TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025070033
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-02
出願番号
2023180056
出願日
2023-10-19
発明の名称
アミノアレーンアミド誘導体の製造方法
出願人
スガイ化学工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
C07C
231/06 20060101AFI20250424BHJP(有機化学)
要約
【課題】アミノアレーンアミド誘導体を工業的に有利に効率良く製造する方法の提供。
【解決手段】下記式(1)で表される化合物から下記式(3)で表されるアミノアレーンアミド誘導体を製造する。製造方法は、式(1)によって表される化合物のニトロ基をアミノ基に還元するアミノ化工程、および式(1)によって表される化合物のシアノ基を加水分解してアミド基に変換するアミド化工程を含む。
<com:Image com:imageContentCategory="Drawing"> <com:ImageFormatCategory>TIFF</com:ImageFormatCategory> <com:FileName>2025070033000015.tif</com:FileName> <com:HeightMeasure com:measureUnitCode="Mm">25</com:HeightMeasure> <com:WidthMeasure com:measureUnitCode="Mm">154</com:WidthMeasure> </com:Image>
<com:Image com:imageContentCategory="Drawing"> <com:ImageFormatCategory>TIFF</com:ImageFormatCategory> <com:FileName>2025070033000016.tif</com:FileName> <com:HeightMeasure com:measureUnitCode="Mm">26</com:HeightMeasure> <com:WidthMeasure com:measureUnitCode="Mm">154</com:WidthMeasure> </com:Image>
(式中、Zはアレーン環を示し、Xはハロゲン原子を示し、nは0以上の整数を示し、Rは反応に不活性な置換基を示し、mは0以上の整数を示す)
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
下記式(1)で表される化合物から下記式(3)で表されるアミノアレーンアミド誘導体を製造する製造方法であって、
TIFF
2025070033000012.tif
26
154
(式中、
Zはアレーン環を示し、
Xはハロゲン原子を示し、nは0以上の整数を示し、
Rは反応に不活性な置換基を示し、mは0以上の整数を示す)
TIFF
2025070033000013.tif
26
154
(式中、Z、X、R、n、mは、それぞれ式(1)に同じ)
下記アミノ化工程および下記アミド化工程を含む、製造方法。
前記式(1)で表される化合物のニトロ基をアミノ基に還元するアミノ化工程
前記式(1)で表される化合物のシアノ基を加水分解してアミド基に変換するアミド化工程
続きを表示(約 530 文字)
【請求項2】
前記式(1)で表される化合物をアミノ化工程に供した後、アミド化工程に供する請求項1記載の製造方法。
【請求項3】
前記式(1)において、
アレーン環Zがベンゼン環を示す請求項1または2記載の製造方法。
【請求項4】
前記式(1)で表される化合物が下記式(1a)によって表される化合物である請求項1または2記載の製造方法。
TIFF
2025070033000014.tif
37
154
(式中、X、R、mは、それぞれ式(1)に同じ)
【請求項5】
Xがフッ素原子を示し、
mが0を示す請求項1または2記載の製造方法。
【請求項6】
前記アミノ化工程および前記アミド化工程をワンポットで行う請求項1または2記載の製造方法。
【請求項7】
前記アミノ化工程において、不均一系触媒の存在下、ニトロ基をアミノ基に還元する請求項1または2記載の製造方法。
【請求項8】
前記アミド化工程において、塩基性条件下および過酸化物の存在下、シアノ基をアミド基に変換する請求項1または2記載の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、アミノアレーンアミド誘導体の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
