記構造体に、前記構造体ユニットに設けられる電気機器の電力を発電する発電装置が搭載され、
前記発電装置は、風力発電装置、太陽光発電装置および水力発電装置の少なくとも1つである構造体ユニット。
続きを表示(約 460 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の構造体ユニットにおいて、前記覆い部材が、断熱性または遮熱性を有する素材からなる構造体ユニット。
【請求項3】
請求項1または2に記載の構造体ユニットにおいて、前記覆い部材が、可撓性を有する素材からなる構造体ユニット。
【請求項4】
請求項1または2に記載の構造体ユニットにおいて、前記構造体と前記ジョイント筐体が、ファスナー留め具により連結されている構造体ユニット。
【請求項5】
請求項4に記載の構造体ユニットにおいて、さらに、前記ファスナー留め具と前記構造体との隙間を密封するシール部材を備えた構造体ユニット。
【請求項6】
請求項1または2に記載の構造体ユニットにおいて、複数の前記構造体が、前記ジョイント筐体を介して電気的に接続可能な構造体ユニット。
【請求項7】
請求項1または2に記載の構造体ユニットにおいて、前記構造体と前記ジョイント筐体が止水ファスナーを用いて連結されている構造体ユニット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、未電化地域や災害等の被災地域での電力供給源として簡易に移動、設置でき、且つ、目的・用途に応じてジョイントすることで、自由なレイアウトを実現する構造体ユニットに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
未電化地域や災害等の被災地域での電力供給源として、簡易に輸送できて簡易に設置できる太陽光発電装置、風力発電装置等を備えた独立電源装置がある(例えば、特許文献1)。特許文献1の装置では、太陽光パネル、風車、発電機、蓄電池等が、輸送用のコンテナに収容され、所望な場所で該コンテナに太陽光パネル、風車等が設置される。しかしながら、従来の移動型独立電源装置を備えたコンテナは輸送可能な筐体であるから、サイズに制限がある。
【0003】
そこで、複数のコンテナを連結して構造体ユニットを構成したものがある(例えば、特許文献2)。特許文献2の構造体ユニットによれば、コンテナの大型化を防いで輸送性を確保しつつ、複数のコンテナを連結して構造体ユニットを大型化することで利便性が向上する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-169637号公報
特開2023-010287号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献2の技術では、構造体ユニットの最終形を予め計画する必要があり、既存のコンテナに対しての拡張性がなく、構造体ユニットの移設も困難であった。
【0006】
本発明の目的は、拡張性があり、且つ、輸送や移設が容易となる構造体ユニットを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る構造体ユニットは、天壁、底壁および周壁を有して移動可能に構成された構造体を複数備え、各構造体の内部にスペースが設けられている。構造体ユニットは、さらに、2つの前記構造体の間に配置されて前記2つの構造体を接続するジョイント筐体を備えている。前記ジョイント筐体は、前記構造体の周壁に連結される筐体本体と、前記筐体本体の周壁に形成された規定の大きさの開口部と、連結部を覆う覆い部材とを有している。構造体ユニットは、前記開口部を介して隣接する前記構造体のスペース間を人が移動可能に構成されている。少なくとも1つの前記構造体に、前記構造体ユニットに設けられる電気機器の電力を発電する発電装置が搭載されている。前記発電装置は、風力発電装置、太陽光発電装置および水力発電装置の少なくとも1つである。ここで、規定の大きさとは、例えば、サッシと同じサイズである。また、「サッシ」とは、扉枠として用いる建材のこと、あるいは、扉枠を用いた建具であるサッシ扉(ドア)のことをいう。
【0008】
この構成によれば、ジョイント筐体を用いることで、複数の構造体の自由なレイアウトが可能となり、複数の構造体からなる構造体ユニットの拡張性が向上する。また、ジョイント筐体を用いて連結することで、構造体が大型化するのを防ぐことができるので、構造体ユニットの輸送や移設が容易となる。
【0009】
本発明において、前記覆い部材が、断熱性または遮熱性を有する素材からなっていてもよい。この構成によれば、開口部が開いた状態でも、断熱性を落とすことなく使用可能である。
【0010】
本発明において、前記覆い部材が、可撓性を有する素材からなっていてもよい。この構成によれば、連結部分の覆い部材を撓ませることで、地震等により構造体やジョイント筐体等がずれた場合にも、フレキシブルに追従し、継続して使用可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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