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公開番号
2025067442
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-24
出願番号
2023177425
出願日
2023-10-13
発明の名称
実験制御方法および自動実験装置
出願人
三井化学株式会社
代理人
弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類
B01L
99/00 20100101AFI20250417BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】溶液が容器の外側に垂れることを抑制することが可能な実験制御方法および自動実験装置を提供する。
【解決手段】実験制御方法は、容器に溶液を吐出可能な吐出部を含む自動実験装置の実験制御方法であって、吐出部により容器に溶液を吐出させるように制御するステップと、吐出部により溶液を吐出させた際に、溶液の糸引きを解消するための糸引き解消動作を実行するステップと、を有する。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
容器に溶液を吐出可能な吐出部を含む自動実験装置の実験制御方法であって、
前記吐出部により前記容器に前記溶液を吐出させるように制御するステップと、
前記吐出部により前記溶液を吐出させた際に、溶液の糸引きを解消するための糸引き解消動作を実行するステップと、
を有する実験制御方法。
続きを表示(約 610 文字)
【請求項2】
前記吐出部により前記溶液を吐出させた際に前記溶液の糸引き状態を検出するステップをさらに有し、
前記糸引き解消動作を実行するステップにおいて、前記糸引き状態を検出した場合、前記糸引き解消動作を実行するように制御する、
請求項1に記載の実験制御方法。
【請求項3】
前記糸引き解消動作は、前記糸引き状態の前記溶液を前記吐出部から切り離すように前記吐出部を動かす動作である、
請求項1に記載の実験制御方法。
【請求項4】
前記自動実験装置は、前記吐出部を把持するハンド部をさらに含み、
前記糸引き解消動作を実行するステップにおいて、前記ハンド部を動かすことにより、前記糸引き解消動作を実行する、
請求項1に記載の実験制御方法。
【請求項5】
前記糸引き解消動作を実行するステップは、前記溶液の種類に応じて、前記糸引き解消動作の実行態様を変更するステップを含む、
請求項1に記載の実験制御方法。
【請求項6】
容器に溶液を吐出可能な吐出部と、
前記吐出部により前記容器に前記溶液を吐出させるように制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記吐出部により前記溶液を吐出させた際に、溶液の糸引きを解消するための糸引き解消動作を実行する、
自動実験装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、実験制御方法および自動実験装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、ロボット装置を用いて化学実験等を自動で行うことが知られている。ロボット装置としては、例えば、ロボットハンド等、実験器具を把持可能な装置が自動実験で用いられる(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
自動実験では、例えば、ロボット装置の把持部が、吐出器具(例えば、スポイト等)に溶液を吸引させた後、吐出器具を容器が配置された場所に移動させ、容器内に吐出器具の溶液を吐出させること等が行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-30316号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、吐出器具から溶液が吐出された際に、溶液の物性によっては、吐出器具の吐出部分から溶液が糸状に延びた状態となる糸引きが発生することがある。糸引きが発生すると、吐出器具を容器に対応する位置から移動させた際に、糸状に延びた溶液が容器の外側の部分(例えば、実験台等)に垂れてしまうことがある。
【0006】
溶液が容器の外側の部分に垂れると、容器に吐出するべき溶液の量が不足し、実験精度が低下する可能性がある。また、実験場所が溶液により汚染されることで実験を継続できなくなる可能性もあった。
【0007】
本開示の目的は、溶液が容器の外側に垂れることを抑制することが可能な実験制御方法および自動実験装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示に係る実験制御方法は、
容器に溶液を吐出可能な吐出部を含む自動実験装置の実験制御方法であって、
前記吐出部により前記容器に前記溶液を吐出させるように制御するステップと、
前記吐出部により前記溶液を吐出させた際に、溶液の糸引きを解消するための糸引き解消動作を実行するステップと、
を有する。
【0009】
本開示に係る自動実験装置は、
容器に溶液を吐出可能な吐出部と、
前記吐出部により前記容器に前記溶液を吐出させるように制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記吐出部により前記溶液を吐出させた際に、溶液の糸引きを解消するための糸引き解消動作を実行する。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、溶液が容器の外側に垂れることを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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