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公開番号
2025051229
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-04
出願番号
2023160242
出願日
2023-09-25
発明の名称
半導体発光装置および半導体発光装置の製造方法
出願人
ローム株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H01S
5/02234 20210101AFI20250328BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】レーザ光の放射パターン特性を改善すること。
【解決手段】半導体発光装置10は、複数の発光部33が形成された素子表面31を含む面発光レーザ素子30と、素子表面31上に設けられ、素子表面31に垂直な方向から視て複数の発光部33を囲む周壁41と、周壁41に囲まれた領域内において複数の発光部33を覆うように設けられ、拡散材51を含む拡散層50と、を含む。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の発光部が形成された素子表面を含む面発光レーザ素子と、
前記素子表面上に設けられ、前記素子表面に垂直な方向から視て前記複数の発光部を囲む周壁と、
前記周壁に囲まれた領域内において前記複数の発光部を覆うように設けられ、拡散材を含む拡散層と、
を含む、半導体発光装置。
続きを表示(約 910 文字)
【請求項2】
前記拡散層は、前記複数の発光部と接している
請求項1に記載の半導体発光装置。
【請求項3】
前記周壁は、前記素子表面と同じ側を向く周壁表面を含み、
前記拡散層は、前記素子表面と同じ側を向く表面を含み、
前記拡散層の前記表面は、前記周壁の前記周壁表面に対して素子表面寄りに位置している
請求項1に記載の半導体発光装置。
【請求項4】
前記周壁を構成する内側面は、鏡面によって構成されている
請求項1に記載の半導体発光装置。
【請求項5】
前記周壁は、透光性の材料によって構成されている
請求項4に記載の半導体発光装置。
【請求項6】
前記周壁を構成する内側面は、前記素子表面に垂直な方向から視て円形状である
請求項1に記載の半導体発光装置。
【請求項7】
前記周壁を構成する内側面は、前記素子表面に垂直な方向に沿って延びている
請求項1に記載の半導体発光装置。
【請求項8】
前記拡散層は、前記素子表面と同じ側を向く表面を含み、
前記拡散層の前記表面は、前記素子表面に平行な方向に沿う平坦面を含む
請求項1に記載の半導体発光装置。
【請求項9】
前記周壁の内側面および前記複数の発光部と接する透明部材を含み、
前記拡散層は、前記透明部材上に設けられている
請求項1に記載の半導体発光装置。
【請求項10】
前記面発光レーザ素子は、
前記素子表面とは反対側を向く素子裏面と、
前記素子表面と前記素子裏面とを接続する素子側面と、
を含み、
前記面発光レーザ素子を支持する基板と、
前記周壁を含み、前記面発光レーザ素子の前記素子表面のうち前記複数の発光部が配置された発光領域よりも前記素子側面寄りの部分と、前記素子側面とを覆うカバー部材と、
を含む
請求項1に記載の半導体発光装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、半導体発光装置および半導体発光装置の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
半導体発光装置の光源として、垂直共振器型面発光レーザ(VCSEL:Vertical Cavity Surface Emitting Laser)などの面発光レーザ素子を用いる構成が知られている。(例えば特許文献1参照)。面発光レーザ素子を用いた半導体発光装置は、たとえば、LiDAR(Light Detection and Ranging)等の光源として用いられることがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-109724号公報
【0004】
[概要]
近年、LiDARでは、長距離測定の実現のために高出力化が求められている。一般的に、面発光レーザ装置は、高出力化を目的として複数の発光部を含む構成が知られている。複数の発光部を有する面発光レーザ装置では、出射するレーザ光に輝度ムラが生じるおそれがある。そこで、複数の発光部を含む面発光レーザ素子を備える半導体発光装置から出射されるレーザ光の放射パターン特性について、改善の余地がある。
【0005】
本開示の一様態の半導体発光装置は、複数の発光部が形成された素子表面を含む面発光レーザ素子と、前記素子表面上に設けられ、前記素子表面に垂直な方向から視て前記複数の発光部を囲む周壁と、前記周壁に囲まれた領域内において前記複数の発光部を覆うように設けられ、拡散材を含む拡散層と、を含む。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、一実施形態の半導体発光装置の概略斜視図である。
図2は、図1の半導体発光装置の内部構造を示す概略平面図である。
図3は、図1の半導体発光装置の概略平面図である。
図4は、図3のF4-F4線で半導体発光装置を切断した概略断面図である。
図5は、図1の半導体発光装置の例示的な製造工程を示す概略断面図である。
図6は、図5に続く製造工程を示す概略断面図である。
図7は、図6に続く製造工程を示す概略断面図である。
図8は、変更例の半導体発光装置の概略断面図である。
【0007】
[詳細な説明]
以下、添付図面を参照して本開示における半導体発光装置の実施形態を説明する。なお、説明を簡単かつ明確にするために、図面に示される構成要素は、必ずしも一定の縮尺で描かれていない。また、理解を容易にするために、断面図ではハッチング線が省略されている場合がある。添付の図面は、本開示の実施形態を例示するに過ぎず、本開示を制限するものとみなされるべきではない。
【0008】
以下の詳細な記載は、本開示の例示的な実施形態を具体化する装置、システム、および方法を含む。この詳細な記載は本来説明のためのものに過ぎず、本開示の実施形態またはこのような実施形態の適用および使用を限定することを意図しない。
【0009】
<実施形態>
図1~図5を参照して、一実施形態の半導体発光装置10について説明する。
図1は、半導体発光装置10の概略斜視構造を示している。なお、図1では、後述するカバー部材40および拡散層50を二点鎖線で示している。図2は、半導体発光装置10の内部を示す概略平面構造を示している。なお、図2では、半導体発光装置10の内部構造を図示するため、後述するカバー部材40および拡散層50を省略している。図3は、図1の半導体発光装置10の概略平面構造を示している。図4は、図3のF4-F4線で半導体発光装置10を切断した概略断面構造を示している。なお、本開示において使用される「平面視」という用語は、図1に示される互いに直交するXYZ軸のZ方向に半導体発光装置10を視ることをいう。
【0010】
図1に示すように、半導体発光装置10は、基板20と、基板20上に配置された面発光レーザ素子30と、を含む。基板20は、平面視においてX方向が長手方向となり、Y方向が短手方向となる矩形状に形成されている。基板20は、基板表面21と、Z方向において基板表面21とは反対側の基板裏面22とを有する。基板20は、基板表面21と基板裏面22とを接続する第1~第4基板側面23~26を有する。第1基板側面23および第2基板側面24は基板20のX方向の両端面を構成し、第3基板側面25および第4基板側面26は基板20のY方向の両端面を構成している。なお、平面視における基板20の形状は任意に変更可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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