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公開番号
2025064077
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-17
出願番号
2023173528
出願日
2023-10-05
発明の名称
リアクトル
出願人
株式会社タムラ製作所
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01F
37/00 20060101AFI20250410BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】放熱性が上がるリアクトルを提供する。
【解決手段】リアクトル10は、リアクトル本体1と、リアクトル本体1を収容するケース8と、ケース8内に形成され、充填材が固化して成り、リアクトル本体1を埋設する充填成形部9と、を備える。リアクトル本体1は、コア2と、コア2に装着されるコイル4と、コイル4の引出線42と接続されるバスバー54と、バスバー54と充填成形部9を繋ぐ伝熱部材6と、を有する。伝熱部材6は、充填成形部9に埋設される埋設部61を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
リアクトル本体と、
前記リアクトル本体を収容するケースと、
前記ケース内に形成され、充填材が固化して成り、前記リアクトル本体を埋設する充填成形部と、
を備え、
前記リアクトル本体は、
コアと、
前記コアに装着されるコイルと、
前記コイルの引出線と接続されるバスバーと、
前記バスバーと前記充填成形部を繋ぐ伝熱部材と、
を有し、
前記伝熱部材は、前記充填成形部に埋設される埋設部を有すること、
を特徴とするリアクトル。
続きを表示(約 980 文字)
【請求項2】
前記コイルは、複数設けられ、
前記バスバーは、
外部機器の端子が締結される締結部と、
複数の前記コイルの引出線と接続する複数の接続部と、
を有し、
前記伝熱部材は、前記締結部と前記締結部に最も近い前記接続部の間に設けられていること、
を特徴とする請求項1に記載のリアクトル。
【請求項3】
前記リアクトル本体は、前記バスバー及び前記伝熱部材を被覆するバスバーモールド樹脂を更に有し、
前記伝熱部材は、前記バスバーと接触しており、
前記バスバーモールド樹脂は、前記伝熱部材と前記バスバーの接触した状態で、前記バスバー及び前記伝熱部材を被覆していること、
を特徴とする請求項1又は2に記載のリアクトル。
【請求項4】
前記リアクトル本体は、前記バスバー及び前記伝熱部材を被覆するバスバーモールド樹脂を更に有し、
前記伝熱部材は、前記バスバーモールド樹脂よりも熱伝導率の高い部材で構成されていること、
を特徴とする請求項1又は2に記載のリアクトル。
【請求項5】
前記リアクトル本体は、前記バスバー及び前記伝熱部材を被覆するバスバーモールド樹脂を更に有し、
前記伝熱部材は、
前記バスバーと接続する接続部と、
前記接続部から前記充填成形部に向かって延び、一部が前記埋設部となる延出部と、
を有し、
前記接続部は、前記充填成形部の上面と平行方向である断面積が前記延出部よりも大きく、
前記バスバーモールド樹脂は、前記接続部全体及び前記延出部の一部を被覆していること、
を特徴とする請求項1又は2に記載のリアクトル。
【請求項6】
前記伝熱部材は、絶縁性樹脂により構成されていること、
を特徴とする請求項1又は2に記載のリアクトル。
【請求項7】
前記リアクトル本体は、前記コアを被覆するコアモールド樹脂を更に有し、
前記コア及び前記コアモールド樹脂は、前記充填成形部に埋設され、
前記埋設部の先端は、前記コアの近傍にまで達していること、
を特徴とする請求項1又は2に記載のリアクトル。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、リアクトルに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
OA機器、太陽光発電システム、自動車、無停電電源など様々な用途にリアクトルが用いられている。リアクトルは、電気エネルギーを磁気エネルギーに変換して蓄積及び放出する電磁気部品である。
【0003】
リアクトルは、リアクトル本体と、リアクトル本体を収容するケースを備える。リアクトル本体は、コア、コイル及びバスバーを有する。コアは、磁性体を含み、コイルが装着される。コイルからは、引出線が延びている。引出線は、溶接等によりバスバーと接続されている。バスバーは、外部機器の端子とも接続している。リアクトルは、バスバーを介して外部機器から電流が供給される。コイルは、通電により巻数に従って磁束を発生させ、コアは、コイルが発生させた磁束を通す磁路となる。
【0004】
コイルは通電により発熱する。ケース内には充填材が注入されており、コイルの一部が充填材に埋設されている。そのため、コイルの熱を充填材を介してケースに伝達することで放熱している。また、コイルの引出線と接続するバスバーは空中に配置され、コイルの熱がバスバーを介して空気中に放熱している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-183479号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従来においては、リアクトルには、100A~200Aといった電流が流れることが一般的だった。しかし、近年、リアクトルの用途も多様化しており、リアクトルを大電流での使用要求も増えてきた。
【0007】
しかし、リアクトルに500A以上という大電流が供給されると、コイルの発熱も高まり、リアクトルが高温化する。そのため、従来の放熱構造では放熱が追い付かず、特に空中配線されているバスバーが高温化してしまい、500A以上の電流が流れる用途でリアクトルを用いることは困難であった。
【0008】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、放熱性の高いリアクトルを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明のリアクトルは、リアクトル本体と、前記リアクトル本体を収容するケースと、前記ケース内に形成され、充填材が固化して成り、前記リアクトル本体を埋設する充填成形部と、を備え、前記リアクトル本体は、コアと、前記コアに装着されるコイルと、前記コイルの引出線と接続されるバスバーと、前記バスバーと前記充填成形部を繋ぐ伝熱部材と、を有し、前記伝熱部材は、前記充填成形部に埋設される埋設部を有すること、を特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、放熱性の高いリアクトルを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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