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公開番号
2025063551
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-16
出願番号
2023172860
出願日
2023-10-04
発明の名称
制御装置および制御方法
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
H04L
9/14 20060101AFI20250409BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】電動車両と電力スタンドとの間における暗号通信の接続が不成立となるのを抑制することが可能な制御装置を提供する。
【解決手段】充電制御ECU10(制御装置)は、暗号スイート(暗号方式)を指定してTLS通信(暗号通信)を接続する制御を行うプロセッサ11と、プロセッサ11により指定された暗号スイートの、EVSE200における適合性に関する情報を取得する通信部13(取得部)とを備える。プロセッサ11は、暗号スイートがEVSE200に不適合であることを上記情報が示す場合に、暗号スイートを変更してTLS通信を接続する制御を行う。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
電動車両と電力スタンドとの間における暗号通信を制御する制御装置であって、
暗号方式を指定して前記暗号通信を接続する制御を行うプロセッサと、
前記プロセッサにより指定された前記暗号方式の、前記電力スタンドにおける適合性に関する情報を取得する取得部と、を備え、
前記プロセッサは、前記暗号方式が前記電力スタンドに不適合であることを前記情報が示す場合に、前記暗号方式を変更して前記暗号通信を接続する制御を行う、制御装置。
続きを表示(約 770 文字)
【請求項2】
前記電力スタンドは、前記暗号通信の接続が過去に成功した実績のある第1電力スタンドを含み、
前記プロセッサは、前記第1電力スタンドと前記電動車両との間における前記暗号通信を接続する際に、過去に前記第1電力スタンドにおいて前記暗号通信の接続が成功した実績のある前記暗号方式を、前記暗号通信に用いられる前記暗号方式として優先的に指定する、請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記電力スタンドは、前記暗号通信が過去に接続された実績のない第2電力スタンドを含み、
前記プロセッサは、前記第2電力スタンドと前記電動車両との間における前記暗号通信を接続する際に、前記暗号通信における暗号強度が高い前記暗号方式を、前記暗号通信における暗号強度が低い前記暗号方式よりも、前記暗号通信に使用される前記暗号方式として優先的に指定する、請求項1または2に記載の制御装置。
【請求項4】
前記プロセッサは、前記電力スタンドのコネクタが前記電動車両に接続されることに応じて課金認証および充電が自動的に実行されるPnCにおいて、前記電力スタンドとの間における前記暗号通信を接続する制御を行う、請求項1または2に記載の制御装置。
【請求項5】
電動車両と電力スタンドとの間における暗号通信を制御する制御方法であって、
暗号方式を指定して前記暗号通信を接続する制御を行う工程と、
指定された前記暗号方式の、前記電力スタンドにおける適合性に関する情報を取得する工程と、を備え、
前記接続する制御を行う工程は、前記暗号方式が前記電力スタンドに不適合であることを前記情報が示す場合に、前記暗号方式を変更して前記暗号通信を接続する制御を行う工程を含む、制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、制御装置および制御方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特開2022-061185号公報(特許文献1)には、充電機器と、充電機器から送信される充電側情報を取得することにより充電認証を行う車両とが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-061185号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、上記特許文献1には明記されていないが、車両(電動車両)と充電機器(電力スタンド)との間において暗号通信(TLS通信など)を接続する場合、暗号通信に用いられる暗号方式(暗号スイート)を指定する必要がある。指定された暗号方式は、充電機器に適応可能か否かが判定される。指定された暗号方式が充電機器に不適合である場合、暗号通信を接続することができない。
【0005】
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、電動車両と電力スタンドとの間における暗号通信の接続が不成立となるのを抑制することが可能な制御装置および制御方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第1の局面に係る制御装置は、電動車両と電力スタンドとの間における暗号通信を制御する制御装置であって、暗号方式を指定して暗号通信を接続する制御を行うプロセッサと、プロセッサにより指定された暗号方式の、電力スタンドにおける適合性に関する情報を取得する取得部と、を備える。プロセッサは、暗号方式が電力スタンドに不適合であることを上記情報が示す場合に、暗号方式を変更して暗号通信を接続する制御を行う。
【0007】
本開示の第1の局面に係る制御装置では、上記のように、暗号方式が電力スタンドに不適合であることを上記情報が示す場合に、暗号方式を変更して暗号通信を接続する制御が行われる。これにより、暗号方式が電力スタンドに不適合であっても、暗号方式が変更されて暗号通信の接続処理が実行されるので、暗号通信が接続されずにそのまま処理が終了するのを抑制することができる。したがって、電動車両と電力スタンドとの間における暗号通信の接続が不成立となるのを抑制することができる。
【0008】
上記第1の局面に係る制御装置において、好ましくは、プロセッサは、暗号通信の接続が過去に成功した実績のある第1電力スタンドと電動車両との間における暗号通信を接続する際に、過去に第1電力スタンドにおいて暗号通信の接続が成功した実績のある暗号方式を、暗号通信に用いられる暗号方式として優先的に指定する。このように構成すれば、暗号通信の接続が成功した実績のある暗号方式を暗号通信に優先的に使用することができるので、電力スタンドに不適合な暗号方式が暗号通信に用いられるのを抑制することができる。
【0009】
上記第1の局面に係る制御装置において、好ましくは、プロセッサは、暗号通信が過去に接続された実績のない第2電力スタンドと電動車両との間における暗号通信を接続する際に、暗号通信における暗号強度が高い暗号方式を、暗号通信における暗号強度が低い暗号方式よりも、暗号通信に使用される暗号方式として優先的に指定する。このように構成すれば、暗号通信の暗号強度が低くなるのを抑制することができる。
【0010】
上記第1の局面に係る制御装置において、好ましくは、プロセッサは、電力スタンドのコネクタが電動車両に接続されることに応じて課金認証および充電が自動的に実行されるPnCにおいて、電力スタンドとの間における暗号通信を接続する制御を行う。ここで、PnCでは、電動車両と電力スタンドとの間の通信情報を秘匿するために暗号通信を行うことが規格により定められている。したがって、暗号方式が電力スタンドに不適合である場合に暗号方式を変更して暗号通信を接続させることは、PnCにおける暗号通信を行う場合に特に有効である。
(【0011】以降は省略されています)
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