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公開番号
2025062652
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-15
出願番号
2023171820
出願日
2023-10-03
発明の名称
ギヤ成形用砥石の成形方法
出願人
トヨタ自動車株式会社
,
株式会社ジェイテクトギヤシステム
代理人
個人
主分類
B23F
21/02 20060101AFI20250408BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約
【課題】ギヤの噛み合いノイズの抑制効果が大きいギヤ成形用砥石の成形方法を実現する。
【解決手段】本開示の一形態に係るギヤ成形用砥石(3)の成形方法は、砥石基材(6)を低速で回転させ、砥石基材(6)の歯(6a)を成形する工程と、歯(6a)が成形された砥石基材(6)を高速で回転させ、砥石基材(6)の質量アンバランスにより発生する動的振動起因の回転振れ量及び位相を検出する工程と、歯(6a)が成形された砥石基材(6)を回転させ、回転振れ量及び位相に基づいて、砥石基材(6)の歯(6a)がギヤ(2)の歯(2a)を切り込む加工点において当該砥石基材(6)の位相が変化しても、砥石基材(6)が高速で回転して当該砥石基材(6)の歯(6a)がギヤ(2)の歯(2a)を切り込む切り込み量が一定になるように、砥石基材(6)の歯(6a)を再形成する工程と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
ギヤ成形用砥石の成形方法であって、
砥石基材を低速で回転させ、前記砥石基材の歯を成形する工程と、
前記歯が成形された砥石基材を高速で回転させ、前記砥石基材の質量アンバランスにより発生する動的振動起因の回転振れ量及び位相を検出する工程と、
前記歯が成形された砥石基材を回転させ、前記回転振れ量及び位相に基づいて、前記砥石基材の歯がギヤの歯を切り込む加工点において当該砥石基材の位相が変化しても、前記砥石基材が高速で回転して当該砥石基材の歯が前記ギヤの歯を切り込む切り込み量が一定になるように、前記砥石基材の歯を再形成する工程と、
を備える、ギヤ成形用砥石の成形方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、ギヤ成形用砥石の成形方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1のギヤの成形方法は、ギヤの歯をギヤ成形用砥石で成形する際に、ギヤ成形用砥石の送り速度を連続的に変化させ、ギヤの歯の微細な掻き傷を不規則にすることで、ギヤの噛み合いノイズの低減を試みている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-335061号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本出願人は、以下の課題を見出した。特許文献1のギヤの成形方法は、実加工時のギヤ成形用砥石の振れなどを考慮していないため、ギヤの噛み合いノイズの抑制効果が小さい課題を有する。
【0005】
本開示は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、ギヤの噛み合いノイズの抑制効果が大きいギヤ成形用砥石の成形方法を実現する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係るギヤ成形用砥石の成形方法は、ギヤ成形用砥石の成形方法であって、
砥石基材を低速で回転させ、前記砥石基材の歯を成形する工程と、
前記歯が成形された砥石基材を高速で回転させ、前記砥石基材の質量アンバランスにより発生する動的振動起因の回転振れ量及び位相を検出する工程と、
前記歯が成形された砥石基材を回転させ、前記回転振れ量及び位相に基づいて、前記砥石基材の歯がギヤの歯を切り込む加工点において当該砥石基材の位相が変化しても、前記砥石基材が高速で回転して当該砥石基材の歯が前記ギヤの歯を切り込む切り込み量が一定になるように、前記砥石基材の歯を再形成する工程と、
を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、ギヤの噛み合いノイズの抑制効果が大きいギヤ成形用砥石の成形方法を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態のギヤ成形用砥石の成形方法が実施されるギヤ成形装置を示す斜視図である。
(a)は、砥石基材の回転振れを説明する図であり、(b)は、砥石基材を高速で回転させた際の砥石基材の切り込み量と位相との関係を示す図であり、(c)は、検出した回転振れ量及び位相に基づいて、砥石基材の歯を再成形する様子を示す図である。
ギヤ成形用砥石を用いてギヤの歯を成形した場合の歯面を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。但し、本開示が以下の実施の形態に限定される訳ではない。また、説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。
【0010】
先ず、本実施の形態のギヤ成形用砥石の成形方法(以下、単に成形方法と省略する場合がある。)が実施されるギヤ成形装置の構成を簡単に説明する。図1は、本実施の形態の成形方法が実施されるギヤ成形装置を示す斜視図である。ここで、以下の説明では、説明を明確にするために、三次元(XYZ)座標を用いて説明する場合がある。
(【0011】以降は省略されています)
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