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公開番号
2025035267
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023142198
出願日
2023-09-01
発明の名称
熱交換器
出願人
株式会社デンソー
代理人
弁理士法人かいせい特許事務所
主分類
F28F
9/02 20060101AFI20250306BHJP(熱交換一般)
要約
【課題】熱交換器の小型化を図る。
【解決手段】冷媒が流通する複数の冷媒通路2および冷却水が流通する複数の水通路3が交互に積層配置されており、冷媒と冷却水とを熱交換させる熱交換コア部1が形成される熱交換器において、冷媒通路への冷媒の分配、および冷媒通路から流出した冷媒の集合の少なくとも一方を行う冷媒タンク4と、水通路への冷却水の分配、および水通路から流出した冷却水の集合の少なくとも一方を行う水タンク5と、を備え、冷媒通路および水通路の積層方向から見たときに、水タンクと熱交換コア部の間に冷媒タンクが配置されており、冷媒タンクを形成する冷媒タンク形成部材40には、水タンクと水通路とを連通させる水連通部500が設けられている。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
第1流体が流通する複数の第1流体通路(2)および第2流体が流通する複数の第2流体通路(3)が交互に積層配置されており、前記第1流体と前記第2流体とを熱交換させる熱交換コア部(1)が形成される熱交換器であって、
前記第1流体通路への前記第1流体の分配、および前記第1流体通路から流出した前記第1流体の集合の少なくとも一方を行う第1タンク(4)と、
前記第2流体通路への前記第2流体の分配、および前記第2流体通路から流出した前記第2流体の集合の少なくとも一方を行う第2タンク(5)と、を備え、
前記第1流体通路および前記第2流体通路の積層方向から見たときに、前記第2タンクと前記熱交換コア部の間に前記第1タンクが配置されており、
前記第1タンクを形成する第1タンク形成部材(40)には、前記第2タンクと前記第2流体通路とを連通させる第2流体連通部(500)が設けられている熱交換器。
続きを表示(約 730 文字)
【請求項2】
前記第1タンク形成部材(40)は、複数の板状部材(41~45)を有し、
前記第1タンクは、前記複数の板状部材が積層配置されることによって形成されている請求項1に記載の熱交換器。
【請求項3】
前記第1タンク形成部材には、前記第1タンクと前記第1流体通路とを連通させる第1流体連通部(400)が形成されている請求項1または2に記載の熱交換器。
【請求項4】
前記第2タンクを形成する第2タンク形成部材(50)の一部は、前記第1タンクを補強する補強部(501)を構成している請求項1または2に記載の熱交換器。
【請求項5】
第1流体が流通する複数の第1流体通路(2)および第2流体が流通する複数の第2流体通路(3)が交互に積層配置されており、前記第1流体と前記第2流体とを熱交換させる熱交換コア部(2)が形成される熱交換器であって、
前記第1流体通路への前記第1流体の分配、および前記第1流体通路から流出した前記第1流体の集合の少なくとも一方を行う第1タンク(4)と、
前記第2流体通路への前記第2流体の分配、および前記第2流体通路から流出した前記第2流体の集合の少なくとも一方を行う第2タンク(5)と、を備え、
前記第1流体通路は、複数の列を形成するように積層配置されており、
前記第1タンクは、前記複数の列の端部に接続されるように複数設けられており、
前記第2タンクは、前記複数の第1タンク同士の間の空間によって形成されており、
前記第1タンクの外表面により、前記第2タンクの内壁面の少なくとも一部が形成されている熱交換器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、熱交換器に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、特許文献1には、第1流体と第2流体との間で熱交換を行う熱交換器が記載されている。特許文献1の熱交換器では、複数の略平板状の伝熱プレートが間隔をおいて積層された熱交換部が設けられている。熱交換部における伝熱プレートの積層方向の両端部には、一対のエンドプレートが設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-025764号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1の熱交換器では、矩形状のエンドプレートの4角に、第1流体用の集合・分配タンク、第2流体用の集合分配タンクが配置されている。このため、熱交換器において、第1流体用のタンク、第2流体用のタンクの並び方向の薄型化が困難となる可能性がある。
【0005】
本発明は、上記点に鑑みて、熱交換器の小型化を図ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の熱交換器は、第1流体が流通する複数の第1流体通路(2)および第2流体が流通する複数の第2流体通路(3)が交互に積層配置されており、第1流体と第2流体とを熱交換させる熱交換コア部(1)が形成される熱交換器において、
第1流体通路への第1流体の分配、および第1流体通路から流出した第1流体の集合の少なくとも一方を行う第1タンク(4)と、
第2流体通路への第2流体の分配、および第2流体通路から流出した第2流体の集合の少なくとも一方を行う第2タンク(5)と、を備え、
第1流体通路および第2流体通路の積層方向から見たときに、第2タンクと熱交換コア部の間に第1タンクが配置されており、
第1タンクを形成する第1タンク形成部材(40)には、第2タンクと第2流体通路とを連通させる第2流体連通部(500)が設けられている。
【0007】
これによれば、第1タンク(4)および第2タンク(5)を近接配置することができるので、熱交換器(100)の小型化を図ることが可能となる。
【0008】
また、請求項5に記載の熱交換器は、第1流体が流通する複数の第1流体通路(2)および第2流体が流通する複数の第2流体通路(3)が交互に積層配置されており、第1流体と第2流体とを熱交換させる熱交換コア部(2)が形成される熱交換器において、
第1流体通路への第1流体の分配、および第1流体通路から流出した第1流体の集合の少なくとも一方を行う第1タンク(4)と、
第2流体通路への第2流体の分配、および第2流体通路から流出した第2流体の集合の少なくとも一方を行う第2タンク(5)と、を備え、
第1流体通路は、複数の列を形成するように積層配置されており、
第1タンクは、複数の列の端部に接続されるように複数設けられており、
第2タンクは、複数の第1タンク同士の間の空間によって形成されており、
第1タンクの外表面により、第2タンクの内壁面の少なくとも一部が形成されている。
【0009】
これによれば、第1タンク(4)および第2タンク(5)を近接配置することができるので、熱交換器(100)の小型化を図ることが可能となる。
【0010】
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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