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公開番号
2025056691
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-08
出願番号
2023213904
出願日
2023-12-19
発明の名称
セル、バッテリ、電気機器、及び絶縁体接着方法
出願人
株式会社AESCジャパン
代理人
個人
主分類
H01M
50/591 20210101AFI20250331BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】セル、電池、電気機器、及び絶縁体接着方法を提供する。
【解決手段】セルは、電極組立体と、ピンと、第1絶縁体と、第2絶縁体15とを含む。電極組立体はタブを含む。コネクタは、ポスト端子接続部131とタブ接続部132とを含む。ポスト端子接続部はセルのポスト端子122に接続され、タブ接続部はタブに接続される。第1絶縁体は、タブ接続部の電極組立体に近い表面を少なくとも部分的に覆う。第2絶縁体は、ポスト端子接続部を少なくとも部分的に覆う。第1絶縁体と第2絶縁体のうちの少なくとも一方は接着領域141と非接着領域142とを含み、第1絶縁体と第2絶縁体のうちの一方の絶縁体の非接着領域は、重畳領域を形成するよう第1絶縁体と第2絶縁体のうちの他方の絶縁体と少なくとも部分的に重なる。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
セルであって、
タブを含む電極組立体と、
ポスト端子接続部とタブ接続部とを含むコネクタと、
前記タブ接続部の前記電極組立体に近い表面を少なくとも部分的に覆う第1絶縁体と、
前記ポスト端子接続部を少なくとも部分的に覆う第2絶縁体と
を含み、
前記ポスト端子接続部と前記タブ接続部は異なる水平面に位置し、前記ポスト端子接続部は前記セルのポスト端子に接続され、前記タブ接続部は前記タブに接続され、
前記第1絶縁体と前記第2絶縁体のうちの少なくとも一方は接着領域と非接着領域とを含み、前記第1絶縁体および前記第2絶縁体の一方の絶縁体の非接着領域は、重畳領域を形成するよう前記第1絶縁体と前記第2絶縁体の他方の絶縁体と少なくとも部分的に重なる、
セル。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記第1絶縁体は前記接着領域と前記非接着領域とを含み、前記非接着領域は前記ポスト端子接続部を少なくとも部分的に覆い、前記第2絶縁体は前記重畳領域を形成するよう前記非接着領域と少なくとも部分的に重なる、
又は、
前記第2絶縁体は前記接着領域と前記非接着領域とを含み、前記非接着領域は前記タブ接続部を少なくとも部分的に覆い、前記第1絶縁体は前記重畳領域を形成するよう前記非接着領域と少なくとも部分的に重なる、
請求項1に記載のセル。
【請求項3】
前記第1絶縁体が前記接着領域と前記非接着領域とを含む場合、前記第2絶縁体は前記重畳領域を形成するよう前記非接着領域の前記ポスト端子接続部から遠い表面に少なくとも部分的に配置され、
前記第2絶縁体が前記接着領域と前記非接着領域とを含む場合、前記第1絶縁体は前記重畳領域を形成するよう前記非接着領域の前記タブ接続部から遠い表面に少なくとも部分的に配置される、
請求項2に記載のセル。
【請求項4】
前記第1絶縁体と前記第2絶縁体の両方が前記接着領域と前記非接着領域とを含み、前記第1絶縁体の前記非接着領域は前記重畳領域を形成するよう前記第2絶縁体の前記非接着領域と少なくとも部分的に重なる、
請求項1に記載のセル。
【請求項5】
前記重畳領域は第3絶縁体又は接着剤によって固定接続される、
請求項4に記載のセル。
【請求項6】
前記非接着領域の長さはaであり、前記第1絶縁体と前記第2絶縁体のうちの短い一方の長さはbであり、前記重畳領域の幅はWであり、式a/2≦W≦b/2を満たす、
請求項1に記載のセル。
【請求項7】
前記第1絶縁体が前記接着領域と前記非接着領域とを含む場合、前記接着領域と前記非接着領域との間の境界線は前記第1絶縁体の前記タブ接続部に対応する領域に位置し、
前記第2絶縁体が前記接着領域と前記非接着領域とを含む場合、前記接着領域と前記非接着領域との間の境界線は前記第2絶縁体の前記ポスト端子接続部に対応する領域に位置する、
請求項1に記載のセル。
【請求項8】
前記コネクタは曲げ部をさらに有する、前記ポスト端子接続部は前記曲げ部を介して前記タブ接続部に接続される、
請求項1に記載のセル。
【請求項9】
