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公開番号2025080978
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-27
出願番号2023194427
出願日2023-11-15
発明の名称プランマブロック
出願人NTN株式会社
代理人個人,個人
主分類F16C 35/067 20060101AFI20250520BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】外部の構造物に対して取付ることができる仕様に簡単に変更できるプランマブロックを提供する。
【解決手段】軸受と、軸受を収納する軸受箱とを備え、軸受箱が外部の構造物に取付構造を介して取付られるプランマブロックである。取付構造はボルト部材と、軸受箱に形成された装着用孔部に着脱可能に装着されるアタッチメントを備える。アタッチメントは、前記ボルト部材が挿通されて軸受箱から外部に突出する挿通孔を有し、挿通孔を介して外部に突出したボルト部材外部突出部が構造物に締結される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
軸受と、前記軸受を収納する軸受箱とを備え、前記軸受箱が外部の構造物に取付構造を介して取付られるプランマブロックであって、
前記取付構造は、ボルト部材と、前記軸受箱に形成された装着用孔部に着脱可能に装着されるアタッチメントを備え、前記アタッチメントは、前記ボルト部材が挿通される挿通孔を有し、前記挿通孔及び外部の構造物に設けられた取付孔に挿通されたボルト部材にナット部材が螺着、又は前記挿通孔に挿通された前記ボルト部材が外部の構造物のねじ孔に螺合されることを特徴とするプランマブロック。
続きを表示(約 350 文字)【請求項2】
前記軸受箱は、上箱と、上箱とは別体の下箱とを有し、上箱と下箱とが連結具を介して一体化され、前記下箱に、前記装着用孔部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のプランマブロック。
【請求項3】
前記軸受箱が一体形成品であることを特徴とする請求項1に記載のプランマブロック。
【請求項4】
前記軸受箱と前記アタッチメントとを異なる材質としたことを特徴とする請求項1に記載のプランマブロック。
【請求項5】
前記アタッチメントは、挿通孔の形状、挿通孔の配置位置、および挿通孔の数が相違する複数種を備え、前記外部の構造物の取付孔又はねじ孔にあったアタッチメントを選択して使用することを特徴とする請求項1に記載のプランマブロック。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、軸受および軸受を支持する軸受箱を備えるプランマブロックに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
プランマブロックとしては、従来には、特許文献1及び特許文献2に記載のものがあるが、プランマブロックは、一般的に、シャフトを回転自在に支持する転がり軸受と、この転がり軸受を収納する軸受箱とを備えたものである。従来の一般的な軸受箱1を図9及び図10に示す。
【0003】
従来の軸受箱1は、図9に示すように、上方の上箱1Aと、下方の下箱1Bとを有する。上下の上箱1Aと下箱1Bが組み合されてなる。なお、上箱1Aと下箱1Bとはボルト部材2を介して連結一体化されている。ボルト部材2は、頭部2aと、雄ねじ部を有する軸部とからなる。すなわち、上箱1Aにボルト部材2の軸部が挿通される挿通孔が設けられ、下箱1Bには、ねじ孔(メスねじ孔)が設けられている。このため、上箱1Aの挿通孔を介して上箱1Aから突出するボルト部材2の軸部の雄ねじ部が、下箱1Bのねじ孔に螺着される。これによって、上箱1Aと下箱1Bとが一体化される。
【0004】
また、下箱1Bが外部の構造物K(例えば、台座)に取付られる。この場合、下箱1Bには、平面視矩形状のベース部3が設けられ、このベース部3に、装着されるボルト部材5を有する取付構造6(6A,6B)にて下箱1Bが固定される。図9及び図10に示すものでは、ベース部3の一方の端部に対応する台座Kの対応部にはねじ孔8が設けられ、このねじ孔8に対向するように、ベース部3の一方の端部に貫通孔7が設けられている。このため、一方の取付構造6Aは、ボルト部材5のねじ軸部を、外鍔部3の貫通孔7に挿通して、ねじ軸部の雄ねじ部を台座Kのねじ孔(雌ねじ部)8に螺合させている。
【0005】
これに対して、ベース部3の他方の端部に対応する台座Kの対応部には貫孔9が設けられ、この貫孔9に対向して、ベース部3の他方の端部には、貫通孔7が設けられている。このため、台座側からボルト部材5のねじ軸部5bを貫孔9及び貫通孔7に挿通させて、ボルト部材5のねじ軸部5bの雄ねじ5b1を上方に突出させ、その雄ねじ5b1にナット部材10を螺合させている。なお、取付構造6Aでは、台座側にねじ孔8を設け、ボルト部材5のねじ軸部の雄ねじ部を台座Kのねじ孔8に螺合させるものであったが、台座側のねじ孔8に代えて、貫通孔とし、この貫通孔を介して台座裏面側に突出したねじ軸部のオスねじ部にナット部材を螺合させるものであってもよい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2009-79693号公報
特開2022-127909号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
従来のプランマブロックは材料を溶解し、型に合わせて砂を詰めた鋳型に溶融材料を流す鋳造にて製造され、取付ボルト穴部(貫通孔7)が模型もしくは機械加工にて形成されている。よってプランマブロックの特殊な取付穴仕様に対応する場合、型の新造、改造や機械加工の変更などが必要となり製作納期が長くなる。また取付穴の特殊品は一品一葉となりコストの面でもさらに対応が困難になる傾向がある。
【0008】
そこで、本願では、外部の種々の構造物に対して取付ることができる仕様に簡単に変更できるプランマブロックを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明のプランマブロックは、軸受と、前記軸受を収納する軸受箱とを備え、前記軸受箱が外部の構造物に取付構造を介して取付られるプランマブロックであって、前記取付構造は、ボルト部材と、前記軸受箱に形成された装着用孔部に着脱可能に装着されるアタッチメントを備え、前記アタッチメントは、前記ボルト部材が挿通される挿通孔を有し、前記挿通孔及び外部の構造物に設けられた取付孔に挿通されたボルト部材にナット部材が螺着、又は前記挿通孔に挿通された前記ボルト部材が外部の構造物のねじ孔に螺合されるものである。
【0010】
本発明のプランマブロックでは、挿通孔及び外部の構造物に設けられた取付孔に挿通されたボルト部材にナット部材が螺着、又は挿通孔に挿通されたボルト部材が外部の構造物のねじ孔に螺合されるものであるので、構造物の取付孔やねじ孔に対応したアタッチメントを使用することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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