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公開番号2025037481
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-18
出願番号2023144437
出願日2023-09-06
発明の名称端末装置、端末装置による方法、及びプログラム
出願人株式会社デンソー
代理人個人
主分類H04W 72/52 20230101AFI20250311BHJP(電気通信技術)
要約【課題】センシングソリューションを実現するために、多数の端末装置が、センシング用信号を送信することが予想されており、必要となるセンシング用信号の干渉を防止する端末装置、端末装置による方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】コアネットワークと通信する基地局装置と、端末装置との間で様々な無線通信が実行される通信・センシングシステムにおいて、端末装置10は、制御部110及び通信部120を含む。制御部110及び通信部120は、時間領域、周波数領域、及び符号領域のいずれかの組み合わせにおいて基地局装置から割り当てられたセンシングリソースを使用して、端末装置10間でセンシング信号を交換することによってセンシングを実行するように構成されている。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
端末装置(10)であって、前記端末装置は、制御部(110)及び通信部(120)を含み、
前記制御部及び前記通信部は、時間領域、周波数領域、及び符号領域のいずれかの組み合わせにおいて割り当てられたセンシングリソースを使用して、センシング信号を交換することによってセンシングを実行するように構成されている、
端末装置。
続きを表示(約 820 文字)【請求項2】
前記センシングリソースは、通信に使用される通信リソースから、時間領域、周波数領域、及び符号領域のいずれかの組み合わせにおいて分離されている、請求項1に記載の端末装置。
【請求項3】
前記センシングリソースと、前記通信リソースとの間のリソースを割り当てる比率は、所定の条件に応じて変化する、請求項2に記載の端末装置。
【請求項4】
前記制御部及び通信部は、前記通信リソースを使用して、センシング開始手順を実行するように更に構成されている、請求項2に記載の端末装置。
【請求項5】
前記制御部及び通信部は、前記センシングリソースを使用して、センシング開始手順を実行するように更に構成されている、請求項1に記載の端末装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記割り当てられたリソースごとに割り振られた識別子を使用して、前記割り当てられたリソースを特定するように更に構成されている、請求項1に記載の端末装置。
【請求項7】
前記識別子は、RNTIと関連付けられ、
前記制御部は、前記RNTIを使用して、前記識別子を特定するように更に構成されている、
請求項6に記載の端末装置。
【請求項8】
前記通信部は、基地局装置(20)から、前記識別子を受信するように更に構成されている、請求項6に記載の端末装置。
【請求項9】
前記通信部は、前記基地局装置に要求を送信し、前記要求に応答して、前記識別子を受信するように更に構成されている、請求項8に記載の端末装置。
【請求項10】
前記センシングリソースは、時間領域内で、前記センシング信号を送信するための区間と、前記センシング信号を受信するための区間とが割り当てられる、請求項1に記載の端末装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、端末装置、端末装置による方法、及びプログラムに関し、特に、センシング用信号の干渉を防止するための端末装置、端末装置による方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
第3世代パートナーシッププロジェクト(Third Generation Partnership Project、3GPP(登録商標))は、5G NR(Fifth Generation New Radio)と称される無線通信仕様を規定し、その無線仕様の技術開発が進展している。
【0003】
また、5G NRに続いて、第6世代の無線通信仕様である6Gシステムが検討され始めている。6Gシステムでは、センシングソリューションに関する技術仕様が検討されている。センシングソリューションは、ドップラー効果を利用して、放出した電波の周波数スペクトルの変化を分析することによって、検知対象を検知するものである。
【0004】
非特許文献1は、6Gシステムにおいて検討されているセンシングソリューションの概要を記載している。今後、センシングソリューションに関する技術仕様が検討及び規定されていくことが予想される。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0005】
de Lima, C., Belot, D., Berkvens, R., Bourdoux, A., Dardari, A., Guillaud, M., Isomursu, M., Lohan, E.-S., Miao, Y., Barreto, A. N., Aziz, M. R. K., Saloranta, J., Sanguanpuak, T., Sarieddeen, H., Seco-Granados, G., Suutala, J., Svensson, T., Valkama, M., Wymeersch, H., & van Liempd, B. (Eds.). (2020), ‘6G White Paper on Localization and Sensing’, [White paper]. (6G Research Visions, No. 12). University of Oulu., [online], 令和2年6月30日, [令和5年7月25日検索], インターネット<URL:http://urn.fi/urn:isbn:9789526226743>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
5G NRでは、様々な無線通信仕様が規定されている。特に、装置間での干渉を防止するために、通信用信号を送信するためのリソースを割り当てる仕様が規定されている。6Gシステムでも同様に、通信用信号を送信するためのリソースを割り当てる仕様が規定されることが予想される。
【0007】
上述したセンシングソリューションを実現するために、多数の端末装置が、センシング用信号を送信することが予想される。1つの端末装置によって送信されるセンシング用信号が、他の装置から送信された通信用信号及び/又は他の装置から送信されたセンシング用信号と干渉することを防止する必要がある。非特許文献1は、センシング用信号の干渉を防止する仕組みを記載していない。
【0008】
以上の事情に鑑み、本発明は、センシング用信号の干渉を防止する技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために、本発明における端末装置(10)は、制御部(110)及び通信部(120)を含み、制御部及び通信部は、時間領域、周波数領域、及び符号領域のいずれかの組み合わせにおいて割り当てられたセンシングリソースを使用して、センシング信号を交換することによってセンシングを実行するように構成されている。
【0010】
更に、本発明における端末装置(10)の方法は、時間領域、周波数領域、及び符号領域のいずれかの組み合わせにおいて割り当てられたセンシングリソースを使用して、センシング信号を交換することによってセンシングを実行することを含む。
(【0011】以降は省略されています)

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