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公開番号2025061292
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-10
出願番号2025005225,2023172542
出願日2025-01-15,2019-03-13
発明の名称空調衣服の服本体及び空調衣服
出願人株式会社ジンナイ,株式会社セフト研究所
代理人個人,個人
主分類A41D 13/002 20060101AFI20250403BHJP(衣類)
要約【課題】ファンを取り外した状態で、通常の上衣として使用し易い空調衣服の服本体及び空調衣服を提供する。
【解決手段】通気性のない又はファン2による空気の導入によって膨らませることができる程度の通気性を有する服地Cによって、少なくとも着用者の胴部を覆う形状に形成され、ファン2を取り付けるためのファン取付孔13と、ファン2によって導入された空気を排出する空気排出部15と、を備えた服本体1であって、服本体1の外面側からファン取付孔13を覆い、ファン取付孔13へと通じる開口部183が形成された形状変更可能なファンカバー18を備え、開口部183は、ファンカバー18の形状変更によって開口面積を変更可能である。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
通気性のない又は空気導入手段による空気の導入によって膨らませることができる程度の通気性を有する服地によって、少なくとも着用者の胴部を覆う形状に形成され、
前記空気導入手段を取り付けるための取付孔と、
前記空気導入手段によって導入された空気を排出する空気排出部と、
を備えた空調衣服の服本体であって、
当該空調衣服の服本体の外面側から前記取付孔を覆い、前記取付孔へと通じる開口部が形成された形状変更可能なファンカバーを備え、
前記開口部は、前記ファンカバーの形状変更によって開口面積を変更可能であることを特徴とする空調衣服の服本体。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
前記ファンカバーは、シート状部材によって形成されたファンカバー本体を、前記取付孔の左右及び上方において前記服地に接続するようにして形成され、
前記取付孔下方の前記服地と前記ファンカバー本体との間に、前記開口部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の空調衣服の服本体。
【請求項3】
前記ファンカバーは、前記ファンカバーの立体形状を維持し、前記開口部を開放状態とする着脱自在な補強部材を備えることを特徴とする請求項2に記載の空調衣服の服本体。
【請求項4】
前記ファンカバー本体は、前記服地と対向する面に備えられた裏地と、前記裏地と反対側の面に備えらえた表地とを有し、前記裏地と前記表地との間に収納空間が形成され、
前記補強部材は可撓性を有する材料によって板状に形成され、前記収納空間に収納されることを特徴とする請求項3に記載の空調衣服の服本体。
【請求項5】
前記ファンカバー本体は、前記収納空間を開閉自在とする開閉手段を備えることを特徴とする請求項4に記載の空調衣服の服本体。
【請求項6】
前記ファンカバーの下端部近傍を前記服地に着脱自在に接続可能とする開口部固定手段を備えることを特徴とする請求項2から5のいずれか一項に記載の空調衣服の服本体。
【請求項7】
前記開口部固定手段は、前記開口部が残存した状態で、前記ファンカバーの下端部近傍を前記服地に接続することを特徴とする請求項6に記載の空調衣服の服本体。
【請求項8】
請求項1から7のいずれか一項に記載の空調衣服の服本体と、
前記空調衣服の服本体の内部に空気を導入する空気導入手段と、
前記空気導入手段に電力を供給する電源手段と、
を備えることを特徴とする空調衣服。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、空調衣服の服本体及び空調衣服に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
近年、身体を冷却する空調衣服が実用化され、急速に普及しつつある。従来の空調衣服は、通気性の低い素材で形成された服本体と、服本体の後側の下方に取り付けられた2つのファンと、2つのファンに電力を供給するための電源装置と、電源装置と2つのファンとを電気的に接続するための電源ケーブルと、を備える。
【0003】
ファンを作動させると、大量の空気がファンから服本体内に取り込まれ、取り込まれた空気の圧力により服本体と着用者の身体との間に空気流通路が自動的に形成される。取り込まれた空気は、形成された空気流通路を着用者の身体又は下着の表面に沿って流通し、例えば、襟部や袖部の開口部に形成された空気排出部から外部に排出される。
そして、取り込まれた空気が、服本体と着用者の身体又は下着との間の空気流通路を流通する間に、身体から出た汗を蒸発させ、蒸発する際の気化熱により身体が冷却される(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
このような空調衣服は、雨天の場合に使用されることも想定されるところ、ファンに雨水が入ると、故障の原因となる可能性がある。そこで、服本体の外面側に、下方に開口部を残しつつファンを覆うカバー(通気ダクト)が備えられた空調衣服が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
国際公開第2005/063065号
特許第4996305号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
空調衣服は、冬季等の空調衣服が必要とされない時期には、ファンを取り外した上で、その服本体を、空調衣服としての機能を有しない通常の上衣として使用することが考えられる。
しかし、空調衣服の服本体には、ファンを取り付けるために形成された取付孔が形成され、衣服の内部の空間と外部の空間とが繋がれている。したがって、ファンを取り外した場合、このような取付孔から外気が侵入してしまうため、保温性の確保が難しく、通常の上衣としての使用には適さなかった。
この点は、ファン覆うカバー(通気ダクト)を備えた特許文献2に記載の空調衣服においても、通気ダクトには固定的に開口部が形成されていることから、同様であった。
【0007】
本発明の課題は、ファンを取り外した状態で、通常の上衣として使用し易い空調衣服の服本体及び空調衣服を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
通気性のない又は空気導入手段による空気の導入によって膨らませることができる程度の通気性を有する服地によって、少なくとも着用者の胴部を覆う形状に形成され、
前記空気導入手段を取り付けるための取付孔と、
前記空気導入手段によって導入された空気を排出する空気排出部と、
を備えた空調衣服の服本体であって、
当該空調衣服の服本体の外面側から前記取付孔を覆い、前記取付孔へと通じる開口部が形成された形状変更可能なファンカバーを備え、
前記開口部は、前記ファンカバーの形状変更によって開口面積を変更可能であることを特徴とする。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の空調衣服の服本体において、
前記ファンカバーは、シート状部材によって形成されたファンカバー本体を、前記取付孔の左右及び上方において前記服地に接続するようにして形成され、
前記取付孔下方の前記服地と前記ファンカバー本体との間に、前記開口部が形成されていることを特徴とする。
【0010】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の空調衣服の服本体において、
前記ファンカバーは、前記ファンカバーの立体形状を維持し、前記開口部を開放状態とする着脱自在な補強部材を備えることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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