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公開番号
2025057929
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-09
出願番号
2023167770
出願日
2023-09-28
発明の名称
手袋
出願人
エステー株式会社
代理人
弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類
A41D
19/00 20060101AFI20250402BHJP(衣類)
要約
【課題】十分な強度を有する共重合ポリマー製の手袋を提供する。
【解決手段】手袋1は、結晶成分と非晶成分を含む共重合ポリマー製の2枚のフィルムf1、f2の周縁を熱溶着して製造する。この手袋1は、親指が入る親指部分の人差し指側の溶着縁と人差し指が入る人差し指部分の親指側の溶着縁との間の角度θ1が、25°<θ1≦35°である。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
結晶成分と非晶成分を含む共重合ポリマー製の2枚のフィルムの周縁を熱溶着して製造する手袋であって、
親指が入る親指部分の人差し指側の溶着縁と人差し指が入る人差し指部分の親指側の溶着縁との間の角度θ1が、25°<θ1≦35°である、
手袋。
続きを表示(約 710 文字)
【請求項2】
前記人差し指部分の中指側の溶着縁と中指が入る中指部分の人差し指側の溶着縁との間の角度θ2が、20°<θ2≦30°である、
請求項1に記載の手袋。
【請求項3】
前記中指部分の薬指側の溶着縁と薬指が入る薬指部分の中指側の溶着縁との間の角度θ3が、18°<θ3≦35°である、
請求項2に記載の手袋。
【請求項4】
前記薬指部分の小指側の溶着縁と小指が入る小指部分の薬指側の溶着縁との間の角度θ4が、13°<θ4≦20°である、
請求項3に記載の手袋。
【請求項5】
前記親指部分と前記人差し指部分の間の第1の指股部分の曲率半径R1が、6mm<R1である、
請求項1に記載の手袋。
【請求項6】
前記人差し指部分と前記中指部分の間の第2の指股部分の曲率半径R2が、3.5mm<R2である、
請求項2に記載の手袋。
【請求項7】
前記中指部分と前記薬指部分の間の第3の指股部分の曲率半径R3が、3.5mm<R3である、
請求項3に記載の手袋。
【請求項8】
前記薬指部分と前記小指部分の間の第4の指股部分の曲率半径R4が、3.5mm<R4である、
請求項4に記載の手袋。
【請求項9】
前記共重合ポリマーは、ポリエステル系の共重合ポリマーである、
請求項1に記載の手袋。
【請求項10】
前記共重合ポリマーは、生分解性ポリマーである、
請求項9に記載の手袋。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、生分解性ポリマーなどの共重合ポリマー製の手袋に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、自然環境保護の観点から、結晶成分と非晶成分を含む共重合ポリマーである生分解性ポリマーなどを用いた使い捨て手袋の開発が進んでいる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第3074317号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した生分解性ポリマーは、従来の使い捨て手袋の素材であるポリエチレンやポリプロピレンと比較して、手袋の周縁のシール部分を加熱溶融した後、結晶化するまでの時間が長く、結晶化によりシール部分が硬くなる性質を有する。このため、上述した生分解性ポリマーにより手袋を製造すると、使用時に応力が集中し易い指の間の股の部分(以下、単に指股部分と称する場合もある)が破け易くなってしまう。
【0005】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、十分な強度を有する共重合ポリマー製の手袋を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の手袋の一態様は、結晶成分と非晶成分を含む共重合ポリマー製の2枚のフィルムの周縁を熱溶着して製造する。この手袋は、親指が入る親指部分の人差し指側の溶着縁と人差し指が入る人差し指部分の親指側の溶着縁との間の角度θ1が、25°<θ1≦35°である。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様によれば、十分な強度を有する共重合ポリマー製の手袋を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る手袋の製造装置を示す概略図である。
図2は、図1の製造装置の金型を示す平面図である。
図3は、図2の金型をF3-F3で切断した要部の断面図である。
図4は、実施形態に係る手袋を示す平面図である。
図5は、実施形態に係る手袋を示す平面図である。
図6は、一般に市販されている従来の使い捨て手袋(現行品)を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1に示すように、手袋1の製造装置100は、フィルムロールF1、F2、搬送ローラ2、4、コンベヤ6、カッター8、及び金型10を備える。
【0010】
フィルムロールF1、F2は、長尺な機能性フィルムf1、f2(以下、単にフィルムf1、f2と称する)をそれぞれ回転軸R1、R2に巻回したものである。フィルムロールは、2枚のフィルムf1、f2を重ねて1つの回転軸に巻回した1つのロールであってもよい。フィルムf1、f2は、例えば、ポリ(3-ヒドロキシブチレート-co-3-ヒドロキシヘキサノエート)などの生分解性ポリマーを長尺な薄い(厚さ約25μm)シート状に成形した株式会社カネカ製の生分解性バイオポリマー「Green Planet」である。
(【0011】以降は省略されています)
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