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公開番号2025043726
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-01
出願番号2023151187
出願日2023-09-19
発明の名称ユニット機器
出願人日置電機株式会社
代理人弁理士法人後藤特許事務所
主分類H01R 13/514 20060101AFI20250325BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】供給電源が電気信号に与える影響の抑制を可能とすることを目的とする。
【解決手段】ユニット機器10は、ユニット筐体12の一面側に一面側コネクタ310が設けられるとともに一面と反対側の他面側に他面側コネクタ312が設けられ、複数のユニット筐体12を隣接して配置した配置状態300で一方のユニット筐体の一面側コネクタ310が他方のユニット筐体の他面側コネクタに312接続されるユニット機器10であって、一面側コネクタ310は、電力供給用の一面側電源用コネクタ142と、一面側電源用コネクタ142と別体である電気信号伝達用の一面側信号用コネクタ144と、を含んで構成され、他面側コネクタ312は、一面側電源用コネクタ142と接続可能な他面側電源用コネクタ146と、他面側電源用コネクタ146と別体であって一面側信号用コネクタ144と接続可能な他面側信号用コネクタ148と、を含んで構成される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
ユニット筐体の一面側に一面側コネクタが設けられるとともに前記一面と反対側の他面側に他面側コネクタが設けられ、複数の前記ユニット筐体を隣接して配置した配置状態で一方のユニット筐体の前記一面側コネクタが他方のユニット筐体の前記他面側コネクタに接続されるユニット機器であって、
前記一面側コネクタは、電力供給用の一面側電源用コネクタと、前記一面側電源用コネクタと別体である電気信号伝達用の一面側信号用コネクタと、を含んで構成され、
前記他面側コネクタは、前記一面側電源用コネクタと接続可能な他面側電源用コネクタと、前記他面側電源用コネクタと別体であって前記一面側信号用コネクタと接続可能な他面側信号用コネクタと、を含んで構成される、
ユニット機器。
続きを表示（約 1,200 文字）【請求項２】
請求項１に記載のユニット機器であって、
前記一面は、前記ユニット筐体の正面の一縁部及び前記ユニット筐体の背面の一縁部を連設する一側面を構成し、前記他面は、前記正面の他縁部及び前記背面の他縁部を連設する他側面を構成し、
前記一面側電源用コネクタ及び前記一面側信号用コネクタは、前記一側面における前記背面側に配置され、
前記他面側電源用コネクタ及び前記他面側信号用コネクタは、前記他側面における前記背面側に配置される、
ユニット機器。
【請求項３】
請求項２に記載のユニット機器であって、
前記背面に沿って配置され、前記一面側電源用コネクタと前記他面側電源用コネクタと前記一面側信号用コネクタと前記他面側信号用コネクタとを支持するプリント基板をさらに備え、
前記プリント基板は、前記一面側電源用コネクタと前記他面側電源用コネクタとを電気的に接続するとともに、前記一面側信号用コネクタと前記他面側信号用コネクタとを電気的に接続する、
ユニット機器。
【請求項４】
請求項１に記載のユニット機器であって、
前記一面側電源用コネクタ及び前記他面側電源用コネクタは、前記ユニット筐体の天面と底面との中間に位置する高さ中心を境とした一方側に配置され、
前記一面側信号用コネクタ及び前記他面側信号用コネクタは、前記高さ中心を境とした他方側に配置される、
ユニット機器。
【請求項５】
請求項４に記載のユニット機器であって、
前記一面側電源用コネクタ及び前記他面側電源用コネクタは、前記高さ中心よりも前記ユニット筐体の天面側に配置され、
前記一面側信号用コネクタ及び前記他面側信号用コネクタは、前記高さ中心よりも前記ユニット筐体の底面側に配置されている、
ユニット機器。
【請求項６】
請求項１から請求項５のいずれか一項に記載のユニット機器であって、
前記配置状態で前記一方のユニット筐体の天面又は前記他方のユニット筐体の天面のうちの一方の天面から延出し、前記一方のユニット筐体の天面又は前記他方のユニット筐体の天面のうちの他方の天面に沿って配置可能な天面側連結部品と、
前記他方の天面に設けられ、連結時に前記天面側連結部品に設けられた天面側突起を案内するとともに前記一面側コネクタ及び前記他面側コネクタの抜差方向に沿って延在した天面側ガイド溝と、
前記配置状態で前記一方のユニット筐体の底面又は前記他方のユニット筐体の底面のうちの一方の底面から延出し、前記一方のユニット筐体の底面又は前記他方のユニット筐体の底面のうちの他方の底面に沿って配置可能な底面側連結部品と、
前記他方の底面に設けられ、連結時に前記底面側連結部品に設けられた底面側突起を案内するとともに前記抜差方向に沿って延在した底面側ガイド溝と、
を備えるユニット機器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、ユニット機器に関する。
続きを表示（約 1,400 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、連結可能なユニット機器が示されており、ユニット機器のユニット筐体の側面には、コネクタが設けられている。
【０００３】
このユニット機器において、ユニット筐体を隣接して配置すると、一方のユニット筐体に設けられたコネクタが他方のユニット筐体に設けられたコネクタに接続される。これにより、ユニット機器は、互いに接続された一方のユニット筐体のコネクタと他方のユニット筐体のコネクタとによって、両ユニット筐体の間で電力供給と信号伝達とが行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２００８－２６７４２４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
このユニット機器は、一方のユニット筐体と他方のユニット筐体とに設けられた一組のコネクタで電力供給と信号伝達とを行う。
【０００６】
このため、ユニット機器は、供給される供給電力に含まれたノイズが伝達される電気信号に影響を与える虞がある。
【０００７】
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、供給電源が電気信号に与える影響の抑制を可能とすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
本発明のある態様のユニット機器は、ユニット筐体の一面側に一面側コネクタが設けられるとともに前記一面と反対側の他面側に他面側コネクタが設けられ、複数の前記ユニット筐体を隣接して配置した配置状態で一方のユニット筐体の前記一面側コネクタが他方のユニット筐体の前記他面側コネクタに接続されるユニット機器であって、前記一面側コネクタは、電力供給用の一面側電源用コネクタと、前記一面側電源用コネクタと別体である電気信号伝達用の一面側信号用コネクタと、を含んで構成され、前記他面側コネクタは、前記一面側電源用コネクタと接続可能な他面側電源用コネクタと、前記他面側電源用コネクタと別体であって前記一面側信号用コネクタと接続可能な他面側信号用コネクタと、を含んで構成される。
【発明の効果】
【０００９】
この態様において、隣接して配置された一方のユニット筐体及び他方のユニット筐体間の電力供給路は、一方のユニット筐体の一面側に設けられた一面側電源用コネクタ及び他方のユニット筐体の他面側に設けられた他面側電源用コネクタで構成される。また、一方のユニット筐体及び他方のユニット筐体間の信号伝達路は、一方のユニット筐体の一面側に設けられた一面側信号用コネクタ及び他方のユニット筐体の他面側に設けられた他面側信号用コネクタで構成される。
【００１０】
これにより、電力供給路と信号伝達路とは、一面側電源用コネクタ及び他面側電源用コネクタで形成される接続経路と、一面側信号用コネクタ及び他面側信号用コネクタで形成される接続経路とに別々に分けられる。このため、ユニット機器は、一面側電源用コネクタ及び他面側電源用コネクタと、一面側信号用コネクタ及び他面側信号用コネクタと、を離して配置することで、電力供給路と信号伝達路とを離れた位置に形成することができる。
（【００１１】以降は省略されています）

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