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公開番号2025057817
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-09
出願番号2023167574
出願日2023-09-28
発明の名称医療用負荷システム
出願人フクダ電子株式会社
代理人弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類G16H 20/00 20180101AFI20250402BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】多人数でのリハビリや検査及び少人数でのリハビリや検査の両方に柔軟に対応できる、医療用負荷システムを提供すること。
【解決手段】医療用負荷システム(心臓リハビリ支援システム10)は、複数の患者のそれぞれの生体情報を取得して無線送信する複数の生体情報取得端末(インプットボックス23)と、表示部及び操作部を有し、それぞれが1つ以上の生体情報取得端末(インプットボックス23)と無線接続されているとともに、それぞれが1つ以上の負荷装置(負荷装置21、負荷コントローラー22)と無線接続された、複数の携帯型の情報端末(タブレット端末100)と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
複数の患者のそれぞれの生体情報を取得して無線送信する複数の生体情報取得端末と、
表示部及び操作部を有し、それぞれが1つ以上の前記生体情報取得端末と無線接続されているとともに、それぞれが1つ以上の負荷装置と無線接続された、複数の携帯型の情報端末と、
を備える、医療用負荷システム。
続きを表示(約 860 文字)【請求項2】
前記複数の情報端末を介して複数の前記負荷装置に無線接続されているとともに、前記複数の情報端末を介して前記複数の生体情報取得端末に無線接続された、集約制御・モニタリング装置を、さらに備える、
請求項1に記載の医療用負荷システム。
【請求項3】
前記情報端末及び前記集約制御・モニタリング装置は、前記負荷装置を制御可能であり、
前記情報端末の操作に基づく前記負荷装置への制御は、前記集約制御・モニタリング装置からの前記負荷装置への制御よりも優先される、
請求項2に記載の医療用負荷システム。
【請求項4】
前記複数の生体情報取得端末と前記複数の情報端末は、第1の無線通信方式により無線接続されており、
前記複数の情報端末と前記集約制御・モニタリング装置は、前記第1の無線通信方式とは異なる第2の無線通信方式により無線接続されており、
前記複数の情報端末と前記負荷装置は、前記第2の無線通信方式により無線接続されている、
請求項1に記載の医療用負荷システム。
【請求項5】
前記第1の無線通信方式は、Bluetooth通信方式であり、
前記第2の無線通信方式は、無線LAN通信方式である、
請求項4に記載の医療用負荷システム。
【請求項6】
前記負荷装置は、負荷装置本体と、それをコントロールする負荷コントローラーとを含み、
前記負荷コントローラーには、前記負荷装置本体に加えて、血圧計が接続されている、
請求項1に記載の医療用負荷システム。
【請求項7】
前記集約制御・モニタリング装置は、前記複数の情報端末を介して前記複数の負荷装置に加えて前記血圧計に制御信号を送信するとともに、前記複数の情報端末を介して前記複数の生体情報取得端末からの生体情報に加えて前記血圧計からの血圧情報を受信する、
請求項6に記載の医療用負荷システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、医療用負荷システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
医療用負荷システムの一つとして、心臓リハビリテーション(以下「リハビリテーション」を「リハビリ」と略記することもある)がある。心臓リハビリは、例えば、運動療法によって狭心症患者、PCI(Percutaneous Coronary Intervention)後患者、心不全患者に対して、生命予後延長さらには運動耐容能の向上を目的として行われる。
【0003】
心臓リハビリは、主に、病院などにリハビリ専用に設けられたリハビリ室で行われる。リハビリ室内には、医用トレッドミル及びエルゴメーターなどの運動負荷装置が設けられている。心臓リハビリを行う患者には、心電計や血圧計が装着される。医師、理学療法士、看護師などの医療従事者は、心電計や血圧計により取得された患者の生体情報に基づいて、心臓リハビリの運用管理や心臓リハビリの実績評価などを行う。
【0004】
リハビリの運動実績を管理する装置が、例えば特許文献1及び特許文献2で開示されている。
【0005】
特許文献1には、患者が行うリハビリ運動による運動情報を分析し、複数の患者の運動機能の履歴全般について管理するリハビリテーション管理装置が提案されている。特許文献2には、リハビリの多数の評価項目の評価値が、総体として、良い方へ向かっているのか、変化が無いのか、或いは、悪い方へ向かっているのかを、所望の時点まで遡って容易に把握できるようにしたリハビリテーション支援装置が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2005-352686号公報
特開2010-108430号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、同時に心臓リハビリを行う患者の人数が多人数(例えば8人)の心臓リハビリ施設もあれば、少人数(例えば1人や2人)の心臓リハビリ施設もある。従来、多人数用のリハビリテーション支援システムと少人数用の心臓リハビリテーション支援システムとでは、接続できる配線やアプリケーション等が大きく異なる。
【0008】
よって、少人数用の心臓リハビリテーション支援システムは多人数での心臓リハビリを行う心臓リハビリ施設にとってはアンダースペックとなり、逆に多人数用の心臓リハビリテーション支援システムは少人数での心臓リハビリを行う心臓リハビリ施設にとってはオーバースペックとなる。
【0009】
ここで、従来の心臓リハビリテーション支援システムは、一般に多人数用のシステムであり、実際上、少人数用のシステム構成とはなっていない。これは、心臓リハビリ施設自体が大規模であり、小規模な心臓リハビリ施設が少ないからである。しかし、今後は、小規模な心臓リハビリ施設も増えてくることが予想され、少人数用のシステムへの需要も高まることが予想される。
【0010】
心臓リハビリ施設の運営者は、小規模システムを導入した後に、システムを大規模にしようとすると、新たに大規模システムを購入し直さなければならず、このことは、運営者にとって大きな費用負担となる。
(【0011】以降は省略されています)

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