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公開番号2025063435
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-16
出願番号2023172622
出願日2023-10-04
発明の名称電池モジュール
出願人株式会社AESCジャパン
代理人個人,個人
主分類H01M 50/59 20210101AFI20250409BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】電池セルの異常発熱の発生時の電池セル及び収容体の短絡を抑制する。
【解決手段】電池モジュール100は、電池セル110と、電池セル110を収容する収容体200と、を備えている。収容体200は、第1金属部212と、第1金属部212及び電池セル110の間に少なくとも部分的に位置する第1耐火部216と、を有している。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
電池セルと、
前記電池セルを収容する収容体と、
を備え、
前記収容体は、金属部と、前記金属部及び前記電池セルの間に少なくとも部分的に位置する耐熱部と、を有する、電池モジュール。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
前記収容体は、樹脂部をさらに有し、
前記耐熱部は、前記金属部及び前記樹脂部の間に少なくとも部分的に位置する、請求項1に記載の電池モジュール。
【請求項3】
前記金属部及び前記樹脂部は、前記樹脂部が前記耐熱部を少なくとも部分的に貫通した状態で互いに接合されている、請求項2に記載の電池モジュール。
【請求項4】
前記耐熱部は、前記金属部の縁の少なくとも一部分を覆っている、請求項1~3のいずれか一項に記載の電池モジュール。
【請求項5】
前記金属部は、前記金属部の前記縁の前記少なくとも一部分を含む切欠きを画定しており、
前記切欠きによって画定される空間と、前記電池セルに電気的に接続された導体と、が少なくとも部分的に重なっている、請求項4に記載の電池モジュール。
【請求項6】
前記耐熱部は、シリコン繊維を含む、請求項1~3のいずれか一項に記載の電池モジュール。
【請求項7】
前記電池セルはタブを有し、
前記耐熱部は、前記金属部及びタブの間に少なくとも部分的に位置している、請求項1~3のいずれか一項に記載の電池モジュール。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電池モジュールに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年、様々な電池モジュールが開発されている。電池モジュールは、電池セルと、電池セルを収容する収容体と、を備えている。
【0003】
特許文献1には、電池モジュールの一例について記載されている。電池モジュールは、複数の電池セルと、複数の電池セルを収容するモジュールフレームと、モジュールフレームと結合されるエンドプレートと、を備えている。エンドプレートは、金属材質からなる本体部と、本体部の全面を被覆する絶縁コーティング部と、を有している。
【0004】
特許文献2には、電池モジュールの一例について記載されている。電池モジュールは、複数の電池セルと、複数の電池セルを収容するモジュールフレームと、モジュールフレームの側面部と複数の電池セルとの間に位置するバスバーフレームと、モジュールフレームの側面部とバスバーフレームとの間に位置する絶縁プレートと、を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特表2021-532543号公報
特表2022-519234号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
電池セルを収容する収容体は、金属板等の金属部を有していることがある。電池セル及び金属部の短絡を抑制するため、電池セル及び金属部の間には、電気絶縁性の樹脂部が設けられることがある。しかしながら、電池セルの異常発熱が発生すると、樹脂部が溶けることがある。樹脂部が溶けると、電池セル及び金属部の短絡を抑制することが難しくなることがある。
【0007】
本発明の目的の一例は、電池セルの異常発熱の発生時の電池セル及び収容体の短絡を抑制することにある。本発明の他の目的は、本明細書の記載から明らかになるであろう。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様は、以下のとおりである。
1.電池セルと、
前記電池セルを収容する収容体と、
を備え、
前記収容体は、金属部と、前記金属部及び前記電池セルの間に少なくとも部分的に位置する耐熱部と、を有する、電池モジュール。
2.前記収容体は、樹脂部をさらに有し、
前記耐熱部は、前記金属部及び前記樹脂部の間に少なくとも部分的に位置する、1.に記載の電池モジュール。
3.前記金属部及び前記樹脂部は、前記樹脂部が前記耐熱部を少なくとも部分的に貫通した状態で互いに接合されている、2.に記載の電池モジュール。
4.前記耐熱部は、前記金属部の縁の少なくとも一部分を覆っている、1.~3.のいずれか一に記載の電池モジュール。
5.前記金属部は、前記金属部の前記縁の前記少なくとも一部分を含む切欠きを画定しており、
前記切欠きによって画定される空間と、前記電池セルに電気的に接続された導体と、が少なくとも部分的に重なっている、4.に記載の電池モジュール。
6.前記耐熱部は、シリコン繊維を含む、1.~5.のいずれか一に記載の電池モジュール。
7.前記電池セルはタブを有し、
前記耐熱部は、前記金属部及びタブの間に少なくとも部分的に位置している、1.~6.のいずれか一に記載の電池モジュール。
【発明の効果】
【0009】
本発明の上記態様によれば、電池セルの異常発熱の発生時の電池セル及び収容体の短絡を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態に係る電池モジュールの上方分解斜視図である。
実施形態に係る第1プレート及び第2プレートの前方斜視図である。
図2のA-A断面模式図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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