前記非接着領域は薄化領域を更に含み、前記薄化領域は前記非接着領域の前記曲げ部に対応する部分に位置する、
請求項8に記載のセル。
【請求項10】
前記薄化領域の厚さはcであり、前記第1絶縁体と前記第2絶縁体の少なくとも一方の前記薄化領域を除く領域の厚さはdとすると、式0<c≦d/2を満たす、
請求項9に記載のセル。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は電池の分野に関するものであり、特に、セル、電池、電気機器、及び絶縁体接着方法に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、自動車産業において新エネルギー車両が新たなトレンドとなっており、使用する消費者の数が増加している。新エネルギー車両の電源として、電源電池パックが新エネルギー車両の分野で広く用いられている。従来の電池において、セルの正極ピンと負極ピンの内側は電池の電極組立体と接触し、これは短絡を引き起こしやすい。よって、一般的に絶縁体が絶縁保護のためにセルの正極ピンと負極ピンの内側に取り付けられる。しかし、従来の絶縁体の貼り合わせは容易でなく、貼り合わせ効果が劣り、短絡のリスクが存在する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上述した本技術分野における欠点を鑑み、本発明の目的は、絶縁体の貼り合わせが困難であり、絶縁体とピンの貼り合わせ効果が劣り、その結果、大きな間隙が形成される可能性があって短絡発生のリスクが存在することと、接着剤がピンに対応する絶縁体の部分的領域に露出し、接着層の粘着力が低下することによる部分的剥離のリスクが存在するという、従来の絶縁体の問題を改善する、セル、電池、電気機器、及び絶縁体接着方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記目的及び他の関連する目的を達成するため、本発明の第1の様態はセルを提供し、セルは、電極組立体と、ピンと、第1絶縁体と、第2絶縁体とを含む。電極組立体はタブを含む。コネクタは、ポスト端子接続部とタブ接続部とを含む。ポスト端子接続部とタブ接続部は異なる水平面に位置し、ポスト端子接続部はセルのポスト端子に接続され、タブ接続部はタブに接続される。第1絶縁体は、タブ接続部の電極組立体に近い表面を少なくとも部分的に覆う。第2絶縁体は、ポスト端子接続部を少なくとも部分的に覆う。第1絶縁体と第2絶縁体のうちの少なくとも一方は接着領域と非接着領域とを含み、第1絶縁体および第2絶縁体の一方の絶縁体の非接着領域は、重畳領域を形成するよう第1絶縁体と第2絶縁体の他方の絶縁体と少なくとも部分的に重なる、。
【0005】
本発明の1つの実施形態において、第1絶縁体は接着領域と非接着領域とを含み、非接着領域はポスト端子接続部を少なくとも部分的に覆い、第2絶縁体は重畳領域を形成するよう非接着領域と少なくとも部分的に重なる、又は、第2絶縁体は接着領域と非接着領域とを含み、非接着領域はタブ接続部を少なくとも部分的に覆い、第1絶縁体は重畳領域を形成するよう非接着領域と少なくとも部分的に重なる。
【0006】
本発明の1つの実施形態において、第1絶縁体が接着領域と非接着領域とを含む場合、第2絶縁体は重畳領域を形成するよう非接着領域のポスト端子接続部から遠い表面に少なくとも部分的に配置される。第2絶縁体が接着領域と非接着領域とを含む場合、第1絶縁体は重畳領域を形成するよう非接着領域のタブ接続部から遠い表面に少なくとも部分的に配置される。
【0007】
本発明の1つの実施形態において、第1絶縁体と第2絶縁体の両方が接着領域と非接着領域とを含み、第1絶縁体の非接着領域は重畳領域を形成するよう第2絶縁体の非接着領域と少なくとも部分的に重なる。
【0008】
本発明の1つの実施形態において、重畳領域は第3絶縁体又は接着剤によって固定接続される。
【0009】
本発明の1つの実施形態において、非接着領域の長さはaであり、第1絶縁体と第2絶縁体のうちの短い一方の長さはbであり、重畳領域の幅はWであり、式a/2≦W≦b/2を満たす。
【0010】
本発明の1つの実施形態において、第1絶縁体が接着領域と非接着領域とを含む場合、接着領域と非接着領域との間の境界線は第1絶縁体のタブ接続部に対応する領域に位置する。第2絶縁体が接着領域と非接着領域とを含む場合、接着領域と非接着領域との間の境界線は第2絶縁体のポスト端子接続部に対応する領域に位置する。
(【0011】以降は省略されています)
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