アミノ基、フッ素原子およびアミド基を置換基として有する単環式アレーンである4-アミノ-2-フルオロベンズアミドは、医薬品の原料または中間体等として有用であることが知られている。
【0003】
このようなアミノアレーンアミド誘導体の製造方法として、特表2022-550367(特許文献1)には、2-フルオロ-4-ニトロ安息香酸と1-プロピルホスホン酸無水物とアンモニアとを反応させて2-フルオロ-4-ニトロベンズアミドを得た後、鉄の存在下、ニトロ基を還元する方法が開示されている。
【0004】
また、前記アミノアレーンアミド誘導体の製造方法として、中国特許出願公開第114276266号明細書(特許文献2)には、2,4-ジフルオロベンゾニトリルの4位をフタロイル基置換後に還元し、さらにシアノ基を加水分解する方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特表2022-550367
中国特許出願公開第114276266号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、特許文献1の方法では、2-フルオロ-4-ニトロ安息香酸のような高価な原料を利用し、反応器を腐食させる虞のある鉄を利用する工程を含むため工業的に有利でない。また、特許文献2の方法では、反応の工程数が多く、効率的でない。そのため、工業的に効率良くアミノアレーンアミド誘導体を製造する方法は開示されていない。
【0007】
したがって、本発明の目的は、アミノアレーンアミド誘導体を工業的に有利に、効率良く製造する方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者らは、前記課題を達成するため鋭意検討した結果、ニトロアレーンニトリル化合物のニトロ基を還元剤によりアミノ基に変換する工程および、シアノ基をアミド基に変換する工程を含む製造方法によって、アミノアレーンアミド誘導体を高い収率で効率的に製造できることを見出し、本発明を完成した。
【0009】
すなわち、本開示は、下記態様等を包含していてもよい。
【0010】
態様[1]:
下記式(1)で表される化合物から下記式(3)で表されるアミノアレーンアミド誘導体を製造する製造方法であって、
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社トクヤマ
グルコンアミド誘導体
1か月前
日本化薬株式会社
新規顕色剤及び記録材料
1か月前
日本化薬株式会社
新規顕色剤及び記録材料
1か月前
花王株式会社
ポリアミド系ポリマー
2か月前
日産化学株式会社
ピリジン化合物の製造方法
11日前
日本化薬株式会社
シアノ複素環化合物の製造方法
3か月前
ダイキン工業株式会社
シラン化合物
1か月前
花王株式会社
新規ピリジニウム化合物
1か月前
個人
メタンガス生成装置およびメタンガス生成方法
3か月前
個人
メタンガス生成装置およびメタンガス生成方法
3か月前
株式会社トクヤマ
グルコンアミド誘導体の製造方法
1か月前
株式会社トクヤマ
結晶形Iのリオシグアトの製造方法
2か月前
四国化成工業株式会社
エポキシ化合物およびその利用
5日前
国立大学法人京都大学
細胞質送達ペプチド
1か月前
日産化学株式会社
ピラゾール化合物及び有害生物防除剤
2か月前
石原産業株式会社
シアノイミダゾール系化合物の製造方法
2か月前
四国化成工業株式会社
テレフタル酸化合物およびその利用
5日前
ダイキン工業株式会社
分離方法
2か月前
四国化成工業株式会社
イソフタル酸化合物およびその利用
5日前
株式会社カネカ
プロピレンオキサイド(PO)製造システム
4日前
ダイキン工業株式会社
SF5含有シラン化合物
1か月前
キヤノン株式会社
有機化合物及び有機発光素子
10日前
株式会社半導体エネルギー研究所
有機化合物、発光デバイス
2か月前
小川香料株式会社
化合物及び香料組成物
1か月前
小川香料株式会社
化合物及び香料組成物
1か月前
石原産業株式会社
シクラニリプロールの製造中間体の製造方法
2か月前
オリザ油化株式会社
新規化合物及びその用途
1か月前
株式会社アイティー技研
炭化水素の合成方法及び合成装置
2か月前
株式会社トクヤマ
精製第4級アンモニウム化合物水溶液の製造方法
23日前
株式会社レゾナック
C2化合物の製造方法
2か月前
キッコーマン株式会社
ナノポアタンパク質
2か月前
国立大学法人 東京大学
アシルヒドラゾン誘導体
3か月前
国立大学法人九州大学
重水素化化合物の製造方法
2か月前
国立医薬品食品衛生研究所長
新規ペプチド
1か月前
マナック株式会社
2-ナフタレン誘導体の製造方法
3か月前
四国化成工業株式会社
トリアジン化合物、その合成方法およびその利用
2か月前
続きを見る
他の特許を見る