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公開番号
2025061222
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2025004454,2021524491
出願日
2025-01-13,2020-05-25
発明の名称
半導体装置
出願人
株式会社半導体エネルギー研究所
代理人
主分類
H10D
30/67 20250101AFI20250403BHJP()
要約
【課題】小型の半導体装置を提供する。
【解決手段】半導体装置は、基板上に形成される第1の層、第2の層、および第3の層を有する。第1の層が有する第1のトランジスタは、Siを含む第1の半導体層を有する。第2の層が有する第2のトランジスタは、Gaを含む第2の半導体層を有する。第3の層が有する第3のトランジスタは、InまたはZnの少なくとも一方を含む第3の半導体層を有する。第1のトランジスタの第1の半導体層は、当該基板を用いて形成される。第2のトランジスタの第2の半導体層は、当該基板上に結晶成長させた結晶を用いて形成される。第3のトランジスタの第3の半導体層は、第1の半導体層および第2の半導体層の上方に形成される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
基板上に形成される第1の層、第2の層、および第3の層を有し、
前記第1の層が有する第1のトランジスタは、Siを含む第1の半導体層を有し、
前記第2の層が有する第2のトランジスタは、Gaを含む第2の半導体層と、Gaを含む第3の半導体層と、を有し、
前記第3の層が有する第3のトランジスタは、InまたはZnの少なくとも一方を含む第4の半導体層を有し、
前記第1のトランジスタの前記第1の半導体層は、前記基板を用いて形成され、
前記第2のトランジスタの前記第2の半導体層は、結晶成長させた結晶を用いて形成され、
前記第2のトランジスタの前記第3の半導体層は、前記第2の半導体層上に結晶成長させた結晶を用いて形成され、
前記第2のトランジスタの前記第2の半導体層の下面は、下面が前記基板の上面と接する領域を有する層の上面と接する領域を有し、
前記第3のトランジスタの前記第4の半導体層は、前記第1の半導体層および前記第3の半導体層の上方に形成される、半導体装置。
続きを表示(約 340 文字)
【請求項2】
請求項1において、
前記第3のトランジスタは、前記第1のトランジスタと重なる領域を有する位置に配置される、半導体装置。
【請求項3】
請求項1において、
前記第3のトランジスタは、前記第2のトランジスタと重なる領域を有する位置に配置される、半導体装置。
【請求項4】
請求項1乃至請求項3のいずれか一において、
前記半導体装置は、第4の層を有し、
前記第4の層が有する第5のトランジスタは、第5の半導体層にInおよびZnの少なくとも一方を含む半導体装置。
【請求項5】
請求項1乃至請求項4のいずれか一において、
前記第2のトランジスタは、リセスゲート構造を有する半導体装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の一態様は、半導体装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【0002】
なお本発明の一態様は、上記の技術分野に限定されない。本明細書等で開示する発明の技術分野は、物、方法、または、製造方法に関するものである。または、本発明の一態様は、プロセス、マシン、マニュファクチャ、または、組成物(コンポジション・オブ・マター)に関するものである。
【0003】
なお、本明細書等において半導体装置とは、半導体特性を利用することで機能しうるもの全般を指す。よって、トランジスタやダイオードなどの半導体素子や、半導体素子を含む回路は半導体装置である。また、表示装置、発光装置、照明装置、電気光学装置、通信装置および電子機器などは、半導体素子や半導体回路を含む場合がある。よって、表示装置、発光装置、照明装置、電気光学装置、撮像装置、通信装置および電子機器なども、半導体装置と呼ばれる場合がある。
【背景技術】
【0004】
スマートフォン、タブレット端末、または、ゴーグル型ディスプレイ(ヘッドマウントディスプレイ)などに代表される持ち運びが容易な情報端末の普及が進んでいる。情報端末の普及に伴い、様々な通信規格が制定されている。例えば、第4世代移動通信システム(4G)と呼ばれるLTE-Advanced規格の運用が開始されている。
【0005】
近年、情報端末以外の電子機器(例えば、車載用電子機器、家庭用電気機械器具、住宅、建物、またはウエアラブル機器など)をインターネットに接続するIoT(Internet of Things)などの情報技術の発展により、電子機器が扱うデータ量は増大する傾向にある。また、情報端末などの電子機器に通信速度の向上が求められている。
【0006】
IoTを実現するには、新たにインターネットに接続される電子機器が増えるため、一度に接続できる電子機器を増やすことが求められる。また、一度に多くの電子機器がインターネットに接続されるため、通信のタイムラグ(遅延と言い換えてもよい)が発生する。したがって、IoTを含む様々な情報技術に対応するため、4Gよりも速い通信速度、多くの同時接続、短い遅延時間などを実現する第5世代移動通信システム(5G)と呼ばれる新たな通信規格が検討されている。5Gでは、3.7GHz帯、4.5GHz帯、および28GHz帯の通信周波数が使用される。
【0007】
特許文献1では、異なる半導体材料を含むトランジスタが積層されて形成される半導体装置が開示されている。
【0008】
5Gに対応する半導体装置は、Siなど1種類の元素を主成分として用いる半導体や、GaとAsなど複数種類の元素を主成分として用いる化合物半導体を用いて作製される。さらに、金属酸化物の一種である酸化物半導体が注目されている。
【0009】
酸化物半導体では、単結晶でも非晶質でもない、CAAC(c-axis aligned crystalline)構造およびnc(nanocrystalline)構造が見出されている(非特許文献1および非特許文献2参照)。
【0010】
非特許文献1および非特許文献2では、CAAC構造を有する酸化物半導体を用いてトランジスタを作製する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
(【0011】以降は省略されています)
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