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公開番号
2025051568
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-04
出願番号
2024006445
出願日
2024-01-19
発明の名称
放熱部材の製造方法、金型及びその製品
出願人
行富投資有限公司
,
HF investment Ltd.
代理人
個人
主分類
H01L
23/36 20060101AFI20250327BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】本発明は、放熱部材の製造方法、金型及びその製品を提供する。
【解決手段】
放熱部材の製造方法のステップは、内部が放熱部材に対応する金型キャビティを構成する金型を準備し、前記金型キャビティに基板及び複数の放熱フィンを配置し、銅材料粒子及びアルミニウム材料粒子を均一に混合して混合粒子を形成し、前記金型キャビティの残りの空間に充填し、加圧回転軸は、前記金型キャビティ内に挿入して移動すると同時に混合粒子を前記基板及び各前記放熱フィンと固相接合させる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
金型を準備し、内部に金型キャビティが構成され、前記金型キャビティは、前記金型の一側面に金型開口が形成され、前記金型キャビティ内は、基板部と、前記基板部及び前記金型開口の間に連通する中央部と、前記中央部を輻射状に囲うように配置され、前記中央部の溝内の溝壁に径方向に凹んで形成される複数のフィン部と、を含み、且つ前記基板部の径方向の延伸範囲は、前記中央部の径方向の延伸範囲を覆うステップと、
前記基板部内に基板を配置するステップと、
同材料粒子及びアルミニウム材料粒子を均一に混合して混合粒子を形成し、前記金型キャビティ内に配置するステップと、
加圧回転軸を前記金型開口から前記金型キャビティ内に挿入させ、前記中央部の軸方向に移動しながら、前記加圧回転軸の軸心を自転させるステップと、
脱型して放熱部材を形成するステップと、
を含む放熱部材の製造方法。
続きを表示(約 950 文字)
【請求項2】
前記金型の前記フィン部は、前記中央部の長さ方向に沿って延伸し、前記基板部に連通し、且つ前記金型の側面には、フィン部開口が形成され、
前記基板部内に前記基板を配置した後、前記フィン部開口に前記複数の放熱フィンが挿入される請求項1に記載の製造方法。
【請求項3】
前記基板は、各前記放熱フィンの位置に複数の挿入溝が形成され、各前記放熱フィンが前記金型キャビティに挿入される時に位置の対応する挿入溝に嵌め込まれる請求項2に記載の製造方法。
【請求項4】
前記フィン部開口は、前記金型開口に連通し、各前記放熱フィンがフィン部開口を経由して前記金型キャビティに挿入される時、各前記放熱フィンの少なくとも一部は、前記中央部から突出する請求項2又は3に記載の製造方法。
【請求項5】
前記加圧回転軸が前記中央部に挿入される最大距離は、前記中央部の長さよりも小さい請求項1~3のいずれか一項に記載の製造方法。
【請求項6】
各前記フィン部の前記中央部に向かって構成される厚み距離は、前記フィン部の末端に向かって薄くなる請求項5に記載の製造方法。
【請求項7】
放熱部材を製造する金型であって、内部に金型キャビティが構成され、前記金型キャビティは、前記金型の一側面に金型開口が形成され、前記キャビティ内は、基板部と、前記基板部及び前記金型開口の間に連通する中央部と、前記中央部の溝内の溝壁を囲んで径方向に凹んで形成される複数のフィン部と、を含み、且つ前記基板部の径方向の延伸範囲は、前記中央部の径方向の延伸範囲を覆う、放熱部材を製造する金型。
【請求項8】
前記フィン部は、前記中央部の長さ方向に沿って延伸し、前記基板部に連通し、前記金型の前記側面にフィン部開口が形成される請求項7に記載の金型。
【請求項9】
前記フィン部開口は、前記金型開口に連通する請求項8に記載の金型。
【請求項10】
各前記フィン部の前記中央部に向かって構成される厚み距離は、前記フィン部の末端に向かって薄くなる請求項7又は8に記載の金型。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電気機器用の放熱部材の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
科学技術の進歩と電子機器の普及に伴い、電子機器の作業効率は関連製造業やユーザが追求する主な要求の1つとなっている。前記電子機器の動作時の放熱効果も伴って重視されており、熱伝導率の良い放熱金属で作られた放熱フィンが前記電子機器によく見られている。
【0003】
前記放熱フィンは、放熱金属を高温で押し出し、前記放熱金属を金型のキャビティに対応させて成形する押出成形(Extrusion)で作られるのが一般的である。ただし、この方法は、成形加工が容易な放熱金属(アルミニウム金属など)に適用が限定されるため、電子部材及び精密マイクロモールド部材の製造によく使用される銅金属や銅合金は、自身の加工し難い材料特性により当該方式での製造に適さない。
【0004】
銅金属材料の放熱フィンを作る場合は、前記放熱金属を加熱して溶かし、金型に注入し、冷却して成形するダイカスト法(Die Casting)が必要となる。ただし、この方法は時間がかかるだけでなく、非常にエネルギーも消費する。または鍛造法(Forging)が使用されるが、フィンの放熱部材を鍛造法で成形すると、不均一な塑性流動によりフィンの高さに高低差が生じやすくなり、後続により多くの機械加工による製品の外観寸法の仕上げが必要となる。したがって、銅金属または銅合金からなる放熱フィンの開発は関連業界にとって開発目標となっている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
銅金属または銅合金製の放熱フィンを開発するために、本発明は、放熱部材の製造方法、金型及びその製品を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明が提供する放熱部材の製造方法は、 金型を準備し、内部に金型キャビティが構成され、前記金型キャビティは、前記金型の一側面に金型開口が形成され、前記金型キャビティ内は、基板部と、前記基板部及び前記金型開口の間に連通する中央部と、前記中央部を輻射状に囲うように配置され、前記中央部の溝内の溝壁に径方向に凹んで形成される複数のフィン部と、を含み、且つ前記基板部の径方向の延伸範囲は、前記中央部の径方向の延伸範囲を覆うステップと、
前記基板部内に基板を配置するステップと、
同材料粒子及びアルミニウム材料粒子を均一に混合して混合粒子を形成し、前記金型キャビティ内に配置するステップと、
加圧回転軸を前記金型開口から前記金型キャビティ内に挿入させ、前記中央部の軸方向に移動しながら、前記加圧回転軸の軸心を自転させるステップと、
脱型して放熱部材を形成するステップと、
を含む。
【0007】
本発明の放熱部材の製造方法において、前記金型の前記フィン部は、前記中央部の長さ方向に沿って延伸し、前記基板部に連通し、且つ前記金型の側面には、フィン部開口が形成され、
前記基板部内に前記基板を配置した後、前記フィン部開口に前記複数の放熱フィンが挿入される。
【0008】
本発明の放熱部材の製造方法において、前記基板は、各前記放熱フィンの位置に複数の挿入溝が形成され、各前記放熱フィンが前記金型キャビティに挿入される時に位置の対応する挿入溝に嵌め込まれる。
【0009】
本発明の放熱部材の製造方法において、前記フィン部開口は、前記金型開口に連通し、各前記放熱フィンがフィン部開口を経由して前記金型キャビティに挿入される時、各前記放熱フィンの少なくとも一部は、前記中央部から突出する。
【0010】
更に、前記加圧回転軸が前記中央部に挿入される最大距離は、前記中央部の長さよりも小さい。
(【0011】以降は省略されています)
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